交響詩篇エウレカセブン 社会的評価

交響詩篇エウレカセブン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 14:20 UTC 版)

社会的評価

放送当時の視聴率は苦戦していたが、熱心なファンを獲得した[10]。主人公レントンの成長物語[11]、「泣けるアニメ」[12]などとしても評価されている。

国外で人気のある日本アニメ作品の1つ。アメリカフランスでは、第3期エンディング曲を担当したことからHALCALIの名前が浸透し、CDデビューした[13]

受賞歴
セレモニー 対象
2005年 第20回デジタルコンテンツグランプリ  優秀賞 交響詩篇エウレカセブン
第10回アニメーション神戸賞 個人賞 吉田健一[注 28]
2006年 第5回東京国際アニメフェア テレビ部門優秀作品賞
脚本賞
キャラクターデザイン賞
交響詩篇エウレカセブン
佐藤大
吉田健一
Anime Expo 2006 SPJA Award 最優秀テレビ長編賞
最優秀女性キャラクター賞
Eureka seveN
エウレカ

劇場版

テレビシリーズ放送終了後、「交響詩篇エウレカセブン」シリーズの展開は長編の劇場版アニメ制作・上映を中心としている。

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

2009年4月25日より公開。「別宇宙」を舞台に、もうひとりのレントンとエウレカの物語を描く。制作はボンズから制作委託されたアニメーションスタジオ・キネマシトラスが、配給は東京テアトルが担当。一部でTVシリーズの既存カットを使っている。

ハイエボリューション3部作

「ハイエボリューション(Hi-Evolution)」と銘打たれた3部作が2017年より年1作ペースで随時公開中。スタッフは概ね各作で共通。配給は前作『ポケットが虹でいっぱい』の東京テアトルから、ショウゲートに変更された。

名称の由来

本節の出典は特筆のない限り、Psalm of Planets Eureka seveN DICTIONARY[14]による。

登場人物
(→「登場人物」へ戻る)
メカニック用語
(→「メカニック」へ戻る)
その他の用語
  • サマー・オブ・ラブ:1967年アメリカの音楽ムーブメント、サマー・オブ・ラブ
  • セブンスウェル:波のうねりを意味する英語"swell"
  • ハッシェンダ、FAC51:イギリスにあったクラブの名称、ハシエンダと経営元のファクトリー・レコードにおける同クラブのカタログ番号、FAC51
  • トレゾア:ドイツのハードテクノレーベルおよびクラブの名称、トレゾア。また、物語中で同所員が被るヘルメットのマークは同レーベルマークと同じ

注釈

  1. ^ 公式資料などでは不詳とされる。劇中に登場する住民票では16歳と記載。マシューの見立てによると、15、16歳。オリジナルシナリオ・51話『ニュー・オーダー』では14歳。小説版は世界観設定の関係上おおよその年齢が明示されている。
  2. ^ 劇中に「王の金枝」というアイテムは登場しない。兄のデューイは劇中で「この星で与えられる王冠は生贄の王だ」「ホランドは母を殺してこの世に生を受けた。父はそれを証と取ったようだ」と語っている。
  3. ^ 次回予告のナレーションも担当。
  4. ^ 小説版では中盤で艦を降りてしまう。
  5. ^ 「ケンゴー」は、エンディングのクレジット表記。BONESの公式サイトでは「ケンゴウ」、エンディング・アニメーションなどのラテン文字表記は「KEN-GOH」。
  6. ^ 小説版では訛りはない。原作同様レントンへの対抗意識を持ち、意図的に悪態をつく描写が所々でされている。
  7. ^ 期限欄には「2005年06月08日まで有効」とあり、放送日時点では既に期限が切れている。
  8. ^ 小説版ではムーンドギーやギジェットもカイルと同じ目的で参加し、ゲッコーステイトにはリフボーダーとして所属している。ただしアニメ同様にそれ以外の仕事もこなしている。
  9. ^ 小説版では1歳前後の孤児としてメーテルのみ登場。レントンとエウレカの絆を深める重要な存在となる。
  10. ^ デューイの当該役職への就任時期については、劇中で明確な描写がないため不明。
  11. ^ デューイからは陰で「アレ」と呼ばれている。
  12. ^ 小説版では ぬいぐるみ、『ANEMONE』ではアネモネが幼い頃から大好きな架空の創作キャラという設定になっている。
  13. ^ Hiroshi Watanabe a.k.a.Quadraによる本作品用書き下ろし曲。
  14. ^ 雑誌掲載時にはアネモネに投与されていたものに類似した薬物を自ら投与する描写があったが、単行本収録の際にカットされている。
  15. ^ ミドルネームのBはブランドン。
  16. ^ メーテルはこの病院で生まれており、母親が亡くなった後にエウレカが連れ出した。
  17. ^ 漫画版では最終決戦時にドミニクが搭乗。
  18. ^ 開発中止の理由は、高コスト化とこれ以上の機体性能の進化が望めないと判断されたため。
  19. ^ エウレカセブン NEW VISION』の機体解説では、「ホランド以外に乗りこなせる者がいないという悲運な機体」と解説されている。
  20. ^ 書籍『ワールドガイドエウレカセブン TR:1NEW WAVE THE MAGAZINE OF GAME ray=out』参照。
  21. ^ チャールズ曰く、スペック的にはニルヴァーシュを圧倒している。
  22. ^ アウトドア用品メーカー、パタゴニア2004年モデル衣類製品におけるカラーラインナップ中の一色。2002年モデルのカラーに黄緑色のゲッコーグリーンがある。
  23. ^ この時、コンパク・ドライヴの色が通常の緑から赤へと変色する。
  24. ^ 「情報量子学」は劇中に登場する架空の科学分野。
  25. ^ a b 「BONES」は本作品の制作会社、ボンズの原作者名義での表記。
  26. ^ 第50話スタッフロールのみ「総作画監督」としてクレジット。
  27. ^ a b 本作の製作委員会「Project EUREKA」参加企業は、株式会社バンダイバンダイビジュアル株式会社、BANDAI ENTERTAINMENT INC.(バンダイエンターテインメント)、株式会社ボンズ、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ。この他、テレビアニメの製作には毎日放送が加わる。協賛企業「EUREKA Partners」は、株式会社角川書店、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社アニプレックス、株式会社バンダイチャンネル、株式会社USEN
  28. ^ 本作の実績を主な授賞理由として、アニメーター吉田に対して贈られた。
  29. ^ 名前を年長順に並べると、モーリス・メーテルリンクになるが、劇中では彼らを年長順に呼ぶことは控えられている。
  30. ^ 限定版の方が、先に発売された。
  31. ^ 1日目はテレビ東京製作アニメ作品の関連イベント。本作を含む毎日放送製作作品のイベントは2日目のプログラム。
  32. ^ Bivattcheeは不参加。

