リベンジポルノ リベンジポルノの概要

リベンジポルノ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/25 00:06 UTC 版)

リベンジポルノとしてインターネットに投稿された画像や動画が商品として取引され、広範囲に拡散しているとの主張もある[8][9]

日本では嫌がらせ目的で女性の猥褻画像などをインターネット上に公開する被害が増えたために、2014年から私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律で規制されている[10][11][12][2]


注釈

  1. ^ 死者に対する名誉毀損は刑法第230条第2項により、虚偽のものである場合にのみ成立するとあるため、死者のポルノ自体はアイコラのような虚偽ではなく真実であれば名誉毀損は成立しない。
  2. ^ 性暴力犯罪の処罰等に関する特例法第14条第1項: 「カメラやその他、これと類似な機能を持つ機械装置を利用して性的欲望若しくは羞恥心を誘発する他人の身体をその意思に反して撮影するか、その撮影物を頒布·販売·賃貸·提供し、又は公然と陳列·上映した者は、5年以下の懲役若しくは1千万ウォン以下の罰金に処する。」盗撮を規制するための条項。

出典

  1. ^ リベンジポルノ等の被害を防止するために”. www.npa.go.jp. 2023年3月14日閲覧。
  2. ^ a b 私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律”. 茨城県警察. 茨城県警察. 2023年3月14日閲覧。
  3. ^ 「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律」が施行されました。”. 長崎県警察. 2023年3月14日閲覧。
  4. ^ a b コラム 私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律について|平成27年版犯罪被害者白書(概要)”. 警察庁. 2023年3月14日閲覧。
  5. ^ リベンジポルノ』 - コトバンク
  6. ^ a b c トイレ盗撮動画の販売、被害者と面識ないのに「リベンジポルノ法」 奥村弁護士「拡大解釈のおそれ」”. 弁護士ドットコム (2018年11月2日). 2023年3月14日閲覧。
  7. ^ a b リベンジポルノとは? どんな罪になる? 弁護士に聞いた”. マイナビ学生の窓口. 2023年3月15日閲覧。
  8. ^ a b 知らぬ間に写真と動画が「性的商品」に/アプリが10万超ダウンロード/Google・Appleが支える「地獄の構図」(1)” (2022年11月14日). 2023年3月13日閲覧。
  9. ^ 知らぬ間に自分の写真と動画が “性的商品”に…巨大プラットフォームが支える「地獄の構図」(FRIDAY)”. Yahoo!ニュース. 2023年3月14日閲覧。
  10. ^ a b リベンジポルノ 復讐だけでない怖さ”. 朝日新聞デジタル (2020年1月16日). 2023年3月14日閲覧。
  11. ^ 私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律”. e-Gov法令検索. 2023年3月14日閲覧。
  12. ^ リベンジポルノの被害に遭わないために_私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律”. 大阪府警察本部. 2023年3月14日閲覧。
  13. ^ a b c “【ネットろんだん】リベンジポルノ 「恨み」の拡散、スマホで加速”. 産経ニュース. (2013年11月8日). オリジナルの2016年5月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160530171137/http://www.sankei.com/life/print/131108/lif1311080016-c.html 2016年5月31日閲覧。 
  14. ^ 始まりは交際相手の興味本位の投稿。3年経った今でも動画が…警察は?巨大プラットフォームの責任は?(FRIDAY)”. Yahoo!ニュース. 2023年3月14日閲覧。
  15. ^ a b “リベンジポルノ、相談1143件 未成年者も2割”. 朝日新聞. (2016年3月17日). オリジナルの2016年3月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160322132054/http://www.asahi.com/articles/ASJ3D5DFDJ3DUTIL014.html 2016年3月22日閲覧。 
  16. ^ a b “「リベンジポルノ」被害相談、15年は1143件 初の年間集計”. 日本経済新聞. (2016年3月17日). オリジナルの2016年3月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160317022618/http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H1T_X10C16A3CC0000/ 2016年3月17日閲覧。 
  17. ^ “リベンジポルノ相談、5年連続で最多 加害者「ネット上の知人」急増”. 朝日新聞. (2022年3月3日). https://www.asahi.com/articles/ASQ3335NJQ2XUTIL06S.html 2022年4月15日閲覧。 
  18. ^ 児童虐待の摘発件数、昨年は過去最多 「リベンジポルノ」相談件数も”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2023年3月1日). 2023年3月13日閲覧。
  19. ^ “「リベンジポルノ、現行法で対応できる」谷垣法相”. The Huffington Post. (2013年10月24日). オリジナルの2013年11月6日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2013-1106-2012-58/www.huffingtonpost.jp/2013/10/23/revange-porno_n_4152793.html 2013年11月6日閲覧。 
  20. ^ 弁護士ドットコム (2013年10月21日). “「リベンジポルノ」法は必要か?”. The Huffington Post. オリジナルの2013年12月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131214061455/http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/20/revenge-porno-law_n_4133579.html 2013年11月6日閲覧。 
  21. ^ 元恋人への嫌がらせ「リベンジポルノ」 自民党「被害防止法案」で何が変わるの?”. 弁護士ドットコムニュース (2014年10月17日). 2016年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月20日閲覧。
  22. ^ 猪谷千香 (2013年10月14日). “リベンジポルノやプライバシーのネット拡散をどう止める? - 表現の自由か、法規制か”. The Huffington Post. オリジナルの2016年11月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161110001723/http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/13/revengeporn_n_4093699.html 2013年11月6日閲覧。 
  23. ^ “米国ではリベンジポルノ規制あり 日本も乗り出すべきと識者”. 週刊ポスト. (2013年10月14日). オリジナルの2016年11月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161110001546/http://www.news-postseven.com/archives/20131014_219675.html 2013年11月6日閲覧。 
  24. ^ リベンジポルノ取締が言論規制に波及?”. ライブドアニュース (2014年3月9日). 2016年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月10日閲覧。
  25. ^ 佐々木伸「リベンジポルノ取締が言論規制に波及?」『JIJICO』、マイベストプロ、2014年3月9日、 オリジナルの2015年5月1日時点におけるアーカイブ、2015年5月1日閲覧 
