中央競馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/11 08:17 UTC 版)
障害競走のグレード制
現在地方競馬に障害競走は存在しないため、日本では中央競馬のみで行われている。
1999年に平地競走の重賞競走と同様、障害競走の重賞にもグレード制が導入。中山グランドジャンプと中山大障害はJ・GIに格付けされており、中山競馬場の名物と言われる年に2回しか使用されない大障害コースを使う。馬も騎手もこの春のグランドジャンプと暮れの大障害のタイトルを目指す。
JRAで発売している勝馬投票券
JRAで発売している勝馬投票券は、単勝式(通称:単勝)・複勝式(複勝)・枠番連勝複式(枠連)・馬番連勝複式(馬連)・馬番連勝単式(馬単)・拡大馬番号連勝複式(ワイド)・馬番号三連勝複式(三連複)・馬番号三連勝単式(三連単)の8種類である。
また、このほかにインターネット投票限定で5重勝単勝式(愛称WIN5)を発売している。詳細は同項目を参照。
○…発売 ▲…限定発売 ×…発売なし
単 勝 |
複 勝 |
枠 番 連 複 |
枠 番 連 単 |
馬 番 連 複 |
馬 番 連 単 |
ワ イ ド |
三 連 複 |
三 連 単 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
中央競馬における3連単の発売は、2008年7月19日から全レース発売されている[注 35]。2008年7月13日までは最終競走から数えて4競走前までの競走(12競走の場合、第9 - 12競走の4競走)に限られていた。また、2006年10月から同じ馬の単勝と複勝を同じ金額で一括購入できる「応援馬券」が発売されている。
通常は開催日の前日に出馬投票を行い馬番を抽選で決定し、開催当日にすべての競走の発売を開始する[注 36]。GI級の場合は前々日に出馬投票 - 馬番決定を行い、それ以後発売を開始する。
投票カード
投票カード(もしくはマークカード)とは、勝馬投票券を購入する際に使用されるマークシートのカードである。ごく僅かな口頭窓口(口頭によって勝馬投票券が購入できる窓口)以外の窓口で勝馬投票券の購入の際に記入する(口頭窓口でも投票カードでの購入は可能)。現在、投票カードは4種類あり緑色の基本投票カード・ライトカード・赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしである。いずれも両面印刷であるが赤色のボックス&フォーメーション・青色の連複&連単ながしのタイプは1枚で片面の利用により、どちらか一方しか利用できない。
数年に一度、デザインが変更される(近年は勝馬投票券の種類の増加に対応するための変更が多い)。昔の投票カードは自動発売機で対応の問題もあり、ある期間は利用可能であるが、余りに古い投票カードは対応できなくなる。
詳細はこちらも参照。
緑色の基本投票カード
緑色の基本カードは全種類の馬券に対応。両面を利用することで、1枚で1競走に1種類8点または2種類4点ずつ(馬単に限りウラを利用することで購入可能点数が増える)まで購入が可能。
- 競走の行われる競馬場をマーク。
- 中山・東京・京都・阪神・福島・新潟・中京・小倉・札幌・函館の10場の下にある○から1つだけ選ぶ。
- 例えば京都のレースを投票したいなら京都の下の枠を潰す。
- 中山・東京・京都・阪神・福島・新潟・中京・小倉・札幌・函館の10場の下にある○から1つだけ選ぶ。
- 競走番号をマーク。
- 1 - 12の上から1つだけ塗り潰して選ぶ。
- 第11競走を投票したいなら11の下の枠を潰す。
- 1 - 12の上から1つだけ塗り潰して選ぶ。
- 馬券の種類をマーク。
- 単勝、複勝、単(勝)+複(勝)(応援馬券)、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の9つの下にある○から1つだけ選ぶ。
- 枠番号(枠連のみ)または馬番号(その他7賭式)をマーク。
- 購入金額をマーク。
- 30,20,10,5,4,3,2,1と万円・千円・百円の組み合わせ。4800円分を購入する場合は、30・10・5・3・百円にマークすることになる。
- 前日発売の競走(重賞など)では、カード左上の「前日発売」をマーク。
- 馬単のみ裏(1着・2着の逆順の組み合わせ)も購入できる。
- 馬単のみ・ウラの○枠を塗り潰すと馬券で「⇔」と「各」が登場。「8-18」をウラにマークをして購入すると8-18と18-8の2つの組み合わせを購入でき、さらに「各」は100円だったら200円となる。
