ラジオ深夜便 ラジオ深夜便創設後の他局への影響

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ラジオ深夜便

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 04:20 UTC 版)

ラジオ深夜便』(ラジオしんやびん)はNHKが毎日放送している深夜放送番組である。ラジオ第1放送FMラジオ放送ラジオ国際放送で放送する。毎月全国各地で催行される、ラジオ深夜便リスナー向けイベント『ラジオ深夜便の集い』を公開収録して放送する。


注釈

  1. ^ 「ないとぶれいく」時代の2年間は不定期放送であった本番組と並列放送された。
  2. ^ a b c d 「ラジオ深夜便年鑑2010」(NHKサービスセンター刊)に書かれている年表では「1995年4月より定時放送化」と掲載されているほか、1994年度までのNHK番組表でも23時台のみが定時放送として扱われ、翌0:00 - 5:00の時間帯に「随時ラジオ深夜便を編成」と記した。
  3. ^ 当時はラジオ第1が休止となる原則毎月第2・第4月曜深夜(時間上は火曜日)と、年数回の大規模集中メンテナンスが行われる日の1:00 - 5:00に深夜便を放送し、5:00の時報とともに6:00まで一旦放送休止にした。5:00終了時の国歌演奏はなく、時報を放送した後はそのまま各局IDアナウンスをして停波した。
  4. ^ 年数回の大掛かりなメンテナンスを実施する場合は24時で放送終了とし、国際放送を除くテレビ・ラジオ全ての電波を停止した。
  5. ^ 当時は春季・秋季の一定期間、放送衛星が発生し、太陽電池が減ってしまうことから、衛星放送も深夜放送を休止したことがあった。まれにBSアナログ放送だけ通常放送で地上系放送波のみ休止のときもあった。
  6. ^ 多くの送信所はアナログ総合テレビとの供用で、アナログ総合もFMと同じ日に放送休止を併せていた
  7. ^ a b 各局任意での休止枠が設定されて以後の2012年3月18日深夜 - 3月19日未明には、NHK富山放送局が設備全面点検のため、ラジオ第1・FM双方とも放送休止(テレビも衛星放送を除き、地上波は完全休止状態だった)となった事例がある[7]
  8. ^ ラジオ第2は深夜の休止枠が毎日必ずある(2024年1月現在、平日23:40、土曜23:55、日曜(月曜未明)1:00の放送終了から翌6:00まで)
  9. ^ この番組との関連性はないが、日本放送労働組合は1995年11月下旬に、終夜放送の増加に伴う労働強化に反対して、24時間ストライキを決行した事例がある。
  10. ^ 大災害などでNHK放送センターが使用不能になった場合のバックアップとして位置づけられている。
  11. ^ a b 番組後のミニ番組も含めて扱っているため、実際の放送時刻と異なる。
  12. ^ FMのステレオ放送は年1回程度、回線テストのためモノラル放送となる場合があり、当日の番組内で事前に告知した。当時はPCMデジタル回線を使用していたが、現在はAMラジオとFMは共用で光回線を運用しているためこのテストは行なわれていない[要出典]
  13. ^ a b オリンピック(2008年北京大会と2010年のバンクーバー大会では一部時間帯で同時放送を実施した事例がある)やサッカーワールドカップなどのスポーツ中継および年度末に行われるNHK予算審議(衆議院・参議院総務委員会)の中継録音放送、内閣組閣に伴う新閣僚記者会見、あるいは日中の放送ができなかった国会中継の録画・録音による放送など。詳細は#放送体系の節を参照。
