ホビット (映画) 登場人物

ホビット (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/10 07:53 UTC 版)

登場人物

*は、第2部までに未登場の人物であり、記載は原作での描写に基づく。

主要な登場人物(冒険の仲間)

ビルボ・バギンズ
ホビット。ホビット庄の青年。故郷での平穏な生活を楽しんでいたが、ガンダルフの企みにより、ドワーフ一行のはなれ山への冒険に「忍びの者」として同行することになる。旅路を通じて募る故郷への旅愁から、ドワーフ達の祖国奪還への思いを理解し、また、内に秘めた勇気を発揮していくようになる。後に親戚のフロドを養子に迎える。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
ガンダルフ(灰色のガンダルフ)
魔法使い。灰色の魔法使い。ビルボを幼少の頃から知っており、はなれ山への冒険に向うトーリンに対して仲間として推挙し、自らも同行して一行の旅を導く。火と光の魔法を得意とする。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
トーリン・オーケンシールド(トーリン2世)
ドワーフ。ドワーフ一族の王。一行の指導者であり、スマウグを倒し、奪われた王国と財宝を奪還するため、12人のドワーフの仲間とビルボを率いてはなれ山への冒険に出発する。厳格な性格から、当初はビルボに役目を果たせるのかと疑いの目を向ける。その二つ名の由来となったオークの盾(オーケンシールド)を手に闘う。
バーリン
ドワーフ。ドワーリンの兄。オイン、グローインの従兄弟。物腰穏やかで聡明な年長者であり、トーリンの良き助言者である。後に大坑道モリアの領主となり、『ロード・オブ・ザ・リング』内でも言及されている。
ドワーリン
ドワーフ。バーリンの弟。オイン、グローインの従兄弟。筋骨隆々とした勇猛な戦士で、トーリンに絶対的な忠誠を誓っている。
フィーリ
ドワーフ。キーリの兄。トーリンの甥。陽気な性格をしており、キーリと並んで一行の中では若輩である。投げナイフの達人である。
キーリ
ドワーフ。フィーリの弟。トーリンの甥。陽気な性格をしており、フィーリと並んで一行の中では若輩である。弓の達人である。
オイン
ドワーフ。グローインの兄。バーリン、ドワーリンの従兄弟。一行の医務係であり、また、予兆を読み解く才がある。耳が遠いため補聴器を所持している。
グローイン
ドワーフ。オインの弟。バーリン、ドワーリンの従兄弟。反骨精神に溢れる果敢な戦士であり、一行の中では唯一の妻帯者である。『ロード・オブ・ザ・リング』の「指輪の仲間ギムリの父。
ドーリ
ドワーフ。ノーリ、オーリの兄。紳士的で礼儀正しく、ガンダルフに信頼を寄せている。末弟のオーリの世話を甲斐甲斐しく焼いている。
ノーリ
ドワーフ。ドーリの弟、オーリの兄。星型の奇抜な髪形が特徴。悪人ではないが、手癖が悪くずる賢い。
オーリ
ドワーフ。ドーリ、ノーリの弟。文才と絵画に長けた芸術家肌であり、旅の記録を日記に綴っている。
ボンブール
ドワーフ。ボフールの兄。ビフールの従兄弟。一行の調理師であり、丸々と太っている。
ボフール
ドワーフ。ボンブールの弟。ビフールの従兄弟。親しみやすく愛嬌のある音楽家で、美声の持ち主である。ビルボを大切な仲間として気に掛ける。
ビフール
ドワーフ。ボンブール、ボフールの従兄弟。過去の戦闘の負傷で、頭に斧が刺さっている。それ以来古代ドワーフ語しか喋れず、身振り手振り唸りで感情を表現する。
ドゥリンⅠ━∥━ナインⅡ┳ダインⅠ┳スロール━スラインⅡ┳トーリンⅡ
            ┃    ┃          ┗ディース━┳フィーリ
            ┃    ┃                ┗キーリ
            ┃    ┗グロール━ナイン━━━ダインⅡ
            ┗ボーリン━ファリン┳フンディン┳バーリン
                      ┃     ┗ドワーリン
                      ┗グローイン┳オイン
(ドゥリンの王族の系譜)                ┗グローイン━ギムリ

ホビット

フロド・バギンズ
ホビット庄の青年。父の死後、養子として親戚のビルボに引き取られる。後に「指輪の仲間」として「一つの指輪」棄却の旅に出る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。

ドワーフ

スロール
ドワーフ一族の先々代王。トーリンの祖父。エレボールの揺るぎない繁栄に慢心し、莫大な財宝に溺れていくようになる。アザヌルビザールの合戦で、アゾグに討ち取られる。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には名前のみの登場。
スライン2世
ドワーフ一族の先代王。トーリンの父。スロールの死後、悲嘆に暮れ、姿をくらます。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には名前のみの登場。
ダイン2世(鉄の足ダイン)*
くろがね連山の領主。トーリンの又従兄弟。「五軍の合戦」においてトーリンらの救援に訪れる。