- 単+複(応援馬券)は単勝と複勝を同時に購入することになるため、マークカードに記入した金額が100円だったら購入金額は倍の200円となる。なお、この馬券に関しては好きな「馬」を応援していただくという意味をこめて馬番号および馬名の上部に「がんばれ!」(例:「がんばれ!キタサンブラック」)と言う文字が印字される。
ライトカード
緑色の基本投票カードをベースに、よりシンプルなデザインになっているマークカード。2009年4月25日にウインズ米子で試験導入されたのち、同年5月23日から全国の競馬場およびウインズで導入された。緑色の基本カード同様、全種類の馬券に対応しており両面を利用することで1枚で1競走に1種類5点まで購入が可能であるが、
- 表裏を利用して2つの式別を購入することは出来ない
- 応援馬券(単+複のセット馬券)を購入することは出来ない
- 馬単の表裏セットを購入することは出来ない
ことが基本カードとの違いである。
- 競走の行われる競馬場をマーク。
- 競走番号をマーク。
- 1 - 12の数字の下側のマーク欄(以下同じ)を1つだけ塗り潰して選ぶ。
- 馬券の種類をマーク。
- 枠番号(枠連のみ)または馬番号(その他7賭式)をマーク。
- 購入金額をマーク。
赤色のボックスタイプ
赤色のボックス&フォーメーションタイプは、単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。片面を利用して、1枚で1競走のボックス買いまたはフォーメーション買いのみ可能。なお、ボックス買いでは枠連のゾロ目は含まれず購入もできない。
- 競走の行われる競馬場をマーク。
- 競走番号をマーク
- 馬券の種類をマーク。
- 馬番号または枠番号をマーク。
- 番号は何点選んでも良い。
- 購入金額をマーク。
赤色のフォーメーションタイプ
- 競走の行われる競馬場をマーク。
- 競走番号をマーク。
- 馬券の種類をマーク。
- 馬番号または枠番号をマーク。
- 購入金額をマーク。
青色の流しタイプ
青色の連複&連単流しタイプは単勝、複勝を除く6種類の馬券に対応している。両面とも流し買いのために利用されるが片面は枠連、馬連、ワイド、3連複に対応した連複流し。もう一面が馬単と3連単に対応した連単流し用であり、1枚ではどちらか片面のみが利用可能。3連複と3連単は1頭流し、2頭流しともに対応している。
- 競走の行われる競馬場をマーク。
- 競走番号をマーク。
- 馬券の種類をマーク。
- 「軸」と「相手」の馬番号または枠番号をマーク(「軸」は上表で/「相手」は下表で記入)。
- 購入金額をマーク。
本馬場入場曲・発走ファンファーレ(発走合図)
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年8月) |
本馬場入場曲
中央競馬では、以前から出走馬が本馬場入場する際に著名作曲家が作った入場テーマソングを演奏(テープ)している。最初に本馬場入場曲として使用されたのは、服部逸郎(レイモンド服部)作曲の行進曲「かもめ」で、国営競馬時代の1952年9月に東京競馬場で初めて流され、1953年4月からは中山競馬場や札幌競馬場、函館競馬場でも使用される様になり、その後数年間使用されたという[注 37]。服部の曲は、他にも1987年まで阪神競馬場の本馬場入場曲として、行進曲「若駒」が使用されていた[注 38]。
また、1969年に東京で開催された「アジア競馬会議」のテーマ曲であった渡辺岳夫作曲の「サラブレッド・マーチ」が、重賞競走用本馬場入場曲として使われる事となり、中央競馬の全競馬場で使用された。
1987年、同年に中央競馬会の略称がNCKからJRAに変更されたのを契機に、12月より4大場で、翌1988年6月には残る6場での、各競走の本馬場入場曲とファンファーレを一新する事となった。関東はすぎやまこういち、関西、北海道は鷺巣詩郎が作曲したが、「サラブレッド・マーチ」のみ関西の特別競走用に残される事になり、鷺巣によってアレンジされたものが使用された。
2008年には再び曲が変更される事になり、一般競走、特別競走、新馬戦は2008年から、重賞競走は2010年から現在の楽曲が用いられていた。作曲は、一般競走と特別競走、新馬戦は椎名邦仁が、重賞競走は岩代太郎が担当。一般競走、特別競走、GI競走を除く重賞競走の楽曲は東日本、西日本、第3場の3種類ずつ。GI競走は東日本、西日本の2種類、新馬戦は全競馬場共通で1種類が存在した[50]。
その後、2012年以降、再び2009年までの曲がGI競走などで再使用される機会も多く、特にGI競走について八大競走と宝塚記念、チャンピオンズカップは「グレード・エクウス・マーチ」(東日本)「ザ・チャンピオン」(西日本)、それ以外のGI競走(J・GI含む)は「Glory」(東日本)「Victory Road」(西日本)と事実上使い分けられている[51]。中には数週間に渡って全ての競走で過去の馬場入場曲を使用する開催もある[52]。競走馬の引退式の際の本馬場入場の際にも、これらの楽曲が用いられることが多い。