  14. ^ 休止の場合、引き続き1時台も深夜便を同時放送した。2011年3月27日は本番組終了後、1:45飛び乗りで深夜便を同時放送した。
  15. ^ それ以外では選挙開票速報の特別番組で2:00前、4:00前、5:00前に行なわれるのみである。2011年3月11日に発生した東日本大震災の特設ニュース以降4月4日まで日本語放送の周波数告知案内は本番組に限らず、すべての時間帯で割愛されていた
  16. ^ 2023年3月までは放送休止対象となる放送局においても、休止の対象となるチャンネルにおいて原則24:59(0:59) - 25:00(1:00)の間に「お聞きの○○(休止対象のチャンネル)は、放送設備の点検・整備のため放送休止します。『ラジオ深夜便』は○○(放送されているチャンネル)でお楽しみください(地域によってはこの後に、放送を行っているチャンネルの周波数を紹介する)」と、当日の宿直アナウンサーによる生放送(局によっては〈東京FMの渡邊あゆみや、名古屋ラジオ第1の神門光太朗など)予め録音した汎用のもの)によって説明を入れていた。局によってはらじるらじるの利用を促すアナウンスが行われていた。
    減力放送である場合(これは2023年4月以後も一部実施されている)は「只今からお聞きのラジオ第1放送は放送設備の点検・整備のため通常の○○kwから○○kw(減力時の出力)に下げて放送します。『ラジオ深夜便』はこの後午前1時から(5時まで)ラジオ第1放送と同時にFM放送でも放送します」。メンテナンス明けには「只今からお聞きのラジオ第1放送は○○kwから○○kw(通常出力)で放送します」との説明がある。
  17. ^ 平年の大晦日~元旦未明は『ラジオマンジャック』年越し生放送を行っていたが、2023年度のそれは『バイロイト音楽祭』の中継録音放送(12月25日から7夜連続)を放送する都合上行われなかったため
  18. ^ 地方発の2時台・3時台は聞き逃し配信を行うときがある。
  19. ^ a b c d 祝日は23:10開始。
  20. ^ ごはんの知恵袋・からだの知恵袋では過去に放送した『ないとエッセー』形式でディレクターを置かずにナビゲーター自ら話す場合がある。
  21. ^ 2014年1月 - 3月(正式降板)まで、栗田が当時出演していた第1・第3・第5土曜日に、第2・第4土曜日担当の柴田のほか、非番週のアンカーが交代で担当していた
  22. ^ 2016年度から第1週・第3週のみだったが、2018年度からは第2週・第4週に変わった。
  23. ^ 2018年現在、アンカーの中では唯一2006年夏からアンカーを務めてから1度も担当曜日が変わっていない。
  24. ^ 2012年3月まで第2金曜日担当。
  25. ^ 第1・第3・第5日曜日担当→一時降板(『NHKのど自慢』司会復帰→2016年4月より5年ぶりに第1週・第3週のみで復帰、2017年4月からは第5週も担当。
  26. ^ 当初は第2・第4日曜日。2017年4月より第5火曜日担当。
  27. ^ 当初は第2・第4木曜日。2014年4月より第2・第4土曜日担当。
  28. ^ ごはんの知恵袋では聞き手を担当。
  29. ^ 静岡局へ異動にともない降板期間あり
