兵庫県
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文化・スポーツ
兵庫県は異なる歴史を持つ地域の寄せ集めであり、地域によって風俗や習慣に違いが見られる。県人会は県内の出身各地方で別々となっている(東京淡路会、大阪但馬人会、関東氷上・多紀郡郷友会など)[23]。
方言
方言の違いも多彩である。県南部では近畿方言(関西弁)が使われるが、県北部では中国方言である但馬弁が使われる。県南部の方言も、中国方言の影響を受けた播磨地域の播州弁、大阪弁の流れを汲む阪神地域の摂津弁、播州弁と摂津弁の中間的な方言で神戸市を中心に使われる神戸弁、京言葉の流れを汲む丹波弁、阿波弁などともつながりがある淡路島の淡路弁、と細かく分かれる。
食文化
伝統工芸
スポーツ
- 野球
また県内には高校野球の全国大会が行われる甲子園球場や兵庫県立明石公園第一野球場がある。
- サッカー
- ヴィッセル神戸(神戸市:Jリーグ)
- Cento Cuore HARIMA(加古川市:関西サッカーリーグ)
- 神戸フットボールクラブ(神戸市:同上)
- エストレラ姫路(姫路市)
- INAC神戸レオネッサ(神戸市:WEリーグ)
- ASハリマアルビオン(姫路市:なでしこリーグ)
- アルベロ神戸(神戸市:関西女子サッカーリーグ)
- バスケットボール
- ラグビー
- コベルコ神戸スティーラーズ(神戸市:JAPAN RUGBY LEAGUE ONE)
- JR西日本レイラーズ(神戸市:トップウェスト)
- 六甲ファイティングブル(関西クラブリーグ)
- アメリカンフットボール
- エレコム神戸ファイニーズ(神戸市:Xリーグ)
- アサヒ飲料チャレンジャーズ(尼崎市:同上)
- ゴールデンファイターズ(神戸市:X2リーグ)
- バレーボール
- その他
- デウソン神戸(神戸市:フットサルFリーグ)
- ノーリツ女子陸上競技部(神戸市)
- DRAGON GATE(神戸市)
- 宝塚サニー新体操クラブ(宝塚市)
- 過去に兵庫県を本拠地としていたスポーツクラブ
- オリックス・バファローズ(パシフィック・リーグ)-
- 神戸9クルーズ(神戸市:関西独立リーグ (初代))- 選手は兵庫ブルーサンダーズ(現・兵庫ブレイバーズ)に移籍し、リーグ参加権は横浜市のフォレストホームに譲渡され神戸サンズとなった。
- 以下の2球団は活動休止の状態で、リーグ自体が解散した。
- 明石レッドソルジャーズ(明石市:同上)
- 神戸サンズ(神戸市・淡路島:同上)
- 姫路GoToWORLD(姫路市:BASEBALL FIRST LEAGUE(現・関西独立リーグ))- 正式には活動休止中の扱い。
- 山陽クラウンズ(姫路市:プロ野球)- 山陽電気鉄道が母体のプロ野球チームで、史上唯一の一軍を持たない独立した二軍球団だった。
- ワールドファイティングブル(神戸市:ラグビートップリーグ)- 2009年に休部した後、六甲シャークスが選手を受け入れて六甲ファイティングブルとして活動を再開するがトップウェスト残留は許可されなかった。
- TASAKIペルーレFC(神戸市:女子サッカー)- 神戸FCの女子部門が母体で、後に田崎真珠へ経営が移管され日本女子サッカーリーグに参加。2008年(平成20年)、田崎真珠の経営悪化によりリーグからの脱退と選手の移籍をもって解散した。
- 兵庫インパルス(芦屋市:男子バスケットボール)- 西宮ストークスの下部チームとして活動していたが、2020年10月をもって解散。
- オレンジアタッカーズ(神戸市:女子バレーボール)- 久光製薬鳥栖スプリングスと統合され、久光製薬スプリングスとなった。
- 日光・神戸アイスバックス(神戸市:アイスホッケー)- 栃木県日光市とともに、2005年度より神戸市をサブホームタウンとしていたが、運営会社の交代で2007年(平成19年)に神戸から撤退し、日光アイスバックスに戻る。しかし神戸での開催は継続されている。
- パナソニックエナジー洲本サッカー部(洲本市:関西サッカーリーグ)- 2013年解散
注釈
- ^ a b c 和歌山・香川・徳島の3県とは海上を隔てて隣接。
- ^ ただし、現在は全く演奏されておらず県では2014年までこの県民歌を制定した事実そのものを否定していた[1]。2006年以降は非公式楽曲として主に『ふるさと兵庫』が演奏されている。
- ^ ただし、美作国に該当する地域は吉野郡(美作国・岡山県)から佐用郡(播磨国・兵庫県)への転属という形を取っており、以降は播磨国に含むとする見解もある。