また、一部競走では通常の本馬場入場曲と違う曲を使用している。
東日本大震災の影響にて2年ぶりの開催となった2012年の七夕賞は、福島県の復興を願い地元福島県出身猪苗代湖ズの「I love you & I need you ふくしま」が使用された。
2014年はスプリングステークスで『みんなのKEIBA』主題曲の「Now1」が、花のみち特別で宝塚歌劇団の「すみれの花咲く頃」が使用された。2019年は皐月賞で「Theme of SUPER KEIBA,from '95 to '07(『スーパー競馬』本馬場入場曲、『涙を馬のたてがみに〜寺山修司・競走馬の詩』メインテーマ)」が使用された[52]。
その他の例として、カウントダウンステークス、ファイナルステークスで「ファイナルカウントダウン」(前者:2000年 後者:2001年 - )、中山大障害で「Jump」(1999 - 2002年)「スカイ・ハイ」(2004年の第126・127回)、バレンタインステークスで「バレンタイン・キッス」(2017年 - 2018年・2024年)「チョコレイト・ディスコ」(2019年)、府中ステークスで「府中市の歌」、フリーウェイステークスで「中央フリーウェイ」、フォーチュンカップで「恋するフォーチュンクッキー」、京阪杯で「A Promising Moment」[注 39]、クリスマス開催ではクリスマス関連の楽曲、樅の木賞及びクリスマスカップで「ラスト・クリスマス」(前者:2013年 - 2016年 後者:2017年)などの使用実績がある。また、中山競馬場では一時期騎手などのリクエストで本馬場入場曲を決めていた時期があった[要出典]。
- 新馬戦
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- 一般競走
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- 特別競走
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- GII・GIII競走
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- GI級競走
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発走ファンファーレ
発走ファンファーレは、以前は各競馬場毎に異なる曲を使用しており、統一性が無かったが、本馬場入場曲同様、1987年より曲が一新された。ファンファーレはグレード毎に設定され、2022年現在もそのまま使用されている。
演奏については、通常は事前録音されたテープを流すが、GI競走については、一部競走を除いて楽団(主に陸上自衛隊、海上自衛隊音楽隊、地元の交響楽団、地元の大学の吹奏楽部、NHKマイルカップに限りNHK交響楽団)による生演奏が行われている(ローカル開催(特に夏季)での重賞でも地元の音楽隊・交響楽団による生演奏が行われる場合もある)。
ただし、競馬ブームが頂点に達した1990年代前半から、GI競走を中心に観客がその曲に合わせるかの様に手拍子を打つようになり、特に観客から近いスタンド前に発走地点のある競走(例:東京芝2,400m、京都芝2,000m)などで競走馬に悪影響を与えるケースが発生した。これは、馬群がゴール前に到達するタイミングに併せて、場内放送やテレビ中継の実況のテレビカメラ映像に映り込ませることを目的に、紙吹雪・クラッカー・紙テープやゴミなど[注 44]を投げ散らすもので、万一の事故を考えれば競走の公正確保にも関わる重大な問題[注 45]であり、JRAは平時より幾度となく「それらの行為は絶対におやめ下さい」とファンに繰り返し告知しているが、改善は遅々として進まず、JRAは現在も苦慮し続けている。
基本的には、観客のモラルと行動の節度に訴える他ないものであるが限界があり、後に追加された障害競走のファンファーレについては、作曲の際に「手拍子を打ちにくいこと」が主要コンセプトの1つになったほどである。平地競走のファンファーレについても、手拍子の問題を理由として何度か変更の話題が上がっている。
特殊なケースとして中京競馬場で開催される名鉄杯がある。これについては特別戦であるにもかかわらず賞を提供している名古屋鉄道の看板車輛の1つである名鉄パノラマカーのミュージックホーンの音色をアレンジした独自のファンファーレが用意され、また名鉄所属のブラスバンドが生演奏でファンファーレを行っている。
