ポケモンゲット☆TV ポケモンゲット☆TVの概要

ポケモンゲット☆TV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 18:09 UTC 版)

ポケモンゲット☆TV
Pokémon Get☆TV
別名 ポケテレ
ジャンル バラエティ番組
企画 浅井認、福永晋
演出 徳舛充人、鈴木則寿
出演者 タカアンドトシ
中川翔子
西井幸人ほか
声の出演 黒田崇矢ナラヨシタカ
ナレーター 山本麻里安田中一成
国・地域 日本
言語 日本語
製作
プロデューサー 松山進(テレビ東京)
神保香織、山本愼仁
制作プロデューサー 小池竜二
製作 テレビ東京
The Pokémon Company
ShoPro
放送
放送チャンネルテレビ東京
映像形式16:9
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年10月6日 - 2015年9月27日
放送時間日曜日7:30 - 8:30
放送枠テレビ東京系列日曜朝のアニメ・子供向け番組ゾーン
放送分60分
番組年表
前作ポケモンスマッシュ!
次作ポケモンの家あつまる?
関連番組ポケットモンスター XY

特記事項:
テレビ東京系列局以外の地域は30分版を放送。
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概要

ポケモンスマッシュ!』の後番組。番組フォーマットは『ポケモン☆サンデー』や『ポケモンスマッシュ!』同様に「ポケットモンスター」に関する内容を扱うバラエティスタイルである。前2作に出演したTIMロバートに代わりタカアンドトシが起用されるなど、前2作から番組内設定や出演タレントを、中川翔子を除き一新した。また、ナレーションは「週刊ポケモン放送局」時代から3作にわたって担当していた木村匡也から変更されている(山本麻里安田中一成)。

番組内では、出演者はポケモン番組専門のテレビ放送局「ポケモンゲット☆TV(略称:ポケテレ)」の職員で、ポケモンの魅力を伝えるための番組制作に尽力しているという設定である。前2作ではスタジオにいるレギュラー出演者がロケを行っていたが、本番組では、スタジオの出演者とロケの出演者が異なることが多い。また、前2作ではゲストの出演がほぼなかったが、本番組のスタジオパートではゲストがほぼ毎回出演し、ポケテレチャレンジを行っている。

2015年9月27日をもって終了。同年10月4日より、放送枠を8:00 - 8:30の30分に短縮した上で、新番組『ポケモンの家あつまる?』が開始された[2]。当番組からは中川翔子と「あばれる君のポケモン交換の旅」のあばれる君のみ続投となった。

当番組の終了で、2006年10月1日に『ポケモン☆サンデー』が1時間枠になって以来続いていた1時間のポケモン情報バラエティ番組が終了すると同時に、ポケットモンスターのアニメの再放送も終了した。また、ポケットモンスター情報バラエティ番組が2年で終了するのは『週刊ポケモン放送局』以来である。

出演者

ポケテレチャレンジの司会を務める。

ポケモンモーニングニュースのキャスターを務める。

コーナー(準レギュラー)

主なコーナー

コーナーは番組内の設定上『ポケモンゲット☆TV』の番組という扱いとなっているため、(新番組と題して)コーナーの新設が多く、コーナーの放送が続かないこともある。コーナーに突入する際はタカ局長が『オンエア、ポケモンゲット☆TV!』と言った後にコーナーに移行する(時間の都合上カットされる場合もある)。

ポケテレ・ザ・アニメーション!

「ポケモンスマッシュ!」の「ポケモンライブラリー」にあたるコーナーで、過去のポケットモンスターのアニメを原則として番組の前半で放送する。60分版でのみ放送。10月13日放送の第2回より開始された。現在[いつ?]はしょこたんキャスターが歌うアニメ主題歌が発売されたのでポケットモンスター XYを初回から1話ずつ放送している[3]。以前は、2015年2月15日までポケットモンスター アドバンスジェネレーション、2014年9月まではポケットモンスターをリバイバル放送していた。双方とも第一話から順番に放送していたが、一部の回は放送されずに終了した。

今日のイチオシーン!
アドバンスジェネレーション編より、ポケテレアニメーション冒頭に放送。ゆきとディレクターが他のレギュラー出演者(ロビンもしくは中川が多い)と共に今回の話の一押しのシーンを30秒以内に紹介するコーナー。ただ、毎回のようにゆきとディレクターが噛んでしまうため時間内には収まらなかったが、徐々に収められるようになった(ゆきとディレクターは当該話の自画を出しながら紹介するが、絵についての部分を紹介する前に時間切れになった事がある)。

ポケテレチャレンジ!

