不祥事 不祥事の概要

不祥事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/19 21:32 UTC 版)

なお、「不祥事」は元々は「めでたくない出来事」という意味である。「」は「めでたい」という意味である。

概要

企業など社会的な団体がコンプライアンス違反とされる行為を行い、それが犯罪行為や不正行為(何処かしらに金銭が関わるものが主流)、重大事故手抜き作業によって発生した商品欠陥(およびそれにより発生した事故)として明るみになった際に不祥事として認識される。例えば食品品種や賞味期限などの不正表示、テレビ番組やラジオ番組の捏造などが挙げられる。

このように、「不祥事」という言葉は、官公庁や企業など大きな社会責務を負うべき(社会的な影響力がある程度以上に存在する)対象に対して使われるものであり、その中でもモラルの欠損など社会的に問題がある事由によって事件・事故に繋がった場合に用いられるものである。こうした組織が不祥事を防ぎ、法令遵守を前提に社会的責任を果たすことはステークホルダーや地域社会の持続可能性を向上させ、さらに世界の国・地域間の均衡ある発展を促進し、地球社会全体の持続的な繁栄につながるとの認識が広まり、CSRの概念が求められる背景となった。

原因として適切なガバナンスや教育の欠如などが挙げられる。なお、無名の個人による犯罪・事故・不正行為などは、通例、「不祥事」とは言われない。ただし、その個人が職務中に起こした犯罪・事故・不正行為の場合、その人の所属する企業・団体などの不祥事となることがある。

また不祥事を知りながら組織内で情報共有がなされず、結果的に対処が遅れる二次不祥事も指摘されている[1]。例えばカネボウでは最初の苦情から約2年半の間商品欠陥が公表されず、結果的に企業の評価を毀損した。三菱自動車化血研はそれぞれ国土交通省厚生労働省など国の行政機関から業務改善命令などの指摘を受けながらも不正を続けた[2][3]

不祥事の発覚

不祥事が発覚し、公に認知されるに至る原因は様々である。例えば、以下のようなものがある。

  • 企業や団体が、不正行為を隠蔽しようとしている場合などに、その構成員が外部に通報することで発覚する、すなわち内部告発によるもの。
  • 刑事事件容疑者として検挙された結果、報道の対象となる。
  • 自ら不正行為を暴露してしまうもの(この場合、本人は不正行為について何とも思っていないことが多い)。
  • 事業提携先など外部関係者による通知によるもの(三菱自動車の燃費不正発覚は日産自動車のテストが発端)。

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