  30. ^ 主に5週あるときの水曜日・木曜日・金曜日のいずれか1日=木曜日・金曜日は高橋淳之と交互に担当
  31. ^ 定年、及び嘱託期間終了で実質完全にフリーアナの身分となるため。
  32. ^ 2014年12月より2015年2月まで、病気(脳梗塞)のため休演。2015年度から第1週・第3週のみ、2017年3月で勇退
  33. ^ 復帰した柴田と共に2022年現在2時台のロマンチックコンサートをロマンティックコンサートと発音する。
  34. ^ 札幌→仙台→東京→名古屋→金沢→大阪→広島→松江→松山→福岡→那覇の順。地方発深夜便(前述11か所除く)では那覇の後に当日担当する放送局のお膝元の地域も加える。
  35. ^ 1:00の時報前(0:59)に随時、各局別で放送休止・減力放送のお知らせを放送。
  36. ^ 不定期で日中の番組編成の都合上、総合テレビ・ラジオ第1放送で生中継による放送ができなかった国会中継の録画・録音放送を0:10から番組終了まで行うことがある。
  37. ^ 午前中の国会中継が11:55で終了し、気象情報・全国ニュースに切り替わって以降、審議が休憩に入る12時前後までの部分や、大相撲本場所開催期間中と国会の会期が重なった場合(3月の新年度予算審議と春場所)、17:00に大相撲中継に切り替わった後、その日の審議が終了するまでの部分。
  38. ^ この場合は、国際放送は国会中継終了(最大1:00までであるが状況によっては1:00を過ぎる場合あり)までフィラー音楽など別番組に差し替える。
  39. ^ 春の選抜高等学校野球大会や夏の全国高等学校野球選手権大会の期間中は、日曜日も8:00から試合開始するので地上波では放送していた日曜討論がラジオでは放送休止となる。そのため日曜討論はそのまま放送し、場合によっては1時台にまたがる様にして15分拡大で放送することもある。
  40. ^ 偶数月1日から2ヶ月ごとに曲を入れ替える。奇数月最終日(7月31日、9月30日など)の放送は、曲を流す時点では日付変更後なので偶数月1日と見なし、新しい曲を流す。2006年4月から2018年3月まで2曲放送し、午前0時台末尾(毎月第1月曜日 - 木曜日と毎週土曜日は1時台に放送)と午前3時台末尾に月曜日を基点として1週間交互に時間を替えて放送した。
  41. ^ 関西発の場合、午前4時台冒頭の日付と時刻の案内で、「200×年、×月×日、午前4時×分です」と年から案内する。2017年度から4時台に入ったピアノが奏でる七十二候を流してから明日へのことばを放送する。2017年度まで、月曜深夜から木曜深夜に必ず放送し、金曜深夜には放送しなかったが2018年度は桜井が担当する第4週に限り、金曜深夜も放送する事になっている。2019年度以降は関東地方で開催された「ラジオ深夜便の集い」第1部・明日へのことば講演会の様子を放送。
  42. ^ 2013年3月まで当該週に担当しない深夜便のアンカーは主に23時台のニュースに出演していた
  43. ^ 1月29日は徳田章と須磨佳津江、30日は後藤繁榮と村上里和。
  44. ^ 1月29日の『MUSIC10』パーソナリティーは森山良子、30日のパーソナリティーは鈴木杏樹。また、29日はロバート・キャンベル名取裕子、30日は渡辺満里奈の電話によるゲスト出演があった。
  45. ^ 群馬栃木茨城千葉埼玉神奈川のことを指す。
  46. ^ 滋賀京都奈良和歌山兵庫のことを指す。
  47. ^ 岐阜三重のことを指す。

