モンゴル語 モンゴル語の概要

モンゴル語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/20 04:38 UTC 版)

モンゴル語
Монгол хэл
ᠮᠤᠨᠭᠭᠤᠯ ᠬᠡᠯᠡ
[mɔŋɢɔɬ xeɬ]
発音 IPA: /mɔŋɢɔ̆ɮ xiɮ/
話される国 モンゴルの旗 モンゴル
中華人民共和国の旗 中国 内モンゴル自治区[1](諸説あり)
地域 東アジア
話者数 500–600万人(モンゴル諸語)
言語系統
アルタイ諸語(疑わしい)
表記体系 モンゴル文字キリル文字ラテン文字
公的地位
公用語 モンゴルの旗 モンゴル
中華人民共和国の旗 中国 内モンゴル自治区
統制機関 モンゴル:
State Language Council (Mongolia),[2]
内モンゴル自治区:
Council for Language and Literature Work[3]
言語コード
ISO 639-1 mn
ISO 639-2 mon
ISO 639-3 mon – マクロランゲージ
個別コード:
khk — ハルハ方言
mvf — チャハル方言
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モンゴル文字で書かれた「モンゴル」

モンゴル国の憲法第8条はモンゴル語をモンゴル国の国家公用語に規定している。モンゴル国では、行政・教育・放送のほとんどがモンゴル語でなされるが、バヤン・ウルギー県では学校教育をカザフ語で行なうことが認められている。こうした地域の人々の中にはモンゴル語を全く解さない者もいる。モンゴル国外には10万人以上のモンゴル国民が居住(日本国内にも合法・不法合わせ数千人が滞在しているものと推定されている)しており、かれらの母語でもある。

モンゴル諸語のうち、どこまでを「モンゴル語」と呼ぶのか明確な定義はないが、一般的にはモンゴル国や中国の内モンゴル自治区でも話されているものがモンゴル語とされる[1]

系統

ブリヤート語オイラト語(カルムイク語)などとともにモンゴル諸語に属する。

モンゴル諸語は、テュルク諸語及びツングース諸語とともに次のような特徴を持つ。

  • 母音調和がある
  • 固有語の語頭に流音(r, l)が立たない
  • いわゆる膠着語で接尾辞型の言語である
  • 語順類型はSOVである
  • 英語の「have」(有する)を直訳できる動詞が存在しない

これらの共通点から、共通の祖語に遡るというアルタイ諸語仮説がかつて唱えられたこともあった。しかしこうした共通点が親縁関係の存在によるものか、隣接することによる相互影響(言語連合)によるものかは不明であり、また基礎語彙間の音韻対応規則が立てられないことなどから、アルタイ諸語説は未だ証明には至っていない。アルタイ諸語仮説支持者の中には、日本語アイヌ語朝鮮語もアルタイ諸語に属すると主張する者もいる。

方言


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  1. ^ a b 東外大のモンゴル語のモジュール
  2. ^ Törijn alban josny helnij tuhaj huul'”. MongolianLaws.com (2003年5月15日). 2009年3月27日閲覧。 The decisions of the council have to be ratified by the government.
  3. ^ "Mongγul kele bičig-ün aǰil-un ǰöblel". See Sečenbaγatur et al. 2005: 204.
  4. ^ 荒井幸康 (2013年9月19日). “モンゴル人を悩まし続けている「文字」の変遷 政治勢力に翻弄され、縦書きと横書きを行ったり来たり”. 日本ビジネスプレス. http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38720 2013年9月28日閲覧。 


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