この他、2004年のJRAゴールデンジュビリーキャンペーンの「名馬メモリアル競走」にも特別にファンファーレが用意された[注 46]。
詳細は「ファンファーレ (競馬)」を参照。
2016年現在、ファンファーレは以下21曲が使用されている。
- 東京・中山用、京都・阪神用、札幌・函館用、福島・新潟用、中京・小倉用として各3曲(一般競走用、特別競走用、GI以外の重賞競走用)ずつ
- 東日本GI競走用、西日本GI競走用[注 47]
- 障害GI競走用[注 48]、GI以外の障害競走用(全競馬場共通)
- 専用ファンファーレ
ファンファーレの作曲者
- 東京・中山用、東日本GI用:すぎやまこういち
- 京都・阪神用、西日本GI用(宝塚記念を除く):宮川泰
- 福島・新潟用:服部克久
- 中京・小倉用:川口真
- 札幌・函館用:鷺巣詩郎
- 障害競走用:三枝成彰
- 宝塚記念:早川太海(一般公募作品最優秀賞)
- 名鉄杯:作曲者不明[注 49]
過去に使用されたファンファーレ
- 現在のファンファーレに変更される以前
- 東京・中山・新潟 一般・特別競走、阪神 一般競走、中京 全競走 - アメリカ軍の信号ラッパ曲 "Drill Call"。なお、東京は他の競馬場とは曲調が違う。
- 東京 重賞[注 50]競走、中山 GI競走、福島・函館 重賞競走 - アメリカ軍の信号ラッパ曲 "Fire Call"。2013年の復刻ダービースタリオンズステークス、2018年の七夕賞(山崎千裕の生演奏)でも使用された。なお、東京は他の競馬場とは曲調が違う。
- 中山 重賞競走、阪神 特別・重賞[注 50]競走、福島・札幌・函館 一般・特別競走 - アメリカ軍の信号ラッパ曲 "Issue"("Provision Call")
- 新潟・札幌 重賞競走
- 京都 全競走 - 曲名「衛兵の交代」(『カルメン 第2組曲』より)
- 専用ファンファーレ
- 名馬メモリアル競走(2004年)
- 上半期 フランツ・フォン・スッペ(喜歌劇『軽騎兵』序曲) - 高崎競馬場(廃止)の重賞競走ファンファーレとして使用されていた。また冒頭の部分は、1987年まで、京都競馬場の全競走において出走馬が馬場に入場する際のファンファーレとして使用されていた。
- 下半期 ジョルジュ・ビゼー(「衛兵の交代」(『カルメン 第2組曲』より)) - 過去に名古屋競馬場の一般競走ファンファーレとして使用されていた(現在は別のファンファーレが用いられている)。
- スプリングステークス(中山、2010年) - 作曲は林田健司。社杯であるフジテレビの『うまプロ!』とのコラボレーションにより、演奏された。2010年1回限りの使用である。
- マイルチャンピオンシップ南部杯(東京、2011年) - この年の南部杯は東京競馬場で行われたが、ファンファーレは盛岡競馬場で使用されている曲を使用した。
- 宝塚市制60周年記念(阪神、2014年) - 手塚治虫原作『鉄腕アトム』の主題歌「鉄腕アトム」をアレンジしたファンファーレ。
- 北辰特別、大倉山特別(札幌、2014年) - 「札幌オリンピック・ファンファーレ」をアレンジしたファンファーレ。
- 花のみちステークス(阪神、2014年 - 2015年) - 2014年に「宝塚歌劇100周年記念 花のみち特別」として施行。2015年から「花のみちステークス」として施行され、いずれもオリジナルファンファーレが演奏された。宝塚歌劇団の「すみれの花咲く頃」をアレンジしたファンファーレが演奏された。2016年からは通常の特別競走のファンファーレに戻っている。
- リボン賞(阪神、2015年) - 以前から実施されていた競走で、2015年は兵庫県宝塚市出身の手塚治虫原作『リボンの騎士』の主題歌「リボンの騎士」をアレンジしたファンファーレが演奏された。2016年からは通常の特別競走のファンファーレに戻っている。
CD
中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」
本節ではすぎやまプロデュースによりポリグラム株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。
- 企画・監修:すぎやまこういち
- 演奏:津堅直弘ブラス・アンサンブル(全トラック)
- 収録日:1998年2月15日
- 発売日:1998年4月1日
- 定価:2500円(税抜2381円)
- 規格品番:POCX-1095
- オリコン最高位50位
中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」 | ||||
---|---|---|---|---|
# | 種別 | 競馬場 | 作曲 | 競走・曲名 |
1 | ファンファーレ (全曲楽譜付) |
