偕楽園 姉妹公園

偕楽園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 22:04 UTC 版)

姉妹公園

シャバラム地域公園にある姉妹公園締結記念碑

1992年アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ローランドハイツ英語版市のシャバラム地域公園 (Peter F. Schabarum Regional Park) と姉妹公園になった[21]。シャバラム地域公園には250本の梅の木と115本の桜の木が植えられており[51]、桜祭りなどのイベントも行われている[52]

事件

2018年12月から2019年1月中旬にかけて、銅製の橋の銘板10枚や「偕楽橋」の擬宝珠3点が盗まれ、2019年1月26日から27日の間には、案内表示板をはじめ園内の計13カ所の設備が壊されていたことが分かった。被害が確認されたのは好文亭などがある「本園」の南側に広がる「拡張部」である。被害があったのは、駐車場や千波湖などの位置を示すアルミ製の案内表示板4点、「丸山橋」と「花追橋」に取り付けられた照明を内蔵した「擬宝珠」と呼ばれる装飾6点、園内の注意事項などを記した木製の掲示板3点などだった。茨城県警察本部水戸警察署窃盗事件として調べている[53]

脚注

関連項目

外部リンク


注釈

  1. ^ 現在、偕楽園と川を挟んで相対する水戸市白雲岡の地に徳川斉昭は最初に園を造ろうとしたが、狭かったため梅園の代わりに数百本の桜樹を植え、休息所としてもうひとつ一遊亭を建てた。この故事は水戸市の地名「桜山」の由来となり、2014年時点で一遊亭跡が残っている。

