ワープロソフト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 03:02 UTC 版)
主なワープロソフト
現在利用できる主なワープロソフト
- 一太郎(ジャストシステム)
- 純国産ソフト。当時の日本語ワープロ専用機の操作性がベースになっている。日本ではかつてはワープロソフトの定番であった。
- ワードパッド(マイクロソフト)
- Windowsに標準で搭載されているワープロソフト。
- Microsoft Word(マイクロソフト)
- 英文ワープロソフトをベースに、日本語対応もされた。Microsoft Officeにも含まれている。現在のワープロソフトの事実上の標準となっている。
- テキストエディット(Apple)
- macOSに標準で搭載されているワープロソフト。
- Pages(Apple)
- egword Universal 2(物書堂)
- macOS専用ソフトとして、ルビや禁則処理、原稿用紙対応など日本語編集に最適化され、高速かつ縦書き対応の強力なページレイアウト機能を備えている。
- Nisus Writer(マーキュリー・ソフトウェア・ジャパン)
- KWord(KDE)
- OpenOffice Writer(Apache OpenOffice)
- オープンソースのワープロソフト。Microsoft Wordと制約はあるが互換性があり、無料で使用できる。
- LibreOffice Writer(The Document Foundation)
- OpenOffice.orgから派生したオープンソースのワープロソフト。Microsoft Wordのファイルと制約つきではあるが互換性があり、無料で使用できる。
- WordPerfect(Corel)
- 米国でのかつてのベストセラー・ワープロソフト。WordPerfect社、Novell社を経て、現在はCorel社が販売している。決まった形式に即して文書を作成することが可能なことから、法律家などに愛用されている。
- WPS Writer(キングソフト)
- Microsoft Wordのフォーマットに酷似したワープロソフトで、WPS Officeにも含まれている。単純な本家Microsoft Wordのクローン商品ではなく、相互互換されている。
- Google ドキュメント(Google)
- Googleが作った非常にシンプルでながら必要な機能が揃ったOSを問わないWebブラウザ上で動くワープロソフト。PC版の装飾の面ではWordにやや劣るが手軽に使える等の魅力がある。
過去に販売されていたワープロソフト
- OASYS(富士通)
- 純国産ソフト。独自の操作性が特徴だった同名の日本語ワープロ専用機の機能がベースになっている。個人向けが2020年、法人向けが2021年に販売終了。
- StarSuite Writer(サン・マイクロシステムズ)
- OpenOffice.orgをベースとしたワープロソフト。2011年に販売終了している。
- WordPro(ロータス)
- Lotus SuperOfficeにも含まれている。ロータス、IBMを経て、日本ではソースネクスト社が販売していた。サポート終了。
- EGWORD(エルゴソフト)
- MacWord(ダイナウェア)
- ORGAI(誠和システムズ、システムソフト)[3]
- 松(管理工学研究所)
- アシストワード(アシスト)
- AmiPro(ロータス)
- P1[要曖昧さ回避](8ビット機向け)、P1.EXE(または ARUGA P1.EXE、デービーソフト)
- WX-Word for Windows(エー・アイ・ソフト)
- マックライトII(クラリス)
- 文書プログラム(日本IBM)
- DOS文書プログラム(日本IBM)
- 織姫Lite(日本IBM)
- オーロラエース(大塚商会)
- WordStar(MicroPro International)
- 1980年代のアメリカの代表的なワープロソフトの1つ。
- スーパー春望(デービーソフト)
- VJE-Pen (VACS)
- Akane for Windows (Xerox)
- Power書院(シャープ)
- Rupo Writer(東芝)
- キヤノワードJ for Windows(キヤノン)
- ワープロ専用機 キヤノワードJシリーズがベース[9]。
- ユーカラシリーズ(東海クリエイト)
- ^ “Oral History of Lawrence G. “Larry” Tesler”. p. 28. 2021年7月4日閲覧。
- ^ “Nisus Writer Pro 3”. www.mercury-soft.com. 2022年11月9日閲覧。
- ^ “システムソフト、元誠和システムズ販売のワープロ「ORGAI」を発売”. PC Watch. インプレス (1997年4月1日). 2022年8月2日閲覧。
- ^ 『徹底評価』p.50
- ^ “NeXTWORLD 1994 APRIL”. 2022年11月9日閲覧。
- ^ “日本語ワープロソフト CE-S50SY”. SHARP. 2022年8月2日閲覧。
- ^ “シャープ、年賀状ソフトが付属した「Power書院 プラチナパック」”. PC Watch. インプレス (2001年11月13日). 2022年8月2日閲覧。
- ^ “パーソナルワープロ「Rupo」の機能をWindows(R)95上で実現したワープロソフト「Rupo Writer Ver.2.0(For Windows(R)95)」の発売について”. 東芝 (1996年9月25日). 2022年8月2日閲覧。
- ^ “キヤノン、ワープロ専用機と互換性をもつWindows 95用のワープロソフトを発売”. PC Watch. インプレス (1996年12月16日). 2022年8月2日閲覧。
- 1 ワープロソフトとは
- 2 ワープロソフトの概要
- 3 主なワープロソフト
- 4 脚注
ワープロソフトと同じ種類の言葉
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