  26. ^ 元恋人への嫌がらせ「リベンジポルノ」 自民党「被害防止法案」で何が変わるの?”. 弁護士ドットコム (2014年10月17日). 2016年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月21日閲覧。
  27. ^ “リベンジポルノに懲役3年以下の罰則 自民、法案提出へ”. 日本経済新聞. (2014年10月12日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304194332/http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS11H03_S4A011C1PE8000/ 2015年8月12日閲覧。 
  28. ^ 議案名「私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律案」の審議経過情報”. 衆議院 (2014年). 2015年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月12日閲覧。
  29. ^ “ツイッターに元交際相手の裸写真…リベンジポルノ法違反容疑で男を再逮捕 ネットでの適用は全国初”. 産経ニュース. (2015年3月11日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304090425/http://www.sankei.com/affairs/news/150311/afr1503110040-n1.html 2015年8月12日閲覧。 
  30. ^ “「リベンジポルノ」男に実刑判決 名古屋地裁”. 中日新聞. (2015年5月12日). オリジナルの2015年6月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150622114127/http://www.47news.jp/news/2014/05/post_20140512211232.html 2015年6月22日閲覧。 
  31. ^ “リベンジポルノで有罪判決 初逮捕の福島の男に”. 共同通信. (2015年5月25日). オリジナルの2015年6月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150622131848/http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052501001764.html 2015年6月22日閲覧。 
  32. ^ “リベンジポルノで男に猶予判決 保護観察付き、横浜地裁”. 共同通信. (2015年6月12日). オリジナルの2015年6月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150622111920/http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015061201001639.html 2015年6月22日閲覧。 
  33. ^ 「私の人生は15万円で売られた」リベンジポルノ被害者の訴え”. NHK みんなでプラス - みんなの声で社会をプラスに変える. 日本放送協会. 2023年3月14日閲覧。
  34. ^ The Editorial Board (2013年10月12日). “Fighting Back Against Revenge Porn” (英語). The New York Times (New York). http://www.nytimes.com/2013/10/13/opinion/sunday/fighting-back-against-revenge-porn.html?_r=1 2016年5月31日閲覧。 
  35. ^ a b “「復讐のポルノ」を非合法化、米カリフォルニア州 - AFP=時事”. AFPBB. (2013年10月3日). オリジナルの2016年3月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160306212241/http://www.afpbb.com/articles/-/3000738 2013年10月23日閲覧。 
  36. ^ “元恋人による「リベンジ・ポルノ」に法規制の動き 米” (日本語). CNN. (2013年8月30日). オリジナルの2016年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160408111308/http://www.cnn.co.jp/usa/35036598.html 2016年6月1日閲覧。 
  37. ^ “米リベンジポルノサイトの創設者が逮捕 “新しい社会危機”に対する日本の法改正は?”. NewSphere. (2014年1月29日). オリジナルの2014年3月12日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2014-0312-0909-00/newsphere.jp/national/20140129-3/ 2014年3月12日閲覧。 
  38. ^ “リベンジポルノ問題 米ではサイト運営者にも重い代償 被害者1万人で禁錮18年判決の男性も”. 産経ニュース. (2015年5月28日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304061817/http://www.sankei.com/world/news/150528/wor1505280058-n1.html 2016年3月4日閲覧。 
  39. ^ “女高生殺人で注目“リベンジポルノ”への米欧の対応”. PRESIDENT Online. (2013年11月8日). オリジナルの2016年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160409031046/http://president.jp/articles/-/11095 2013年11月15日閲覧。 
  40. ^ “グーグル、リベンジポルノ画像削除へ 検索結果から”. 産経新聞. (2015年6月20日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304074352/http://www.sankei.com/world/news/150620/wor1506200018-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  41. ^ “米フェイスブック、リベンジポルノ禁止を明示”. 産経新聞. (2015年3月17日). オリジナルの2015年3月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150330211333/http://www.sankei.com/world/news/150317/wor1503170047-n1.html 2015年6月20日閲覧。 
  42. ^ Twitter、リベンジポルノなど嫌がらせ対策でポリシーを改定”. ITmediaニュース (2015年3月21日). 2015年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月20日閲覧。
  43. ^ 郁子, 竹下 (2021年9月21日). “急増するデジタル性暴力。被害者の削除要請が多いポルノサイト1〜5位は”. BUSINESS INSIDER JAPAN. 2023年3月14日閲覧。
  44. ^ 園田寿「刑事立法の動き リベンジポルノ防止法について」『刑事法ジャーナル』第44巻、成文堂、2015年8月、47-56頁、NAID 40020511600 
  45. ^ 警察庁. “プライベートな性的画像を勝手に公表することは犯罪です!!”. 2016年6月1日閲覧。
  46. ^ 一般社団法人セーフライントップページ”. 一般社団法人セーフライン. 2015年8月28日閲覧。
  47. ^ なぜ警察の摘発は進まないのか(7)” (2023年3月3日). 2023年3月14日閲覧。
  48. ^ 子どもの性的動画200本超、アプリ内で裏取引/Google・Appleは今も無視(6)” (2023年1月12日). 2023年3月13日閲覧。
  49. ^ 映画「リベンジポルノ」公式サイト”. 2014年12月15日閲覧。


「リベンジポルノ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リベンジポルノ」の関連用語

リベンジポルノのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リベンジポルノのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリベンジポルノ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS