三菱ふそうトラック・バス 三菱ふそうトラック・バスの概要

三菱ふそうトラック・バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/01 01:41 UTC 版)

三菱ふそうトラック・バス株式会社
Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation
Mitsubishi Fuso Logo
Shin-Kawasaki Mitsui building.jpg
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 三菱ふそう、ふそう、FUSO
本社所在地 日本の旗 日本
212-0058
神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号
(新川崎三井ビルディング)
設立 2003年平成15年)1月6日
業種 輸送用機器
事業内容 商用車トラックバス)、産業用エンジン
代表者 代表取締役会長 アルバート・キルヒマン
代表取締役社長・CEO マーク・リストセーヤ
資本金 350億円
主要株主 ダイムラー:89.29%
三菱グループ各社:10.71%
主要子会社 三菱ふそうバス製造
外部リンク 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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会社概要

ドイツのダイムラーグループの傘下である。海外での販売比率は高く、ダイムラーグループの中で三菱ふそうは2016年現在、主にアジアを中心としたブランドとしてのポジションにある。2003年1月三菱自動車工業からの分離・独立により発足した。また三菱グループ各社とも資本関係を含めた一定の関係を維持しており、三菱金曜会[1]及び三菱広報委員会[2]の会員企業でもある[3][4]

社名の由来

社名の「ふそう」は、1932年当時三菱重工業(初代)の前身である三菱造船にて、大型車事業を開始したときに社内公募により決定されたもので、日本の別称「扶桑」に由来する。いすゞと並ぶ、平仮名ブランドの少数派でもある。

代表者

株主構成

沿革

三菱造船

  • 1917年 - 三菱合資会社から造船業の一切を引き継いだ三菱造船が設立される。
  • 1918年 - 三菱の自動車生産の先駆けとなる「三菱A型乗用車」が誕生。
  • 1932年 - 三菱造船神戸造船所でB46型ガソリンバス完成、「ふそう」と命名。

三菱重工業(三菱日本重工業)

  • 1934年4月 - 三菱造船は三菱重工業に社名変更。
  • 1937年 - 生産拠点を東京製作所(2016年現在の川崎製作所)へ変更。
  • 1946年 - 戦後初のふそうバスB1型大型ボンネットバス発売。
  • 1950年1月 - 過度経済力集中排除法により3社に分割され、東日本重工業となる。
  • 1950年 - B25型大型ボンネットバス発売。
  • 1952年6月 - 三菱日本重工業に社名変更。
  • 1959年 - 国産量産初の大型キャブオーバートラック8t車・T380型発売。中型トラック(2.5〜3t)・ジュピター発売。
  • 1960年8月 - T330型ボンネット型8t車発売。
  • 1961年2月 - T385型キャブオーバー型8t車発売。
  • 1962年 - AR820型高速バス発売。
  • 1963年 - 三菱ふそう小型トラックの基盤を築いた初代キャンター・T720型発売。
  • 1964年6月 - 1950年に分割された3社が再び合併し、三菱重工業となる。
  • 1967年 - 大型トラック・T950型発売。
  • 1970年 - 中型トラック・T650型発売。

三菱自動車工業

  • 1970年6月1日 - 三菱自動車工業として独立。社内での大型部門の略称は「ト・バ」(トラック・バス)であった。
  • 1973年 - 大型トラック・Fシリーズ発売開始。
  • 1976年 - 中型トラック・FKシリーズ発売開始。
  • 1982年 - 大型観光バス・エアロバス発売開始。
  • 2000年 - 組織的なリコール隠しが発覚、市場の信頼を失い、販売台数が大幅に低下。詳細は三菱リコール隠しを参照。