出典

  1. ^ 「NHK年鑑 90」 211P
  2. ^ 「NHK年鑑 92」 251P
  3. ^ a b c ラジオ深夜便Q&A
  4. ^ ラジオ第1 1992年04月06日(月) 午後11:15〜1992年04月07日(火) 午前04:59「ラジオ深夜便」
  5. ^ FM 1996年04月09日(火) 午前01:00 〜 午前04:59「特集・ラジオ深夜便」(同年4月8日付放送分。FMへリレー放送としての第1回。リレー放送実施時のFMも当初は「特集」の文言を付けていた)
  6. ^ FM 1998年04月02日(木) 午前01:00 〜 午前04:59 「ラジオ深夜便」(同年4月1日付放送分。FMでのレギュラー放送の第1回)
  7. ^ 送信塔見て歩きWebブログ・「次週日曜深夜、NHK富山は全波放送休止」
  8. ^ 2008年9月23日 ラジオ第1 番組表(NHKクロニクル)
  9. ^ 同2008年12月10日
  10. ^ ラジオ第1 1995年04月07日(金) 午後11:40〜1995年04月08日(土) 午前04:59「大阪発ラジオ深夜便」(関西発レギュラー化の第1回)
  11. ^ ラジオ第1 1995年04月28日(金) 午後11:10〜1995年04月29日(土) 午前04:59「札幌発ラジオ深夜便」(月末の地方発レギュラー化の第1回。これ以前にも地方発は数回放送されている)
  12. ^ 日本放送協会理事会議事録(2022年4月26日開催分)”. 日本放送協会. p. 12 (2022年5月20日). 2022年5月25日閲覧。
  13. ^ a b NHK「ラジオ深夜便」×ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」 1 月 29 日(月)・30 日(火) 2 夜連続でコラボレーション” (PDF). 日本放送協会 (2024年1月17日). 2024年1月18日閲覧。
  14. ^ a b ニッポン放送「オールナイトニッポン MUSIC10」とNHK「ラジオ深夜便」がコラボ 局の垣根を越えて2夜連続で”. サンケイスポーツ (2024年1月22日). 2024年1月23日閲覧。
  15. ^ 2024年1月の近畿地方個別放送休止について(NHK大阪)
  16. ^ 1997年1月1日・ラジオ第1番組表。1:00から5:00まで「おめでとうラジオ深夜便」として河村陽子が担当していた。
  17. ^ 1999年1月1日・ラジオ第1番組表
  18. ^ 2002年1月1日・ラジオ第1番組表
  19. ^ 2018年12月31日・ラジオ第1番組表
  20. ^ 2019年12月31日・ラジオ第1番組表
  21. ^ 2023年12月31日深夜便番組表2023年12月31日NHKラジオ番組表
  22. ^ NHKラジオ「radiko」に期間限定で配信 10月2日から半年間 ORICON NEWS 2017年9月20日
  23. ^ NHKラジオのradiko.jp配信、4月12日正午から全国へ拡大,AV Watch,2018年3月22日
  24. ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始,株式会社radiko,2018年3月22日
  25. ^ NHKクロニクル2001年9月10日ラジオ第1
  26. ^ 同2001年9月11日ラジオ第1
  27. ^ 同2011年3月11日ラジオ第1
  28. ^ 同2011年3月13日ラジオ第1
  29. ^ 同2011年3月14日FM
  30. ^ 同2011年3月19日FM
  31. ^ NHK平成26年度 収支予算と事業計画〔要約〕” (PDF) (2014年1月14日). 2014年1月5日閲覧。
  32. ^ 出典 NHKサービスセンター「深夜便・よくある質問」
  33. ^ [1]
  34. ^ 番組時刻表 - ラジオ深夜便 日本放送協会、2022年11月15日閲覧
  35. ^ 2024年度主なキャスターの一覧
  36. ^ NHKクロニクル・ラジオ音楽便
  37. ^ ETV特集 | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル
  38. ^ ETV特集 | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル
  39. ^ ETV特集 | 番組表検索>結果詳細 | NHKクロニクル
  40. ^ 2015年3月19日深夜1時台「深夜便の集いinスタジオパーク」での宇田川清江の発言による
  41. ^ NHKスタジオパーク・企画展「深夜便25周年展」
  42. ^ ロマンチックコンサートのつどい(NHKサービスセンター「ラジオ深夜便」集いレポート 2005年8月分)
  43. ^ 歌と私の人生(お元気ですか?合田道人です)
  44. ^ 『ラジオ深夜便』2008年11月号(創刊100号)、3頁。外部リンクの番組機関誌公式サイトでも確認可能。
  45. ^ 『ラジオ深夜便』2008年11月号(創刊100号)、4頁。外部リンクの番組機関誌公式サイトでも確認可能。
  46. ^ 『ラジオ深夜便』2008年11月号(創刊100号)、6頁。外部リンクの番組機関誌公式サイトでも確認可能。
  47. ^ NHKサービスセンター編纂 『ラジオ深夜便完全読本―ふれあいと感動の15年』 NHKサービスセンター、ISBN 978-4871080637
  48. ^ 宇田川清江 『眠れぬ夜のラジオ深夜便』 新潮社〈新潮新書〉、2004年 ISBN 978-4106100642





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