ヲシテ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 15:21 UTC 版)
あわうた(アワウタ、あわのうた、アワノウタ)
あわうた(アワウタ、あわのうた、アワノウタ)はヲシテ文献におけるいろは歌の様なものである。
あわうた(アワウタ、あわのうた、アワノウタ)には様々な深い意味・イメージが込められている。
平仮名版
あかはなま
いきひにみうく
ふぬむえけ
へねめおこほの
もとろそよ
をてれせゑつる
すゆんちり
しゐたらさやわ
片仮名版
アカハナマ
イキヒニミウク
フヌムエケ
ヘネメオコホノ
モトロソヨ
ヲテレセヱツル
スユンチリ
シヰタラサヤワ
変体ヲシテ
ヲシテには基本形以外に特殊な表現に用いられる字形のバリエーションがあり、変体ヲシテ(特殊ヲシテ文字)と呼ばれる。濁音に関するもの、数詞に関するもの、複数の相または態の図像を組み合わせたもの、渦型のものなどである。それぞれ形に対応した意味を表している。
変体ヲシテはヲシテ時代[注 3]から存在し、また漢字時代[注 5]になってから付加されてきたものもあると肯定論者は主張する。例えば、外二点の濁点での濁音表記は、漢字時代[注 5]になってからの付加物であると考えられているという。
モトアケ(フトマニ図)[3]によると、いくつかの文字で異体字が確認される。また、写本の系統と書写した人物により字形が異なる。
脚注
外部リンク
注釈
出典
- ^ 山田孝雄『所謂神代文字の論』藝林 第4巻 1958年(昭和33年)
- ^ a b ホツマツタヱ#神代文字捏造ブームと偽書疑惑
- ^ a b c d e 鳥居礼『ホツマツタエ入門』株式会社 東興書院 初版 1989年(平成元年)3月3日 ISBN 4924808040
- ^ 吾郷清彦『日本建国史 全訳ホツマツタヱ 』國書刊行会(株)新國民社 伊勢一宮椿大神社東京事務所 初版・1980年(昭和55年)2月11日
- ^ 松本善之助『続・ホツマツタヱ』毎日新聞社
- ^ 池田満『ホツマツタヱを読み解く』(展望社、2001年)ISBN 9784885460838
- ^ 『定本ホツマツタヱ』、『ホツマツタヱを読み解く』、『ホツマ辞典』、いずれも、池田満・展望社
- ^ シテを参照
- ^ a b c d e f g h i 池田満監修、青木純雄、平岡憲人著『よみがえる日本語』明治書院(国語文法の解明に拠る)ISBN 9784625634079
- ^ 松本善之助監修、池田満編著『定本ホツマツタヱ』展望社(『日本書紀』『古事記』との原文対比比較の研究結果)ISBN 9784885460869
- ^ 鳥居礼『古代文献『ホツマツタヱ』が語る 知られざる古代日本』フォレスト出版 1999年10月23日(平成11年)ISBN 4894510871
- ^ 鳥居礼『完訳秀真伝』八幡書店 ISBN 4893502336 上巻118ページ
- ^ 参考URL:ほつまつたゑ解読ガイド 17アヤ・かんかかみやたのなのあやタノオシテ ミヒカリマルノ ウチニヰル
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