- ^ ユーゴスラビアは「7つの国境(隣国、不安)、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの連邦国家(1人のチトー)」と形容された。これになぞらえた形で、兵庫県を「7つの県境、6つの方言、5つの旧国、4つの新幹線駅、3つの空港、2つの海を持つ、1つの県」と説明する[3]。
- ^ 空港敷地の大半が兵庫県伊丹市に属している。
- ^ 大阪空港駅の一部が伊丹市にかかる。
- ^ 元は女子大学。男女共学化を機に神戸親和女子大学から改称。
- ^ TXN系列のない府県でも番組販売により放送されている『開運!なんでも鑑定団』『ポケットモンスター』『妖怪ウォッチ』など。
出典
- ^ 金旻革 (2015年1月1日). “布く新憲法 ゆくては明かるし…幻の兵庫県民歌”. 神戸新聞. オリジナルの2016年3月9日時点におけるアーカイブ。 2015年1月9日閲覧。
- ^ “日本の縮図・兵庫県で公衆衛生医師に! 行政での勤務経験や専門分野を問わず、活躍の場が用意されていますm3.com 病院クチコミナビ”. career.m3.com. 2024年4月13日閲覧。
- ^ a b “兵庫ってヒョーゴスラビア連邦 SNS投稿に反響”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). (2018年8月25日) 2018年10月13日閲覧。
- ^ “兵庫は五国(令和3年6月)”. 知事のページ. 兵庫県 (2021年6月28日). 2021年9月26日閲覧。
- ^ “神戸新聞NEXT|総合|ヒョーゴスラビアが現実に?「兵庫五国連邦」が誕生” (Japanese). www.kobe-np.co.jp. 2019年6月20日閲覧。
- ^ a b c d e f 兵庫県/年表 明治1
- ^ 兵庫県/年表 明治2
- ^ a b “神戸開港150年のあゆみ(神戸港関連歴史略年表)” (PDF). 神戸開港150年記念事業実行委員会 (2017年). 2023年10月4日閲覧。
- ^ “ひょうごのため池”. 2014年3月17日閲覧。
- ^ “兵庫県の農業用ため池数は?”. 2014年3月17日閲覧。
- ^ “神戸新聞NEXT|総合|「ため池王国」兵庫県で“水増し” 調べたら1万カ所ありませんでした” (Japanese). www.kobe-np.co.jp. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “ため池:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2019年10月31日閲覧。
- ^ “わたしたちの市・町”. 兵庫県 (2019年6月24日). 2020年4月11日閲覧。
- ^ 県民局・県民センター情報 - 兵庫県(2014年5月15日閲覧) ※自治体の記述序列は当該サイトに準拠。
- ^ 推計人口 - 兵庫県
- ^ 金子, 哲「東播磨における文観の活動――空白の11年間を中心とする石塔造立・耕地開発――」『鎌倉遺文研究』第44号、吉川弘文館、2019年10月、1–27頁。
- ^ 神戸で山津波、阪神国道にまた濁流『大阪毎日新聞』昭和10年8月30日夕刊(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p210-211 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 六大府県で味噌、醤油の割当配当『朝日新聞』昭和17年1月8日夕刊(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p124)
- ^ 七三六ミリバールの猛台風、西日本を直撃『毎日新聞』昭和20年9月18日大阪版(『昭和ニュース事典第8巻 昭和17年/昭和20年』本編p225)
- ^ 「ひょうごe-県民制度」いよいよ平成31年1月から登録開始企画県民部地域創生局地域創生課(2018年12月27日)2019年9月8日閲覧。
- ^ “県の行革で補助金打ち切り、都内のアンテナショップが閉店”. 読売新聞 (2022年3月23日). 2022年3月23日閲覧。
- ^ “U5Hとは?”. 兵庫五国連邦(U5H). 2020年7月29日閲覧。
- ^ 『県別日本人気質』河出書房新社、1983年刊。
- ^ 兵庫県/景観ガイドライン(2015年5月30日閲覧)
固有名詞の分類
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