ライオン (企業)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 12:35 UTC 版)
その他
- 牛乳石鹸はもともとライオンから(「小林富次郎商店」の時代に)発売されていた。
- 外国人への配慮として、パッケージには英語で製品カテゴリー(例として、「トップ スーパーNANOX」の場合はLaundry Detergent(洗濯用洗剤))が記載されている。
- パッケージに記載の4桁の数字は年月(月と西暦下2桁の組み合わせで、例えば、2023年1月は"0123"となる)で、基本的には製品の発売年月もしくは改変年月を指す。製品のリニューアルはもちろんのこと、配合成分やパッケージ表記等の小変更が生じた場合でも4桁の数字が更新されるため、同一製品・同一パッケージであっても購入時期によっては記載の4桁の数字が異なる場合がある。なお、前述した本社移転に伴って順次、製品パッケージに記載の住所が変更となっており、改良等が行われない製品の場合、記載年月が本社移転の年月であることを示す"0123"となる。
- ライオンの商標登録を侵害したとして、複数回の訴訟を起こしたが、その中には児童書の映画化『ライオンと魔女』もある。
- 東山動物園のライオンが展示されている場所に、コンクリートで作成されたと思われるライオン像がある。経年劣化が激しいが、台座部に「贈 ライオン歯磨」と刻まれている。
ライオンと相撲
- ライオンは嘗て近代大相撲生誕の地・両国に本社を構え、昭和末期には両国国技館が本社近くに移転。株主総会は国技館で開催されていた。
- そして本社老朽化による移転先の蔵前は、第二次世界大戦後国技館が「仮の」施設として置かれていた地でもある。
不祥事
- 2016年3月1日、消費者庁はライオンが販売する特定保健用食品で、新聞広告における一部の表示が健康増進法の規定に違反として、再発防止などの措置を勧告した。同庁によると、同法に基づき勧告などの処分を行うのは今回が初めてである[29]。
脚注
注釈
- ^ 法人格はライオン歯磨を継承。
- ^ 「藤澤樟脳」は譲受せず(第一三共ヘルスケアから発売、2019年生産終了)。
- ^ かつては、文化放送(JOQR)制作・同社提供のラジオ番組のタイトルにも使われた(例:『ライオン サウンドNo.17・Let it C-C-B』)。
- ^ 『いただきます』では当初、別の着ぐるみで代用していた(詳細は当該項目を参照)。
- ^ 『8時だヨ』は通常は生放送だが、この日はこの番組のために収録(日本青年館)番組に変更された。
- ^ 菊五郎一家はこの年から、それまでの江原真二郎・中原ひとみ一家に代わって出演。なおCMには長女・寺島しのぶと長男・五代目尾上菊之助も出演していたが、労働基準法により番組には出演しなかった(当時、しのぶは10歳、菊之助は6歳)。
- ^ 提供クレジット時では『この番組は、おはようからおやすみまで、暮らしをみつめるライオンの提供でお送りします(しました)』という読み上げがあった。
- ^ このときの読み上げは『この番組は、おはようからおやすみまで、暮らしをみつめるライオン株式会社他、ご覧のライオングループ各社の提供でお送りします(しました)』だった。なおこちらは「ヘルシー&ビューティー」の歌詞は入っていない。
- ^ 一時期30秒に縮小したこともある。
- ^ YBS・FBC・RKCでもスポンサー。
- ^ 2019年6月22日より一時期『炎の体育会TV』(同業のKaoが提供。)放送時は出演している男性芸人の闇営業問題の影響で提供クレジット自粛していた。
- ^ a b 作品によっては、そのドラマに出演しているタレントの出演企業スポンサー枠などの週・月替わりのスポンサーの都合で90秒枠提供で協賛(この場合、提供字幕にフレーズが入る)することがある。
- ^ 本来提供番組である「水溜りボンドの○○いくってよ」無期限休止分の代替処置。
- ^ 『ザ!世界仰天ニュース』から移行した。
- ^ a b エンディング時に「歯磨いたか」というセリフがあった。スポンサーの中では唯一、番組終了まで提供していた。
- ^ 「ねる様」の途中から提供クレジットを自粛し、カウキャッチャーとヒッチハイクでCMを流した。
- ^ 途中から30秒枠に降格後、降板。日本リーバ(現:ユニリーバ・ジャパン)と交代。
- ^ それ以前は90秒提供だった。
- ^ 復帰後は同業者であるP&Gもスポンサーになっている。
- ^ 鈴木雅之・田代まさし・佐藤善雄・久保木博之・桑野信義の5人をモデルとした人形が登場。CMは本人たちも映像で登場するもの、鈴木のみ本人も登場するもの、本人たちは声の出演のみのものがある。
出典
- ^ 播磨幸七『財界二千五百人集. [本編]』財界二千五百人集編纂部、1934年
- ^ 【1892年】化粧石鹸(明治25年)▷無水化粧石鹸(鳴行社・播磨幸七/代理店・小林富次郎)
- ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、396頁。ISBN 4-309-22361-3。