東京・中山 | すぎやまこういち | G1競走 |
2 | 重賞競走 | |||
3 | 特別競走 | |||
4 | 一般競走 | |||
5 | 西日本[注 51] | 宮川泰 | G1競走 | |
6 | 京都・阪神 | 重賞競走 | ||
7 | 特別競走 | |||
8 | 一般競走 | |||
9 | 中京・小倉 | 川口真 | 重賞競走 | |
10 | 特別競走 | |||
11 | 一般競走 | |||
12 | 福島・新潟 | 服部克久 | 重賞競走 | |
13 | 特別競走 | |||
14 | 一般競走 | |||
15 | 札幌・函館 | 鷺巣詩郎 | 重賞競走 | |
16 | 特別競走 | |||
17 | 一般競走 | |||
18 | マーチ | 東京・中山 | すぎやまこういち | グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March) |
19 | クロマティック・マーチ(Chromatic March) | |||
20 | パドック・マーチ(Paddock March) | |||
21 | 白馬のギャロップ(White Horse Gallop) | |||
22 | キング・オブ・ターフ(King Of Turf) |
なお、2001年9月27日に「KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 - 」として、宝塚記念と障害競走のファンファーレを追加したCDが発売された[注 52]。曲目は以下のとおり。
KING OF TURF - 中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤 - | ||||
---|---|---|---|---|
# | 種別 | 競馬場 | 作曲 | 競走・曲名 |
1 | ファンファーレ (全曲楽譜付) |
東日本[注 53] | すぎやまこういち | G1競走 |
2 | 東京・中山 | 重賞競走 | ||
3 | 特別競走 | |||
4 | 一般競走 | |||
5 | 西日本 | 宮川泰 | G1競走 | |
6 | 京都・阪神 | 重賞競走 | ||
7 | 特別競走 | |||
8 | 一般競走 | |||
9 | 阪神[注 54] | 早川太海[注 55] | 宝塚記念 | |
10 | 中京・小倉 | 川口真 | 重賞競走 | |
11 | 特別競走 | |||
12 | 一般競走 | |||
13 | 福島・新潟 | 服部克久 | 重賞競走 | |
14 | 特別競走 | |||
15 | 一般競走 | |||
16 | 札幌・函館 | 鷺巣詩郎 | 重賞競走 | |
17 | 特別競走 | |||
18 | 一般競走 | |||
19 | 中山 | 三枝成彰 | J・GI競走(障害競走) | |
20 | 全場[注 56] | 重賞競走・一般競走(障害競走) | ||
21 | マーチ | 東京・中山 | すぎやまこういち | グレード・エクウス・マーチ(Grade Eques March) |
22 | クロマティック・マーチ(Chromatic March) | |||
23 | パドック・マーチ(Paddock March) | |||
24 | 白馬のギャロップ(White Horse Gallop) | |||
25 | キング・オブ・ターフ(King Of Turf) |
Road to Glory 〜 岩代太郎 本馬場入場曲(JRA GI・GII・GIII) 〜
本節では岩代プロデュースによりエイベックス・グループ・ホールディングス株式会社から発売・販売されているCDについて記述する。
Road to Glory 〜 岩代太郎 本馬場入場曲(JRA GI・GII・GIII) 〜 | ||||
---|---|---|---|---|
# | 競走 | 曲名 | ||
1 | 関東主場GI競走 | Glory | ||
2 | 関西主場GI競走 | Victory Road | ||
3 | 関東主場重賞競走 | A Winner | ||
4 | 関西主場重賞競走 | Get A Chance | ||
5 | 従場重賞競走 | To The Top |
- ^ 2006年に競馬法施行規則が改正され、2007年からは1開催における開催日数は8日間を基本としながら最大12日までとなる。ただし、1年間に開催できる日数は原則288日(36開催×8日)に制限されているためある競馬の開催日数を増やすと別の競馬の開催日数を減らすことになる。 2006年までは「1競馬場の1開催8日間」固定であったが、上記の施行規則改正に伴い、2007年は第1回中山競馬・第1回京都競馬が7日、第4回東京競馬・第4回京都競馬が9日で開催されている。他に馬インフルエンザの影響で第2回札幌競馬、第3回新潟競馬、第3回小倉競馬が6日開催となったため第3回福島競馬、第3回中京競馬を10日、第5回東京競馬、第5回京都競馬を9日開催した。従来の施行規則ではこのような対応はできなかった。この施工規定改正前は基本的には、4大主場は年間5開催、その他は年間3開催だったが、規定改正後の現在は中京4開催、札幌・函館・小倉2開催となっている。 2008年は第1回中京競馬、第3回福島競馬を10日、第1回福島競馬、第3回中京競馬を6日開催としている。 2009年は函館競馬場の馬場・施設改修に伴う1年間の開催休止のため平年の第1・2回函館開催と第2回札幌開催の計24日分を他の第3場開催に振り返る処置を取っており、第1・2回中京(1・3月)をそれぞれ6日間=第1回の開催は平年9月の第2回札幌2日分と平年の3月の中京開催から移動した4日分を割り当てた。札幌開催は函館代替16日間と平年の第1回札幌8日間を含めた24日分をまとめて、それぞれ12日間ずつの第1・2回札幌として6 - 9月に開催。9月の第2回札幌残りの6日間は第4回新潟として開催。
- ^ 過去、日曜日に該当した2003年、2008年、2014年は中央競馬の開催を行っていたが、2017年からは曜日に関係なく中央競馬の開催を行う(月曜日となった場合を除く)。
- ^ 2009年、2015年。
- ^ 新潟競馬場の開催が増えるのは札幌競馬場で第2回開催終了後にスタンド改築を含む改修工事を行うため。
- ^ 2004年以後、ハッピーマンデーを利用した9月の敬老の日(年度により10月の体育の日も)のある週を3日間連続開催とする処置をとっており、3場開催である場合、土曜日に関東主場と第3場、日曜日に関東・関西の両主場、月曜日(ハッピーマンデーの祝日)に関西主場と第3場の日程で開催するようになった。上記の詳述のとおり、2012年から第3場を中心とした日程見直しのため、9月のハッピーマンデー時の分割がなくなり、関東・関西両主場での3日間連続開催となった。
- ^ 東京優駿開催日の東京競馬は2001年までは10競走、2002年から2005年までは11競走であった。2006年以降の競馬番組では東京優駿開催日は12競走を編成している。また、有馬記念開催日の中山競馬は2007年までは10競走、2008年から2016年までは11競走であったが、2017年以降は12競走を編成する。
- ^ 11月から1月は日没が早いので若干繰り上がる。
- ^ 北海道2場はここの扱い。
- ^ 1999年は小倉競馬場の改修工事による振替開催により、東日本→西日本→小倉の順。
- ^ ジャパンカップ・有馬記念(2022年まで)の週は日没時間の関係により従来どおりで、東日本(GI開催場)→西日本の順。札幌記念の開催日は、同競走が夏季開催(7 - 9月)に行われる重賞の中で最も格が高いため、GIに準じるものとして、小倉→新潟→札幌の順で発走する。
- ^ 年によっては10月初旬まで。
- ^ 2023年までは1月中旬からであった。年によっては2月から。
- ^ 年によっては11月上旬まで。
- ^ 当初の予定では、翌週に速歩競走廃止記念の特別競走が2レース予定されていたが、中京競馬場の騒乱発生により開催が中止された為、実施されなかった。
- ^ この時に導入されたグレード制はJRAが独自に格付けを行ったもので、ヨーロッパやアメリカの格付け(国際グレード)との互換性はなかった。
- ^ 2007年11月17・18日に福島競馬場で第3回開催の第9・10日、23日に東京・京都両競馬場で第5回開催の第9日、24・25日に中京競馬場で第3回開催の第9・10日が開催されることになった。これに伴い、当初24日(土曜日)に予定されていた京阪杯(京都第11競走)は開催日が1日繰り上がって23日(金曜日・勤労感謝の日)に行われることになった。また23日に競馬が開催されることから、同日に後楽園・新橋・梅田・難波の各ウインズで予定されていたジャパンカップ(25日・東京)の金曜発売は行われないこととなった。ちなみに福島は札幌土・日曜分、東京は新潟日曜分、京都は小倉日曜分、中京は新潟・小倉土曜分のそれぞれ振り替え開催だった。
- ^ 馬券に関してはウインズなどの場外発売は行わず、インターネット投票と電話のみで発売されている[19]。なお、同年7月以降順次一部のウインズなどで場外発売・払い戻しなどを制限付きであるが再開している[20]。
- ^ 首都圏のウインズ等の場外発売所における勝ち馬投票券の発売も取りやめとなる。