三菱ふそうトラック・バス

  • 2003年
    • 1月6日 - 三菱自動車工業からトラック・バス部門と産業用エンジン部門の一部が分社化、三菱ふそうトラック・バスとして独立。株主構成比率は、ダイムラークライスラー(現:ダイムラー)が43%、三菱自動車が42%、三菱グループ各社が15%。
    • 5月6日 - 本社を東京都港区港南の品川三菱ビル(現・品川グランドセントラルタワー)へ移転。
  • 2004年
  • 2005年
    • 3月 - 株主構成比率がダイムラークライスラー85%、三菱グループ各社が15%となり、ダイムラークライスラーの連結子会社となる。
    • 6月13日 - 日産ディーゼル工業(現:UDトラックス)から、尿素SCR(選択的触媒還元)システム(日産ディーゼルでは「FLENDS」と呼称)に関する技術の提供を受けると発表。
  • 2006年
  • 2007年
    • 5月21日 - 日産ディーゼル工業スペースランナーRAとの相互OEM供給車、エアロスター-Sの販売を開始。
    • 8月 - 三菱ふそうバス製造におけるエアロスターノンステップバス(MP37系)の製造を一時中止(2009年再開[5]、HEV車除く)。保有していたテクノメタル株式会社の残りの株式34%を旭テック株式会社へ売却。
  • 2009年
    • 2月25日 - 2008年年間の世界販売台数が19万7千台超となり、過去最高値を記録した。
    • 4月20日 - キャンター エコ ハイブリッドを改良し、出力と燃費の向上を図った。これにより同車の燃費はクラストップレベル (11.0km/L) となった。
    • 7月6日 - ロシア市場開拓に向け、ロシアの商用車最大手のKAMAZとトラックを生産・販売する合弁事業の設立合意書に調印。
    • 8月31日 - 日産ディーゼル工業とバス事業に関する合弁会社の設立協議を開始するための覚書を締結。バスの企画・研究開発・生産・販売の事業を両社から合弁会社へ移管統合するために協議を続けるする方針[6][7]
  • 2010年10月29日 - UDトラックスとのバス事業に関する合弁会社の設立協議・交渉および相互OEM供給の打ち切りが発表された[8][9]
  • 2011年1月11日 - ダイムラーAGから300億円の増資を受けたことを発表。[10]
  • 2012年
    • 6月29日 - 日産自動車と日本市場向け小型トラックの相互OEM供給で基本合意[11]
    • 11月19日 - 住居表示の実施により本社所在地の住所表記が「神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地12」から「神奈川県川崎市幸区鹿島田一丁目1番2号」に変更。
  • 2013年5月23日 - ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズにて生産されるアジア・アフリカ地域向け戦略車を発表[12]



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  1. ^ 三菱金曜会
  2. ^ 三菱広報委員会
  3. ^ 三菱金曜会会員会社紹介
  4. ^ 三菱広報委員会 - 会員会社紹介
  5. ^ 「三菱ふそう新型エアロスターノンステップ」、『バスラマ・インターナショナル』第113号、ぽると出版、2009年5月、 pp. 12-18。
  6. ^ 日産ディーゼルと三菱ふそう、バス事業における協力を拡大”. 三菱ふそうトラック・バス (2009年8月31日). 2013年7月31日閲覧。
  7. ^ 日産ディーゼルと三菱ふそう、バス事業における協力を拡大”. 日産ディーゼル工業 (2009年8月31日). 2013年7月31日閲覧。
  8. ^ a b UDトラックス社とのバス事業に関する合弁会社の設立協議交渉終了について”. 三菱ふそうトラック・バス (2010年10月29日). 2013年7月31日閲覧。
  9. ^ a b バス事業に関する合弁会社の設立協議打ち切りのお知らせ”. UDトラックス (2010年10月29日). 2013年7月31日閲覧。
  10. ^ プレスリリース 増資の実施について
  11. ^ 三菱ふそうと日産、OEM 供給で基本合意 - 三菱ふそうトラック・バス ニュースリリース(2012年6月29日)
  12. ^ 三菱ふそう 「FUSO」ブランド アジア・アフリカ向け戦略車を発表”. 三菱ふそうトラック・バス (2013年5月23日). 2013年7月31日閲覧。
  13. ^ 発売当初はニューエアロスターの呼称が用いられていた。


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