- ^ “〔話題株〕ライオン<4912.T>:商標権取得でバファリンをアジアで展開”. ロイター (2007年7月2日). 2023年8月12日閲覧。
- ^ “ライオン 「バファリン」の商標権取得(ドラッグトピックス)”. ドラッグトピックス2007年7月9日号. 株式会社ドラッグマガジン. 2023年8月12日閲覧。
- ^ a b 『ライオン、日本語字幕付きCMへ完全移行』(プレスリリース)ライオン株式会社、2022年12月21日 。2023年1月3日閲覧。
- ^ ライオン、韓国のCJライオンを完全子会社化 週刊粧業オンライン 2017年10月11日
- ^ 当社の殺虫剤ブランド「バルサン」および連結子会社株式の譲渡に関するお知らせ ライオン 2018年8月3日
- ^ ライオン株式会社の殺虫剤ブランド「バルサン」の譲受け及びライオンパッケージング株式会社の株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ レック 2018年8月3日
- ^ ライオン、殺虫剤「バルサン」をレックに売却 日本経済新聞 2018年8月3日
- ^ 『皮膚用薬ブランド「フェルゼア」・「エンクロン」の譲受けに関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ライオン株式会社、2019年1月31日 。2019年8月2日閲覧。
- ^ 『皮膚用薬ブランド「フェルゼア」・「エンクロン」の譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社資生堂、2019年1月31日 。2019年8月2日閲覧。
- ^ 持分法適用会社の株式譲渡および合弁解消に関するお知らせ ライオン 2020年12月25日
- ^ 出光ライオンコンポジット株式会社の株式譲受及び合弁解消に関するお知らせ 出光興産 2020年12月25日
- ^ 『社名(商号)変更に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)出光ファインコンポジット株式会社、2022年7月1日 。2023年1月3日閲覧。
- ^ 『本店移転日の決定に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ライオン株式会社、2022年11月30日 。2023年1月1日閲覧。
- ^ 『「蔵前一丁目開発事業」街区・建物名称の決定および各用途概要について』(PDF)(プレスリリース)日本郵政不動産株式会社、2022年12月9日 。2023年1月2日閲覧。
- ^ 『ライオングループ、新本社グランドオープン』(プレスリリース)ライオン株式会社、2023年4月3日 。2023年4月3日閲覧。
- ^ 『会社分割(簡易吸収分割)による日清食品株式会社への当社ラクトフェリンシリーズほか機能性表示食品事業の一部譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ライオン株式会社、2023年5月9日 。2023年12月1日閲覧。
- ^ a b 『ドリンク剤ブランドおよび外用消炎鎮痛剤の一部ブランドの譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ライオン株式会社、2024年2月14日 。2024年2月14日閲覧。
- ^ 『外用消炎鎮痛剤のブランド譲受けに関するお知らせ』(プレスリリース)帝國製薬株式会社、2024年2月14日 。2024年2月14日閲覧。
- ^ 『外用消炎鎮痛剤ブランド「ハリックス」発売のお知らせ』(プレスリリース)帝国製薬株式会社、2024年3月29日 。2024年3月30日閲覧。
- ^ 『ドリンク剤のブランド譲受に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)レック株式会社、2024年2月14日 。2024年2月14日閲覧。
- ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 1』講談社、2003年。
- ^ ライオン株式会社社史編纂委員会『ライオン120年史』ライオン、2014年、120頁。
- ^ “ライオンちゃんについて:ライオン オンラインショップ”. ライオン. 2015年12月4日閲覧。
- ^ “プロ野球(戦後編)”. ライオン. 2015年12月4日閲覧。
- ^ “CM情報:タレント一覧”. ライオン株式会社. 2020年5月16日閲覧。
- ^ “ライオンのトクホ誇大広告、消費者庁が再発防止措置を勧告 - 日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2023年4月10日閲覧。
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