- ^ 首都圏のウインズ等の場外発売所における勝ち馬投票券の発売も取りやめとなる。
- ^ 大阪・兵庫・京都・愛知・福岡のウインズ等の場外発売所での勝ち馬投票券の発売も見合わせとなる。
- ^ 競馬の特性上、途中退場する客も多数いることや中央競馬では再入場の際にはあらためて入場券を購入する必要があるため他の競技・イベントなどとは違いこの人員がすべて同じ時間帯に競馬場に入っているわけではない。
- ^ 競馬法および競馬法施行規則の規定により中央競馬が開催できる日は日曜日、土曜日、国民の祝日に関する法律で定められた休日、1月5日から7日のいずれかである。
- ^ 関東で第3場開催および関西で開催が行われる場合も同様に振り替えていた。
- ^ 例:11月23日から25日の東京・京都は順に第9・7・8日目、24・25日の中京は第1・2日ではなく第9・10日としている。ただし電話投票のうち、PAT端末機入力方式のファミリーコンピュータや、文字放送の電波を利用したホームマスターなど一部は、9-12日目の追加分がソフトウェアの都合で情報取得や一部は投票そのものが利用できない場合があった(【重要】PAT端末機でV20のソフトウェアをご利用の方へ)
- ^ 1月の開催を10月に振り替えたのは、例年体育の日にマイルチャンピオンシップ南部杯が開催されることからこの日に東京競馬場で競馬を開催することで東京競馬場および福島競馬場で盛岡競馬の場外発売を行えるようにするためである。他の祝日の開催は相互発売を行わない地方競馬との調整となるため現状では困難である。また脚注15でも紹介したが馬インフルエンザの影響で8月18・19日の札幌・新潟・小倉開催が中止になったことに伴い11月17・18日に福島、23日に東京・京都、24・25日に中京競馬を追加振り替え開催することとなった。ただし開催日表示は従来からの開催日はその日数(日付)をそのまま変更せず、追加開催日の分に第9(10)日目を追加するスケジュールにした[注 24]。
- ^ 但し、阪神競馬場では震災からの再開後「1日2重賞<中山競馬場で予定されていた重賞の代替含む>」となったことから4月中旬まで16:30過ぎに最終競走を行ってはいた。それ以外の期間は年中を通して1日の最終競走の発走時間は基本16:20、G1レース当日は16:25発走で実施した。
- ^ 但し2008年7月からの3連勝単式馬券の全レース発売により2009年は旧八大競走と宝塚記念、ジャパンカップ、ジャパンカップダート、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス及びJ・GIを除きGI級競走開催日でも最終レースは一般競走となった(2010年からは再び最終レースは特別競走になる)。
- ^ 通常クラシック競走や天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念があるときは5競走、他は4競走。
- ^ 15時台の前半 一般には第3場→GI級の行わない主場の順。但し、第3場で行われる高松宮記念開催日は阪神→中山→中京の順〈2012年から適用)。
- ^ ジャパンカップ開催日は東京→京都、12月のGI級開催日は中山→中京→阪神。
- ^ 2013年までは第3場開催は通常通り第5競走終了後に昼休み。2014年から東西主場同様4R終了後になった。
- ^ かつて、国際セリ名簿基準委員会の勧告に従い「JpnI」を使用していたこともあるが、これをグレードワンと呼ぶのは明らかな誤り。正しくはジーワン。
- ^ 改修工事中(現スタンド完成前)の東京競馬場では天皇賞(秋)、ジャパンカップも入場制限が行われた。
- ^ 2005年の有馬記念(中山競馬場)は事前発売の前売券(記念入場券)のみとなり、前売入場券を持っていないと入場することができなかった(回数券による入場もできなかった。なお回数券には入場制限時には使用できない旨の注意書きが書かれている)。これは無敗の三冠馬として絶大な人気を博したディープインパクトが出走を予定しており、中山競馬場における混雑を緩和するための措置である。
- ^ 当初は2008年7月19日から9月7日までの期間限定で全レース発売予定だったが、同年9月1日に9月13日以降の3連単の全レース発売継続を発表した。
- ^ 日曜日の重賞競走では、前日の土曜日から発売される。金曜発売がある一部のGI競走のある週では土曜日に行われる重賞の前日発売も行われる。ただし、これらの前売発売については荒天・降雪などの理由により開催中止のおそれがある場合は発売を中止することがある。
- ^ 本馬場入場曲の発案者は、1948年より東京・中山競馬場の場内で流す音楽を選曲していた四天王長政という人物で、1958年発行の月刊『優駿』に、「メロデーとともに」という題名で当時を回顧した記事が記載されている。
