亀山市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 04:12 UTC 版)
交通
鉄道
1890年の関西鉄道開通以来、名阪間の関西本線や紀伊半島に至る紀勢本線などの幹線が次々と開業・延伸し、現在に至っている。しかし、東海道本線の代替路線の役割を担った関西本線は東海道新幹線の開業に伴い、また、紀伊半島東岸への玄関口の役割を担った紀勢本線亀山~津間は国鉄伊勢線(現・伊勢鉄道線)の開通に伴いローカル輸送中心にシフトしたため、かつてのような隆盛は無い。2006年3月のダイヤ改正で急行「かすが」が廃止されて以降は、市内の路線を通る優等列車は無くなり、全て普通列車か快速列車となった。 東京・大阪間を結ぶ、超電導リニアによる中央新幹線のルートになるのではとの考えから、官・民組織である「リニア中央新幹線・JR複線電化推進亀山市民会議」を中心として積極的な駅誘致活動を行っている。また、平成8年からリニア中央新幹線亀山駅整備基金として毎年一定額の積み立てを行っている。
市の中心となる駅:亀山駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
路線バス
高速バス
長距離夜行
近距離
- 名古屋上野高速バス:名古屋・伊賀上野(三重交通)
- 京都 - 四日市・津・伊勢線: 京都(三重交通、近鉄バス)
一般路線バス
三重交通の路線バスならびに亀山市コミュニティバスが運行されている。最も運行本数の多い路線でも、1時間あたり1本程度の運行である。
かつては西日本ジェイアールバスが亀山駅から滋賀県水口町(現在の甲賀市)まで、三重交通が亀山駅から四日市市まで運行するなど、近隣市町と結ぶ比較的長距離の路線も多かったが、現在では、市内の路線のほか、隣接する鈴鹿市や津市などとの間に近距離の路線が残るのみである。
中心的ターミナルは亀山駅にある亀山駅前停留所である。
- 三重交通
- コミュニティバス
- さわやか号
- 野登ルート
- 白川ルート
- 西部ルート
- 東部ルート
- 南部ルート
- 加太福祉バス
- 関南部スクールバス活用バス
道路
1952年の国道1号指定以来、1965年の名阪国道全通、1970年の東名阪自動車道部分開通、1975年の伊勢自動車道部分開通など、主要な幹線道路が徐々に整備されてきた。また1988年には名阪国道が西名阪自動車道・近畿自動車道を介して名神高速道路と、1993年には東名阪自動車道が名古屋ICにて東名高速道路とそれぞれ接続され、亀山市は大都市間を結ぶ大動脈の中に位置づけられた。さらに2008年2月23日には新名神高速道路も開通し、東名阪自動車道の亀山JCTと名神高速道路の草津JCTとが直結した[4]。これにより本市と滋賀県および京都府を結ぶ高速道路のルートもできた。これらの交通の便を活かし、工業団地の開発などを積極的に行っている。
高速自動車国道
一般国道
広域農道
- フラワーロード
主要地方道
- ^ “亀山 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年10月6日閲覧。
- ^ 加藤新市(2015年1月9日). “亀山市:合併10年 11日に記念式典−−市文化会館”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ 『2007年4月15日12時19分ごろの三重県中部の地震について』(プレスリリース)気象庁、2007年4月15日 。2020年3月15日閲覧。
- ^ “新名神の草津田上IC~亀山JCTが開通した日 “第二の大動脈”誕生 -2008.2.23”. 乗りものニュース 2022年11月3日閲覧。
- ^ 三重県地位向上委員会 編 編『三重のおきて ミエを楽しむための48のおきて』アース・スター エンターテイメント、2015年1月25日、69頁。ISBN 978-4-8030-0657-5。
- ^ “名誉市民 | 亀山市”. www.city.kameyama.mie.jp. 2021年4月22日閲覧。
- ^ “新亀山市の名誉市民|亀山の名誉市民|亀山こども歴史館”. kameyamarekihaku.jp. 2021年4月22日閲覧。
- ^ "HTMLファイル - 神戸大学 電子図書館システム --一次情報表示--"(2013年8月30日閲覧。)
固有名詞の分類
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