レギュラー出演者とゲストがポケモンに関連したなぞなぞクイズやゲームに挑戦するコーナー。ほぼ毎回の放送で行われていたが、2014年末頃からゲストの登場が減少し、このコーナーの放送が少なくなった。全員正解すると、視聴者にポケモングッズが抽選でプレゼントされる。番組初期には、トシプロデューサーが自らハガキを引いて抽選を行い、放送で当選者を発表していたが、現在[いつ?]は行われていない。現在[いつ?]は「ピカチュウ今なにチュウ?」と「ADキモリできるかな!?」のみ不定期に行われている。

ピカチュウ今なにチュウ?
頭お目覚めクイズ!ポケナゾ
ポケモンに関連したなぞなぞに解答する。ほとんどの場合、ポケモンあるいはアニメの登場人物の名前がなぞなぞに含まれるだけで、解答にはポケモンの知識を要しない。
つけてはずして!だくてんQ
ポケモンの名前のうち濁音を清音に、清音を可能ならば濁音にする(例:ヒトカゲ→ビドガケ)。
逆から読んで!ンモケポラップ
ポケモンの名前を逆に読む(例:ヒトカゲ→ゲカトヒ)。
ことばでつなげ!ポケモン進化トレイン
種ポケモンの名前の最後の文字からしりとりを進め、進化後のポケモンの最初の文字につなげる。指定した回数以内に繋げられなければ失格となる。なお、しりとりに使う言葉はポケモンの名前やそれに関連していなくても良い。
ことばを探せ!ポケモンことばパズル
絵で見て連想!ポケカキ!
イメージでお習字!ポケモジ
ADキモリのできるかな!?
がんばりやでおっちょこちょいなADキモリが様々なことに挑戦する(挑戦内容は6種類の中からトシプロデューサー以外のメンバーが相談して決める)。ADのキモリが選んだ挑戦に成功すれば視聴者プレゼントが発生する。

クリスマス! 出張ポケテレチャレンジ!!

2014年12月21日放送分の特別企画。レギュラー出演者による制作ではなく、ゲストのロバート制作の番組という設定であった。ゲストによる番組制作の設定は本企画が初めてであった。ロバートがサンタクロース(サンタクロース秋山)、トナカイ(トナカイ馬場)、ソリ(ソリ山本)に扮し、ポケモン好きの子供の家を訪問した。馬場はポケモン関連食品に食材をちょい足し(ポケたし)し、その食材を当てるクイズを出題。山本は台車に載せられ、指定された位置で止まるように台車を押すゲーム(ポケソリ)に参加させられた。また、秋山は体ものまねのお面を当てるクイズを出題した。

視聴者バトル

2015年1月11日放送分より開始。2014年11月30日放送分にて、視聴者バトルの参加者を募集することが発表された。前番組『ポケモンスマッシュ!』終了後、本番組では視聴者バトルは行われていなかった。約1年の空白期間を経て、視聴者バトルが事実上復活することになる。

あばれる君のポケモン交換の旅

ピン芸人のあばれる君が、『ポケットモンスター X・Y』を使って全国各地でポケモンを交換するコーナー。ソフト発売日と同時に北海道からスタートし、当初はポケモン交換だけでセントラルカロス図鑑の完成を目指すコーナー「あばれる君のポケモン図鑑完成の旅」だった。図鑑完成を達成した後「ポケモン図鑑完成の旅」から「ポケモン交換の旅」にリニューアルした。

交換に出すポケモンはヤヤコマのみ、最初に手に入れたハリマロンのみ進化させてOKというルール。ヤヤコマ以外のポケモンを捕まえること(ストーリー中に人から手に入れたポケモンやポケモン自らゲットされた(ラティアス)場合は除く)は許されず、出会った人とのポケモン交換で図鑑を埋め尽くさなければならなかった[4]