- ^ 「若駒」は、今もばんえい競馬の重賞競走で入場曲として聴く事が出来る。
- ^ 向谷実が京阪本線淀駅(京阪杯が施行される京都競馬場の最寄駅)の発車メロディをモチーフに作曲した楽曲。音楽館が2016年に発売した『京阪電車発車メロディコレクション2016』のボーナストラックにこの曲が収録されている。阪神開催となった2020年は使用せず。現在、重賞競走で特定の楽曲が用いられるのは京阪杯が唯一。
- ^ a b 東京・中山・福島・新潟。
- ^ a b 京都・阪神・中京・小倉。
- ^ a b 札幌・函館。
- ^ 2020年は使用せず。
- ^ 1990年代の一時期には旗を振り回す者が見られ、2000年の宝塚記念に至ってはフリスビーと思しき円盤状の物体が飛ばされた模様が、『DREAM競馬』をはじめとするテレビでの競馬中継の画面に映し出されるシーンが見られた。同番組キャスターだった宮川一朗太が、「物を投げ込むのはやめましょう」と視聴者に注意喚起した事や、井崎脩五郎に至っては「投げた者を特定している」と雑誌で公言したこともある。
- ^ 公営競技の常として、競走の公正が確保されることが順位・投票券を含めて競走を成立させる絶対条件である。裏を返せば、観客の妨害行為で競走の公正が確保できない事態が発生した場合には、その競走を「不成立」として処理しなければならなくなる。
- ^ 初期に使用していたのは、1987年までの京都競馬場の本馬場入場曲であり、後期使用曲も、同じく京都競馬場での全競走における発走ファンファーレであった。
- ^ 阪神競馬場での生演奏の場合、最終小節のメロディーがオリジナルとは異なることがある(近年では、2009年以降の桜花賞が該当)。
- ^ 障害GI(J・GI)は中山競馬場のみで行われているため、事実上「中山」の専用ファンファーレである。
- ^ 作曲はミュージックホーンの製作を担当した小糸工業に依頼された作曲家とされるが、今も名前は伏せられている。
- ^ a b グレード制導入以降のGIも含む。
- ^ 京都・阪神・中京。
- ^ 2005年4月20日にもレーベルをアニプレックス・SUGIレーベルに変えて、さらに2009年8月5日にも移籍先のキングレコードより再発売された。
- ^ 東京・中山。なお2002年・2014年のスプリンターズステークスにおいて中山の代替で開催された新潟でも使用。
- ^ 改装・天災などにより京都の場合あり。
- ^ 一般公募によって最優秀賞に選出され、使用されるようになった。
- ^ 障害競走の開催の無い札幌と函館を除く。
- ^ その際に、「主催はJRA・日本中央競馬会です(でした)」もしくは「この番組は、JRA・日本中央競馬会の主催でお送りします(しました)」といったナレーションが添えられる。
- ^ 令和2年度(2020年度)開催日割および重賞競走について
- ^ 令和2年度の開催日割および重賞競走等の変更について
- ^ 有馬記念枠順(馬番号)公開抽選の実施等について日本中央競馬会、2017年6月27日閲覧
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- ^ 平成26年度春季競馬番組について(6ページ「9.発走時刻について(2)最終競走の発走時刻について」参照)(2013年11月24日 日本中央競馬会 同11月28日閲覧)
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- ^ 夏の暑熱対策を発表 7月27日から8月4日まで競走時間帯を拡大、パドック周回を短縮 - 競馬実況web(ラジオNIKKEI)2024年4月7日
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- ^ 2016年度の「フリーパスの日」のスケジュールが決定!
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- ^ 本馬場入場曲が新たな楽曲に! Archived 2009年12月24日, at the Wayback Machine. - JRA公式サイト 2009年12月21日
- ^ かつての本馬場入場曲、よかった! 5月5日(祝・日)の放送予定 ラジオNIKKEI中央競馬実況中継(小塚歩)、2019年5月4日、2020年9月8日閲覧
- ^ a b 桜花賞・皐月賞週における馬場入場曲について - JRAニュース(日本中央競馬会)2019年4月1日
- ^ JRAレース動画のネットライブ配信
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