ランダムアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 19:12 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2020年2月) |
Direct access storage device(DASD)など、「直接アクセス」という語もある。なお「ランダムアクセスメモリ」についてはRandom Access Memoryの記事を参照。
おおまかな説明になるが、例えばファイルシステムに利用しているディスクであれば目的のファイルのパス文字列からinodeを得てinodeからブロック番号を得る。
ブロック番号は容易にディスクの実際のアドレス(Logical Block Addressing)に変換できるので、あとはディスクコントローラにそのLBAにアクセスするコマンドを投げる。
ディスクコントローラにより、ディスクメディアであればヘッドが目的のセクタがあるシリンダに移動され(シーク)、目的のセクタが現れるまでディスクの回転を待ち、最終的に目的のセクタにアクセスが行われる。
シーケンシャルアクセスでは通常、端から全部のデータにアクセスしつつ目的の場所まで待たなければならないので、レイテンシが膨大になる。それに対しランダムアクセスではどの場所のデータにアクセスするのでも、一般に同じ待ち時間でアクセスできる。(スループットの点では、シーケンシャルアクセス機器の存在意義を示すためもあって、近年のテープ機器などでは高性能化が進んでいる)
- 1 ランダムアクセスとは
- 2 ランダムアクセスの概要
- 3 ファイルへのランダムアクセス
ランダムアクセスと同じ種類の言葉
- ランダムアクセスのページへのリンク