出典

  1. ^ Kairakuen Garden Mito City Travel Guide/Mito Scenic Spot Overview(水戸市英文観光サイト)2020年1月27日閲覧
  2. ^ a b c 偕楽園(2020年10月閲覧)
  3. ^ a b 観光いばらき(2020年1月27日閲覧)
  4. ^ 茨城県総務部、2003年(平成16年)度分資料(2014年3月閲覧)
  5. ^ 外国人にわかりやすい地図表現検討会 (2016年1月6日公表) (PDF). 地名の英語表記及び外国人にわかりやすい地図記号について. 国土地理院. p. 17. https://www.gsi.go.jp/common/000111876.pdf#page=17 
  6. ^ a b 史跡名勝天然記念物常磐公園
  7. ^ 文化庁報道資料 2015年4月24日「日本遺産(Japan Heritage)」の認定結果及びロゴマークの発表”. 2016年1月22日閲覧。
  8. ^ 文化庁ホームページ/日本遺産/近世日本の教育遺産 ―学ぶ心・礼節の本源―”. 2016年1月23日閲覧。
  9. ^ 梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園”. 観光いばらき. 2020年4月8日閲覧。
  10. ^ 偕楽園記[リンク切れ](2014年3月閲覧)
  11. ^ 武士以外の者の入園について、初め神官修験僧侶など宗教関係者に限られていたが、次第に庶民一般にも及んだ。また、他国の者の入園は許可されていなかった。偕楽園[リンク切れ](2014年3月閲覧)。
  12. ^ 水戸・偕楽園、県外観光客のみ有料化へ 16日から実証実験スタート”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2019年2月12日). 2019年2月12日閲覧。
  13. ^ 「偕楽園、11月から有料化 県議会で条例可決 1.3億円の増収見込む」産経新聞ニュース(2019年6月25日)2019年7月3日閲覧。
  14. ^ a b 偕楽園 県外客有料化始まる「園の整備進むならいい」「県内外線引き モヤモヤ」東京新聞Web(2019年11月2日)2020年1月27日閲覧。
  15. ^ 2016年6月9日閲覧
  16. ^ 2016年6月9日閲覧
  17. ^ 2016年6月9日閲覧
  18. ^ 2016年6月9日閲覧
  19. ^ “偕楽園で初夏恒例「梅の実落とし」…コロナで一般販売は中止”. 讀賣新聞オンライン. (2020年6月11日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20200611-OYT1T50199/ 2020年6月11日閲覧。 
  20. ^ 茨城県県営都市公園一覧
  21. ^ a b 歴史とあらまし”. 茨城県営都市公園オフィシャルウェブサイト 梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園. 茨城県土木部都市局公園街路課 (2009年). 2010年1月31日閲覧。
  22. ^ 都市公園の区域の変更(昭和63年3月24日 茨城県公告) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第7640号: p.12-14, (1988年3月24日) 
  23. ^ 「平成31年度偕楽園・歴史館エリア観光魅力向上計画策定業務」に関するプロポーザル審査結果及び契約締結について 茨城県(2019年7月3日閲覧)。
  24. ^ a b c 本園”. 茨城県営都市公園オフィシャルウェブサイト 梅の芳香と歴史の景勝地 偕楽園. 茨城県土木部都市局公園街路課 (2009年). 2010年1月31日閲覧。
  25. ^ a b c 偕楽園の歩き方”. 水戸・千波湖ホームページ. 水戸市公園緑地課千波湖管理室. 2014年3月27日閲覧。
  26. ^ “偕楽園 梅まつりで臨時駅開設”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年2月23日). オリジナルの2013年2月24日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2013-0224-1021-35/www3.nhk.or.jp/news/html/20130223/t10015729531000.html 2013年2月24日閲覧。 
  27. ^ 【くらし物語】エレベーター 日本の技の今昔/速さだけじゃない 宇宙へも参ります『日本経済新聞』朝刊2018年3月17日(NIKKEIプラス1)。
  28. ^ a b c d “水戸・好文亭のふすま絵 文化財修復、市民が参加”. 茨城新聞. (2017年10月10日). http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15073770607854 2017年10月10日閲覧。 
  29. ^ 茨城県『史跡名勝常磐公園内好文亭及び庭園復元工事報告書』茨城県、1961年、1-8頁。 
  30. ^ 「藝文風土記 身近な名園を楽しむ 水戸・偕楽園の魅力を探る」『常陽藝文』NO.82、財団法人常陽藝文センター、1990年12月。 
  31. ^ 『近世日本の学問・教育と水戸藩3 ―世界遺産暫定一覧表記載資産候補「近世の教育資産」に係る平成23年度調査・研究報告書―』水戸市教育委員会 2012年1月
  32. ^ 『榎戸庄衛石版画集(解説)』茨城新聞社、1971年、16頁。 
  33. ^ 但野正弘『史跡めぐり 水戸八景碑』錦正社、1997年、9頁。 
  34. ^ 『水戸高等学校史』水戸高等学校同窓会、1982年、171-172頁。 
  35. ^ 『時乾坤に移ろひて水戸高等学校・写真集』水戸高等学校同窓会、1989年、122頁。 
  36. ^ 『時乾坤に移ろひて水戸高等学校・写真集』水戸高等学校同窓会、1989年、8頁。 
  37. ^ 『笠原水道 第6次・10次・11次発掘調査報告書』水戸市教育委員会、2010年、3頁。 
  38. ^ 市川正巳 編『博学紀行 茨城県』福武書店、1984年、99頁。 
  39. ^ 網代茂 編『水府異聞』新いばらきタイムス社、1989年、170頁。 
  40. ^ 関孤円『弘道館と偕楽園』茨城県観光協会、1962年。 
  41. ^ 水戸観光同好会『史蹟と名所 偕楽園公園』1951年、17頁。 
  42. ^ 松崎 睦生『偕楽園歳時記』暁印書館、1978年、62頁。 
  43. ^ a b c 関 孤圓『水戸の心』川又書店刊、1969年、179-192頁。 
  44. ^ 松崎 睦生『偕楽園歳時記』株式会社暁印書館、1978年、219頁。 
  45. ^ ひたち巨樹の会『茨城の巨樹』筑波書林、1991年、46頁。 
  46. ^ 茨城県『偕楽園の現況調査報告書』1979年、223-225頁。 
  47. ^ 永井博「偕楽園の領域 -徳川斉昭の「庭園構想」-」『茨城県立歴史館報』第41巻、茨城県立歴史館、2014年3月、61-72頁、NAID 40020022497 
  48. ^ 弘道館と偕楽園. 茨城県観光協会. (1962). p. 122 
  49. ^ 偕楽園公園ガイド”. 水戸市みとの魅力発信課. 2015年11月15日閲覧。
  50. ^ 弘道館と偕楽園. 茨城県観光協会. (1962). p. 123 
  51. ^ 大山真理 (2008年5月2日). “乗馬レッスンや無料コンサートが楽しめるロサンゼルスの公園”. 海外旅行情報 エイビーロード. 2014年2月24日閲覧。
  52. ^ Events”. Schabarum Regional Park Support Foundation. 2014年2月24日閲覧。
  53. ^ 水戸・偕楽園で13カ所の設備壊される 梅まつり前に”. 産経ニュース. 産経新聞社 (2019年2月7日). 2019年2月7日閲覧。






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