メットライフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 16:51 UTC 版)
歴史
- 1863年、ニューヨークのビジネスマン達が10万ドルを拠出して、同社の元となる保険会社、ナショナルユニオン生命人体保険会社(以下、ナショナルユニオン生命)を立ち上げた。ナショナルユニオン生命は、南北戦争が戦われていた当時、従軍中の病気やけがなどによって障害を負った、当時のアメリカ陸海軍の兵士達に保険金を支払った。その後5年間、同社は再編を繰り返し、難しい舵取りを迫られた。
- 1868年になって、同社は生命保険事業への本格的な参入を決断し、中流層に向けて独自の保険を販売することを決断した。3月25日、当時ニューヨーク・ブルックリンで開業医をしていたジェームス・R・ダウを初代社長に迎え、メトロポリタン生命保険会社として新たなスタートを切った。
- 2000年4月、メットライフは、1998年の役員会における承認後18ヶ月で、株式会社化とIPO(新規株式公開)によって相互会社から株式会社に転換。
- 2001年、メットライフは、MetLife Bankを設立し、流通チャネルを活用すべく、リテールバンキング分野へ進出。
- 2005年、メットライフは、Travelers Life & Annuityと、シティグループのほぼすべての国際保険事業を120億ドルで買収。2005年7月1日に完了したTravelersの買収により、メットライフは売上高で北米第1位の個人向け生命保険会社となったほか、個人向け年金で第2位、法人向け年金で第1位となる。
- 2006年、メットライフはC・ロバート・ヘンリクソン(C. Robert Henrikson)を取締役会長(Chairman of the Board)、社長(President)兼最高経営責任者(CEO)に任命した。ヘンリクソンは2006年3月1日にCEO、2006年4月25日に取締役会長にそれぞれ任命した。
- ^ 2011年、A.M. Best Company
- ^ “米生保最大手メットライフが日本進出、アリコ買収の本当の狙い——ウィリアム・J・トペタ・メットライフ国際部門社長(1)”. 東洋経済オンライン. (2010年4月7日). オリジナルの2010年6月12日時点におけるアーカイブ。 2014年7月1日閲覧。
- ^ “商号変更に関するお知らせ” (PDF). メットライフアリコ生命保険株式会社 (2014年2月13日). 2014年7月1日閲覧。
- ^ “本日から、メットライフ生命、スタート” (PDF). メットライフアリコ生命保険株式会社 (2014年7月1日). 2014年7月1日閲覧。
- ^ 保険毎日新聞 2009年9月付け
- ^ “三井住友海上メットライフ生命保険株式会社の完全子会社化に関するお知らせ” (PDF). MS & ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 (2010年10月29日). 2014年7月1日閲覧。
- ^ “三井住友海上メットライフ生命保険株式会社の商号変更について” (PDF). MS & ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 (2010年12月27日). 2014年7月1日閲覧。
- ^ LIMRA & MetLife Market Research
- ^ 2007年1月30日 Business Wire記事[リンク切れ]
- ^ 2013年、朝日新聞社・森アーツセンターギャラリー主催「スヌーピー展」(東京)図録、pp.201-202
- ^ メットライフ熟年市場研究所
- ^ “Results for metlife”. Diversity MBA Magazine. 2014年7月1日閲覧。
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