仮面ライダー トラベラーズ戦記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 07:07 UTC 版)
ジャンル | トラベルアドベンチャー |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | セブンスコード |
発売元 | バンダイナムコゲームス(バンダイレーベル) |
人数 | 1人 |
メディア | 3DS専用カード |
発売日 | 2013年11月28日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | 立体視表示非対応 |
概要
特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」を原作としたアクションアドベンチャーゲーム。ADVではあるが、RPGのようなエンカウント式の戦闘モードが存在するのが特徴。『仮面ライダーW』から発売当時に放送されている『仮面ライダー鎧武/ガイム』までのキャラクターが登場し、プレイヤーは『W』〜『ウィザード』の劇中に登場した場所を移動しながらストーリーを進めていく。
開発は「テイルズ オブ シリーズ」の携帯機向けタイトルなどを手掛けるセブンスコードで、本作品の戦闘モードも『テイルズ オブ』と同様のシステムを採用している。
「『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』『仮面ライダー バトライド・ウォー』に続く第三の平成ライダーゲームシリーズ」と銘打たれるも、公式サイトの更新停止、後述する探索システムの欠点など未完成な面が目立ち、3DSソフトでありながら本編が3D非対応仕様であるのも当然の如く不評で、本作1タイトルのみ発売という不遇の結果に終わる。
ゲームシステム
戦闘
- ライダータイム
- プレイヤーの操作するライダーが攻撃等のアクションをすることで溜まっていくライダーゲージがMAXになることで使用出来る鎧武の全開、及び他仮面ライダーの最強フォーム形態。時間経過と共に減少するライダーゲージが0になり解除されるまでの間、飛躍的に全能力が上がり、超必殺技を撃てる。
探索
- ライダーアクション
- 「仮面ライダーの任意の能力でエリアのギミックを解き、道を切り開く」のだが、作中ではシナリオイベントで登場するのみで散策中にプレイヤーが任意で行う場面はない。
- ウィザードリング
- ゲーム本編を進めるか、本編の合間やキャンペーン特典パスワードなどで開放されるクエストをクリアすることでTVに登場したウィザードリングを入手し、棚に並べて閲覧出来る。
- しかし、例え全パスワードを集め、ゲームを遊び尽くしたとしても棚を埋めることは出来ず、空きが残ってしまう。
あらすじ
ビートライダーズ(ストリートダンサー)の葛葉 紘汰はビルの屋上から遠く離れた街が謎の光に包まれるのを目撃し、単身調査に向かう。同時刻、魔法使いの操真 晴人は絶望から生まれた怪人「ファントム」を撃破し、被害者の心の世界・アンダーワールドから帰還したが被害者と同行していた奈良 瞬平の姿がないことに気づいた矢先、謎の使い魔に襲撃されて魔法の指輪をほとんど奪われてしまった。そしてかつて倒したはずの宿敵、フェニックスの襲撃を受けるが駆けつけた紘汰の加勢で退ける。その後、街で瞬平と合流するが話の食い違いとデジャヴを思わせる出来事で自分たちが過去の世界に迷い込んだことに気づく。
同じころ、風都の大学で行われる宇宙開発講義に参加するために風都に訪れていた如月 弦太朗、歌星賢吾、城島ユウキの3人は風都タワーの見学中、遠く離れている筈の新・天ノ川学園高校が街中に突然出現するのを目撃した。現場に向かうも空間を隔つ壁に阻まれて進入できずに途方に暮れたところ、フィリップが現れ、左 翔太郎が既に学園内にいることと街に怪人が現れたことを知らされる。内部の異変は翔太郎に任せ、弦太郎らは刑事の照井 竜と共に怪人の対処に向かう。
学園内に閉じ込められた翔太郎は宇宙仮面ライダー部の面々と、偶然レポート提出に学園へ訪れていた朔田 流星と合流し、外への通信手段を模索するが、倒したはずの超進化生命体「ゾディアーツ」に襲撃される。
各地で事態が広がるその陰で、夢見町では最凶の王が目覚めようとしていた・・・。
- 1 仮面ライダー トラベラーズ戦記とは
- 2 仮面ライダー トラベラーズ戦記の概要
- 3 キャラクター
- 4 舞台
- 5 脚注
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