ポケモン図鑑完成の旅
日本列島の最北端、宗谷岬からスタート。初日はソフト発売日当日だった事もあり、交換数は0匹であった。その後、札幌にて初めてフラベベとの交換に成功。その後はポケモンセンターサッポロを訪れ、合計15匹の交換に成功した。
岩手編より、最後に1度だけミラクル交換ができるルールが追加された(しかし初回で送られてきたのはセントラルカロス図鑑にいないデリバード。その後も成功したのはマリルのみであった)。
ヤヤコマをもじった「うーん、ヤヤコマッタ(やや困った)」というギャグが発案されるも、受けはいまいちであった(現在は広く浸透しつつある)。
千葉県では「残りのポケモンをすべて集めろ」という条件で幕張メッセで行われる次世代ワールドホビーフェアに参加。プライベートで来ていた後輩芸人のMAEDA208やポケモン竜王戦のゲストで来ていた中村太地とも交換し、イベント終了後も会場の外で残りの3匹を交換してセントラルカロス図鑑完成を達成させた。
ポケモン交換の旅
全国図鑑を埋め尽くす「ポケモン交換の旅」へリニューアル後は、タカ局長からの「視聴率アップのための指令」に毎回挑戦するという条件が追加された。また、番組の放送されていない宮崎県を訪れた事もある。
最近[いつ?]ではミュウツーケルディオ等の貴重なポケモンを差し出す子供も増えてきている。
2014年11月9日放送で殿堂入りを達成したので「XY編」は完結した。12月7日放送分より「オメガルビー・アルファサファイア編」が開始された。衣装がオメガルビー・アルファサファイア仕様になり、パートナーポケモンはミズゴロウ、交換用のポケモンはケムッソになった。なお、「XY」と「オメガルビー・アルファサファイア」間での交換はホウエン図鑑に記録されるポケモンであれば、交換は可能である。9月20日の放送にてホウエン図鑑が完成し、企画は終了した。

ゲットさせるな! ポケモンかくれんぼゲーム

春日俊彰オードリー)が、視聴者の子供たちの家に隠されたポケモンのぬいぐるみ3匹を制限時間内に探すゲーム。制限時間は60分で、20分経過ごとに隠した子供にプレゼントが贈られる。全部見つかったらゲームオーバー。

ポケモン以外にもモンスターボールが隠されており、中には春日にラッキーなカードか、アンラッキーなカードが入っている。どんなカードかは開けないとわからない。また、モンスターボールの中身に、メガストーンが追加され、使用した部屋に限りメガシンカが発動できるようになった。春日はポケモンを見つけると、「○○、ゲットゥース!」と言うのがお決まり。 ポケモンを隠している場所に春日が近づくと、子どもたちは春日を妨害しようとしたり、「ここにはぬいぐるみはない」とはぐらかしたりするため、ポケモンが発見されるパターンが多い。

ポケサバ

ポケドッキリ

2014年11月30日放送分と2015年6月14日放送分で放送されたドッキリ企画。番組出演者にいつも通りのロケだと思わせて、数々のイタズラを仕掛けるというもの。前者はかくれんぼゲームの春日、後者はポケモン交換の旅のあばれる君に仕掛けた。

めざせ!ポケモンマスター!〜大学サークル対抗戦〜

2015年1月25日に放送されたポケモン好きな大学生が集まるポケモンサークル(通称ポケサー)による対抗戦である。出演大学は慶應義塾大学青山学院大学立教大学法政大学の四校であった。クイズ対決では四校が早押しでクイズに答え、上位二校の慶應義塾大学と法政大学が決勝戦であるバトル対決に挑んだ。結果、優勝は法政大学に決まり第一回大会は幕を閉じた。ポケモンをやりこんだファンたちの熱い戦いに会場もスタジオも盛り上がった。

春日のコンテストスターへの道

2015年2月1日放送分より開始。春日俊彰(オードリー)が、ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイアに登場するポケモンコンテストライブ!にならって、日本全国で行われるコンテスト(大会)に参加し、優勝しに行く企画。この企画が放送される時に限り、春日がスタジオ出演する(ただし、出演者からは扱いが悪い)。長い間、春日は優勝実績が無かった(果てには春日が対象外(子供が対象)の大会に出て敗北している)が、2015年6月7日に放送された「第1回小岩井農場牛乳ダッシュコンテスト」で初の優勝をした(優勝で企画は終了したと思われたが、実際のポケモンコンテストライブ!には色々な部門があることから、この企画は続行された)。

ロビンのマッスルカードクイズ!

ロビンディレクターが様々な筋トレ(動かすタイプではなく、維持するタイプの筋トレ)をしながら、1枚のポケモンカードについて紹介し、最後に視聴者にクイズを出す(正解はCMを跨いで放送される)。


  1. ^ “タカアンドトシがポケモン番組登場、しょこたんを信頼”. お笑いナタリー. ナターシャ. (2013年9月22日). https://natalie.mu/owarai/news/99932 2019年1月26日閲覧。 
  2. ^ 新番組「ポケモンの家(うち)あつまる?」が、10月4日(日)朝8時からテレビ東京系列ほかでスタート! - ポケットモンスターオフィシャルサイト
  3. ^ なお、当時社会的出来事に配慮して変更された放送順序も本来の放送順番で放送されている。
  4. ^ ただし、捕獲しないとストーリーが進まないイベルタルは例外であった。またカイオーガは捕獲せずにストーリーを進める事ができるが、交換難易度の高さからか捕獲する事が許された。


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