出典

  1. ^ 『ワールドガイドエウレカセブン TR:1NEW WAVE THE MAGAZINE OF GAME ray=out』、株式会社メディアワークス、2006年1月30日、3ページより。
  2. ^ 第50話、21分25秒頃に、住民票の登録年月日として記載されている場面がある(母親のブラウ・サーストンの死亡日付と同じ)。
  3. ^ a b アニメ本編34話での会話。
  4. ^ アニメ本編33話での会話。
  5. ^ 『交響詩篇エウレカセブン・コンプリートベスト』より。
  6. ^ バンダイビジュアル公式サイト 「トラパーって何?」
  7. ^ a b 『交響詩篇エウレカセブン・コンプリートベスト』付属ブックレット。岡崎の表題はビートルズの同名曲から。
  8. ^ a b Psalm of Planets Eureka seveN DICTIONARY”. トルネードベース. 2010年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年6月27日閲覧。
  9. ^ 放送情報”. エウレカセブンAO公式サイト. Project EUREKA AO. 2011年12月23日閲覧。
  10. ^ “エウレカセブン」でわかった番宣の新しいカタチ”. (2016年3月14日). https://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0511/22/news051.html 
  11. ^ “【アニメ漫画キャラの魅力】ヘタレな少年から大きく成長!「レントン・サーストン」の魅力『交響詩篇エウレカセブン』”. http://news.mynavi.jp/news/2016/01/22/453/ 2016年3月21日閲覧。 
  12. ^ . https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/20482+2016年3月21日閲覧。 
  13. ^ “ハルカリ仏デビュー!パリ、カンヌでライブも”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2008年1月6日). オリジナルの2008年1月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080117010519/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080106-OHT1T00086.htm 2009年12月12日閲覧。 
  14. ^ Psalm of Planets Eureka seveN DICTIONARY
  15. ^ コンプリートベスト付録の用語辞典より。
  16. ^ CDアルバム『交響詩篇エウレカセブン オリジナルサウンドトラック2』付属冊子(ライナーノート)中のインタビュー記事「a dialogue with Mr.Sato 佐藤直紀(音楽) x 佐藤大(シリーズ構成)」。
  17. ^ 交響詩篇エウレカセブン (5)”. ウェブカドカワ. 2007年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月30日閲覧。
  18. ^ CR交響詩篇エウレカセブン公式サイト※音量注意






固有名詞の分類

2005年のテレビアニメ 機動新撰組 萌えよ剣  Capeta  交響詩篇エウレカセブン  まじめにふまじめ かいけつゾロリ  シュガシュガルーン
アニメ作品 こ 昆虫物語 みなしごハッチ  KO世紀ビースト三獣士  交響詩篇エウレカセブン  コボちゃん  ことなかれヒーロー じんじゃーまん
毎日放送のテレビアニメ まんが日本昔ばなし  サクラ大戦TV  交響詩篇エウレカセブン  花の係長  とんでぶーりん
日本の漫画作品一覧 CLOVER  HoneyBlue  交響詩篇エウレカセブン  GO!GO!HEAVEN!  ロックマンX
プレイステーション・ポータブル用ソフト 桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻!  ポポロクロイス物語  交響詩篇エウレカセブン  麻雀大会  THE テーブルゲーム
漫画作品 こ 巷説百物語  こんぺいとうダーリン♪  交響詩篇エウレカセブン  GO!GO!HEAVEN!  コボちゃん
角川スニーカー文庫 暴れん坊プリンセス  シュピーゲル・シリーズ  交響詩篇エウレカセブン  マキゾエホリック  サイバーナイト
バンダイのゲームソフト 宇宙刑事魂  ガンダム ザ・スリーディーバトル  交響詩篇エウレカセブン  たまごっちのキラキラおみせっち  ガンダムバトルロワイヤル

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「交響詩篇エウレカセブン」の関連用語

交響詩篇エウレカセブンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



交響詩篇エウレカセブンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの交響詩篇エウレカセブン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS