亡念のザムド
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スタッフ
- 原作:BONES
- 監督補佐:徳土大介
- 監督:宮地昌幸
- メインライター:清水恵、野村祐一
- アニメーションディレクター:奥村正志
- キャラクターデザイン、総作画監督:倉島亜由美
- ザムド・メカニックデザイン、総作画監督:橋本誠一
- メカニックデザイン:山根公利
- ヒトガタデザイン:水畑健二
- プロップデザイン:赤石沢貴士
- 美術監督:青井孝
- 美術設定:吉崎正樹、高橋麗子
- 色彩設計:梅崎ひろこ
- 撮影監督:宮原洋平、福士享
- 編集:坂本久美子
- 音響監督:高寺たけし
- 音楽:大島ミチル
- 音楽プロデューサー:木村唯人、外村敬一
- プロデューサー:渡辺マコト、河越美帆、大山良
- アソシエイトプロデューサー:金森孝宏、淀明子
- アニメーション制作:ボンズ
- 製作:ソニー・コンピュータエンタテインメント、アニプレックス、ボンズ
主題歌
- オープニングテーマ『SHUT UP AND EXPLODE』※1
- 歌:BOOM BOOM SATELLITES
- 作詞:Michiyuki Kawashima
- 作曲:Masayuki Nakano
- テレビ放送用新規オープニングテーマ『BACK ON MY FEET』※2
- 歌:BOOM BOOM SATELLITES
- エンディングテーマ『VACANCY』※3
- 歌:Kylee
- 作詞:Kylee
- 作曲・編曲:Nature Living
- テレビ放送用新規エンディングテーマ『Just Breathe』※4
- 歌:Kylee
- 作詞:Kylee
- 作曲・編曲:masasucks
- テレビ放送用新規エンディングテーマ2『Over U』※5
- 歌:Kylee
- 作詞:Kylee
- 作曲・編曲:masasucks
テレビ放送時は、回によって使用されるオープニング・エンディングが異なっている(各話リスト参照)。 前後期ともOPロールはヒトガタに気付いたザンバニ号の面々が逃げ出すという内容。 また前期EDロールにて物語の終盤部分の展開が既に幾つか示されているのが特徴[注 34]。逆に後期EDロールでは物語に入る以前の場面が流れる。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | 放送用OP | 放送用ED |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ザムド陽炎に現る | 宮地昌幸 清水恵 |
宮地昌幸 | 倉島亜由美、橋本誠一 | 2009年4月11日 | ※2 | ※3 | |
2 | 尖端島 思考停止 | 宮地昌幸 | 三宅和男 | 2009年4月18日 | OPなし | ※4 | ||
3 | 偽装 国際郵便船 | 清水恵 | 池添隆博 | 永作友克、水畑健二 | 2009年4月25日 | ※1 | ||
4 | この世に響く 耳鳴りの数々 | 徳土大介 村田尚樹 |
前田清明、倉島亜由美 | 2009年5月2日 | ※2 | ※3 | ||
5 | 調停する者 しない者 | 徳土大介 | 関口亮輔、永作友克 金田尚美 |
2009年5月9日 | ※1 | ※4 | ||
6 | ハルと極東自治区 | 野村祐一 | 大橋誉志光 | 原口浩 | 塚本知代美、阿部慎吾 | 2009年5月16日 | ※2 | ※4 |
7 | 屹立 背負うは命か猫股か | 清水恵 | 寺東克己 | 宮原秀二 | 真庭秀明、岡山聡 | 2009年5月23日 | ※3 | |
8 | 詰腹峠のヒトガタ狩り | 村田和也 | 安藤正臣 | 室井康雄、水畑健二 | 2009年5月30日 | ※1 | ※4 | |
9 | 水もしたたる角股雷魚 | 野村祐一 | 原口浩 | 綿田慎也 | 関口亮輔、原田峰文 倉島亜由美、橋本誠一 数井浩子 |
2009年6月6日 | ||
10 | 過去 重い斬る | 清水恵 | 大橋誉志光 | 篠崎康行 | 芳賀亮 | 2009年6月13日 | ※2 | ※3 |
11 | 襲撃 ザンバニ号 | 野村祐一 | 横沢啓 | 野村和也 | 板津匡覧、押山清高 | 2009年6月20日 | ※1 | ※4 |
12 | 暗闇で咲く花 | 清水恵 | 博多正寿 | 立仙裕俊 | 倉島亜由美、大貫健一 | 2009年6月27日 | ※2 | |
13 | タダ 裸足デ走ルシカナイ | 野村祐一 | 寺岡巌 | 宮繁之 | 真庭秀明 | 2009年7月4日 | ※3 | |
14 | 蒼スギル空 | 大橋誉志光 | 矢吹勉 | 塚本知代美、阿部慎吾 | 2009年7月11日 | ※1 | ※4 | |
15 | まま 眠れる魂 | 清水恵 | 寺東克己 | 安藤正臣 | 水畑健二 | 2009年7月18日 | ※2 | ※5 |
16 | 途上の季節が炎え墜ちる | 成田歳法 | 中村圭三 | 大城勝 | 2009年7月25日 | |||
17 | 子羊とオボロ月 | 野村祐一 | 博多正寿 | 中川聡 | 橋本誠一、李政權 | 2009年8月1日 | ||
18 | そこから何が見えるか | 宮繁之 | 篠崎康行 | 倉島亜由美、秋田英人 金栄範 |
2009年8月8日 | |||
19 | 偶発 ロマンス開花 | 宮地昌幸 宮下新平 |
徳土大介 | 関口亮輔、倉島亜由美 | 2009年8月15日 | ※1 | ||
20 | 涙咲く 散る会うと | 清水恵 | 野村和也 | 野村和也、金田尚美 橋本誠一、倉島亜由美 |
2009年8月22日 | |||
21 | 禁猟区潜入 『泣いたら負けだ』 フサはずっとそう思っていた |
野村祐一 | 寺東克己 | 安藤正臣 | 大城勝 | 2009年8月29日 | ※2 | ※3 |
22 | 凍二郎とリュウゾウ | 大野木寛 | 宮繁之 | 倉島亜由美、永作友克 池添隆博、小田多恵子 千葉茂 |
2009年9月5日 | ※4 | ||
23 | 誕生 ヒルケン皇帝 | 矢吹勉 | 小澤円、廣田俊輔 橋本誠一、小原渉平 |
2009年9月12日 | ※1 | |||
24 | 亡き魂の邂逅 | 野村祐一 | 寺東克己 | 篠崎康行 | 田村篤、水畑健二 | 2009年9月19日 | ※2 | ※3 |
25 | ナキアミとサンノオバ | 野村和也 | 徳土大介 | 奥村正志、関口亮輔 橋本誠一 |
2009年9月26日 | ※4 | ||
26 | 大きな石と少女 | 徳土大介 | 野村和也 宮地昌幸 |
倉島亜由美(キャラ作画) 橋本誠一(メカ作画) |
2009年10月3日 | OPなし | EDなし |
注釈
- ^ 実際には皇帝の取り巻きである官僚集団が特権階級として実権を握り国家の方針を決定している。
- ^ 規模の大きいグループホームに相当する。
- ^ 第2話でのキセル爺の台詞より。
- ^ 人が死ぬと埋葬してそこに目印となる墓石を置かないというだけで墓を作ることを禁じているわけではない。現に龍宮にはジバシリたちの墓が並んでおり、根っ子が同じ信仰が尖端島でも信じられているが慰霊碑や墓はある。
- ^ 第3話でのアキユキとユンボの会話から。
- ^ 幼少期に戻り迷子になっていたアキユキにナキアミが「ここで待て」と指示した場所。
- ^ 一般的な円錐形のチョココロネと異なり細長い筒状。
- ^ 前期OP冒頭で手紙を投げているのはショートカットで軍服姿のハル。それを最後にアキユキが受け取る。逆に後期OP、EDが使われ始めた15話では既に髪型が変わっていたが、いずれにおいても髪を切る前の姿。また後期OPでは墜落したASPスーツから軍服姿で投げ出されるがアキユキザムドに受け止められたときはなぜか学校の制服姿になっている。
- ^ このときブロイから「アンタ処女でしょ」などと言われているが、フルイチの自宅を訪問したシーンの後に「なにもなかった」ことを示す確認。
- ^ アキユキとの身長差は12cmと発言している。
- ^ 2段の腕前。