エルフ

エルロンド
裂け谷の領主。秘密の地図の解読を求めて、谷を訪れた一行をもてなし、冒険の助言を与える。中つ国における最も力のあるエルフの1人として、「白の会議」に出席する。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
リンディア
裂け谷のエルフ。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。
ガラドリエル
ロスローリエンの森の奥方。中つ国における最も力のあるエルフの1人として、「白の会議」に出席する。ガンダルフの決断と冒険に理解を寄せ、温かく見守る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
スランドゥイル
闇の森のエルフの王。領地に迷い込んで来た一行を捕縛し、尋問する。スマウグに襲撃されたはなれ山の惨状を前に、高見の見物を決め込み、以来トーリンからは激しく憎悪されている。『ロード・オブ・ザ・リング』の「指輪の仲間」レゴラスの父。
レゴラス
闇の森のエルフの王子。スランドゥイルの息子。敵を殺すことを厭わない冷酷さと確かな弓の腕前を兼ね揃えている。後に「指輪の仲間」として、フロドらと共に「一つの指輪」棄却の旅に出る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
タウリエル
闇の森のエルフの護衛隊長。自国の領土を守るのみで外の世界の危機に関わろうとしないスランドゥイルのやり方に苛立ちを感じている。名(Tauriel)はシンダール語で「森(Taur)の娘(iel)」を意味する。映画オリジナルの登場人物。

人間

バルド
湖の町エスガロスの船頭。エスガロスに辿り着いた一行との取引に応じ、一行を密入国させる。谷間の国デイルの王族の末裔として、スマウグの恐ろしさを誰よりも知っており、スマウグを刺激する結果に終わるであろう一行の冒険を非難する。
バイン
湖の町エスガロスの少年。バルドの息子。『指輪物語』「追補編」に名前のみの登場。原作には未登場。
湖の町の統領
湖の町エスガロスの領主。自らの保身に忙しく、大衆の人気を集めるバルドを快く思っていない。はなれ山奪還の際には富を分かち合うというトーリンの提案を受け入れ、一行を歓待する。
アルフリド
湖の町エスガロスの役人。統領の右腕として、執拗にバルドの動向を監視している。映画オリジナルの登場人物。

魔法使い

サルマン(白のサルマン)
白の魔法使い。裂け谷において、賢人会議「白の会議」を主宰する。闇の勢力の復活には懐疑的で、ガンダルフの忠告を頑として受け付けようとしない。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
ラダガスト(茶のラダガスト)
茶の魔法使い。魔法使いとしての任務を忘れ、闇の森の奥深くに住まい、鳥獣や植物の世話にかまけている奇人。森が死にかけていることを感じ取り、ガンダルフに闇の勢力の復活を警告する。原作には名前のみの登場。

オーク

アゾグ(穢れの王アゾグ)
モリアのオークの首領。かつてアザヌルビザールの戦いでスロールを殺害したと同時に、トーリンに討ち取られたはずだが、再びトーリンの前に姿を現し、はなれ山を目指す一行を付け狙う。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には未登場。
ボルグ
モリアのオーク。アゾグの息子。五軍の合戦でオーク軍を率いるアゾグに代わり、トーリンを追跡する。
大ゴブリン
霧ふり山脈のゴブリンの首領。山脈に迷い込んできた一行を捕獲し、アゾグに伝令を送る。

その他の登場人物

ウィリアム / トム / バート
トロルの森に住む3体のトロール。夕食の宴に迷い込んで来た一行を調理しようとする。『ロード・オブ・ザ・リング』にもフロドらが休息を取った木陰に石化した姿で登場している。
ゴラム
霧ふり山脈の地下洞窟に住む奇怪な生物。「一つの指輪」を所有しており、洞窟に迷い込んできたビルボと遭遇し、なぞなぞ勝負を仕掛ける。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
グワイヒア
中つ国の大鷲族の王。ワーグの群れに囲まれ、木の上に追い詰められた一行を空から救出する。原作には「鷲の王」として登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
ビヨルン
闇の森の入り口に住む熊人。巨大な熊に変身することができる獣人で、自身も過去にオークに虐げられた経験から、オークに追われる一行を屋敷に匿う。
ロアーク *
はなれ山の大ガラス族の長。はなれ山のドワーフ族とは古くから友好関係にあり、帰還した王トーリンに助言や情報を与える。
スマウグ
はなれ山に住む。中つ国最大の個体で、巨大な翼と黄金色をした頑丈な鱗を持っている。非常に強欲な性格をしており、過去にはなれ山を襲撃し、ドワーフの王国と財宝を略奪した。それ以後、現在まではなれ山から姿を現していない。
アングマールの魔王
指輪の幽鬼ナズグルの長。ドル・グルドゥアの丘に主人サウロンと共に潜んでおり、丘に入ったラダガストに襲い掛かる。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
死人使い(サウロン
ドル・グルドゥアの丘に潜む死霊術師(ネクロマンシー)。その正体は「一つの指輪」の主人である冥王サウロン。3000年近く前に滅ぼされたはずだが、近年再び形を取り、密かに闇の勢力の再興を進めている。原作には名前のみの登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。



  1. ^ 『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフの声を務めた有川博は、2011年に死去している。
  2. ^ 『ロード・オブ・ザ・リング』では、若き日のビルボもイアン・ホルムが演じている。
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