- ^ フルイチの場合、心理学における転位(陰性転位)が強く、自分が相手に向けている感情を相手が自分に向けている感情と思い違いしている。後にフルイチはハルから軽蔑されたと感じていたと発言する。
- ^ 第1話のシーンではバスからはかなり離れていたフルイチが右腿を負傷し押さえている。また、詰原峠でヒトガタと交戦後も右腿を押さえていた。
- ^ このときナキアミから「あまりにも憎しみの念が強いせいで石化しなかったのか」と呆れられる。
- ^ 事故により失われた右足の機能。大好きな母親。そして母親からの愛情(姉のお下がりばかり着せられていたミドリにとって自分だけの新しい靴)を象徴するもの。
- ^ 第1話では通学バスのハルの隣の座席で居眠りしている。
- ^ ヒトガタはザムドに惹かれる性質を持つ。フルイチがザムド化していることを示している。
- ^ 恐らくは作画ミスだがリュウゾウに蜜柑を投げたときは袋の口から見えるほど沢山入っており、それから僅か数分後のフサのシーンではなぜか空になっている。
- ^ 前期OPでアキユキがなぜか手にしているもの。他の人々との交流がなければ手に入る筈がないもので、ズイゾが街に住む人々と交流を持っていることの証と思われる。
- ^ 受取人が戦渦で亡くなっていたり届け先が既に無いもの。死者の魂が集う胎動窟に向け発信した。その想いはクジレイカや生き残った両軍の兵士たちにも届いた。
- ^ 面隠しのアキユキも上手く発語できず「つまかて」と言っている。
- ^ 自分がタマヨビの力を持たないせいで、タマヨビの少女たちに嫉妬と憎悪を抱き犠牲を強いている。
- ^ 須磨子の再婚相手である義理の父親との間で相当の確執があったようで憎まれていたとされる。このトラウマに踏み込んだ為、アザミは殺された。
- ^ 垣巣自身は第4話で着任するまで尖端島に足を踏み入れたことはない。
- ^ 第2話で「大尉」と呼んでおり、中佐に昇進する以前から知っている。
- ^ 序盤から登場回数が多く、後半かなり活躍する重要キャラクターだがなぜか本名がクレジットされなかった。ASP隊長にしても同様。
- ^ 南政府の公式発表の時点で死傷者数2886名。死者は軍関係者958名、民間人398名。
- ^ 空を覆うほど巨大化したヒルケンザムドがサンノオバのヒルコと接触すれば、世界中に真正ヒルコが撒き散らされ、その結果、地上に生きる人々のほとんどがザムドと化し、大半が受け入れられずに石化してしまう。ナキアミはそうした「この世の終わり」を恐れていた。
- ^ シロザらはサンノオバが胎動窟を目指す目的が大巡礼の儀式の為と誤解している。ナズナら真正ヒルコを託された子供たちだけが真意を知る。
- ^ 初登場時は単に「白髪の青年」とだけクレジットされた。
- ^ むしろザムドになれる人間の方が例外的とさえ言えるほどに少ない。ナズナの起こした爆破テロでは巻き込まれたほとんどの人が即座に石化している。
- ^ 第22話の台詞。
- ^ 第2話でのナキアミの台詞より。
- ^ テシクの郷を目指すナキアミ、レジスタンスに身を投じる雷魚、薔薇園を任されるブロイ、発進する艦隊に背を向ける垣巣、面隠しとなるアキユキ(アキユキだけ背中向き)、最後にナキアミが龍宮で大母のヒルコを胸に目を閉じるといった具合。
出典
- ^ “ボンズの新作アニメ「亡念のザムド」キャラクター画や場面写真一挙公開”. GIGAZINE. 株式会社OSA (2008年8月6日). 2022年10月6日閲覧。
- ^ “鹿の王:劇場版アニメが2022年2月4日公開 新予告で人類と謎の病の壮大な戦い”. MANTANWEB. 株式会社MANTAN (2021年12月6日). 2022年10月6日閲覧。
- ^ 伊藤真広 (2009年7月1日). “Kalafinaの新曲はアニソンじゃない!”. アスキー. 角川アスキー総合研究所. 2022年10月6日閲覧。
- ^ a b “「亡念のザムド」など、スタートしたPSN動画配信を検証する”. AV Watch. インプレス (2008年9月24日). 2022年10月6日閲覧。
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