ホビット (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/30 21:36 UTC 版)
登場人物
*は、第1部未登場の人物であり、説明は原作での描写に基づく。
主要な登場人物(冒険の仲間)
- ビルボ・バギンズ
- ホビット。ホビット庄の青年。故郷での平穏な生活を楽しんでいたが、ガンダルフの企みにより、ドワーフ一行のはなれ山への冒険に「忍びの者」として同行することになる。旅路を通じて募る故郷への旅愁から、ドワーフ達の祖国奪還への思いを理解し、また、内に秘めた勇気を発揮していくようになる。後に親戚のフロドを養子に迎える。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- ガンダルフ(灰色のガンダルフ)
- 魔法使い。灰色の魔法使い。ビルボを幼少の頃から知っており、はなれ山への冒険に向うトーリンに対して仲間として推挙し、自らも同行して一行の旅を導く。火と光の魔法を得意とする。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- トーリン・オーケンシールド(トーリン2世)
- ドワーフ。ドワーフ一族の王。一行の指導者であり、スマウグを倒し、奪われた王国と財宝を奪還するため、12人のドワーフの仲間とビルボを率いてはなれ山への冒険に出発する。厳格な性格から、当初はビルボに役目を果たせるのかと疑いの目を向ける。その二つ名の由来となったオークの盾(オーケンシールド)を手に闘う。
- バーリン
- ドワーフ。ドワーリンの兄。オイン、グローインの従兄弟。物腰穏やかで聡明な年長者であり、トーリンの良き助言者である。後に大坑道モリアの領主となり、『ロード・オブ・ザ・リング』内でも言及されている。
- ドワーリン
- ドワーフ。バーリンの弟。オイン、グローインの従兄弟。筋骨隆々とした勇猛な戦士で、トーリンに絶対的な忠誠を誓っている。
- フィーリ
- ドワーフ。キーリの兄。トーリンの甥。陽気な性格をしており、キーリと並んで一行の中では若輩である。投げナイフの達人である。
- キーリ
- ドワーフ。フィーリの弟。トーリンの甥。陽気な性格をしており、フィーリと並んで一行の中では若輩である。弓の達人である。
- オイン
- ドワーフ。グローインの兄。バーリン、ドワーリンの従兄弟。一行の医務係であり、また、予兆を読み解く才がある。耳が遠いため補聴器を所持している。
- グローイン
- ドワーフ。オインの弟。バーリン、ドワーリンの従兄弟。反骨精神に溢れる果敢な戦士であり、一行の中では唯一の妻帯者である。『ロード・オブ・ザ・リング』の「指輪の仲間」ギムリの父。
- ドーリ
- ドワーフ。ノーリ、オーリの兄。紳士的で礼儀正しく、ガンダルフに信頼を寄せている。末弟のオーリの世話を甲斐甲斐しく焼いている。
- ノーリ
- ドワーフ。ドーリの弟、オーリの兄。星型の奇抜な髪形が特徴。悪人ではないが、手癖が悪くずる賢い。
- オーリ
- ドワーフ。ドーリ、ノーリの弟。文才と絵画に長けた芸術家肌であり、旅の記録を日記に綴っている。
- ボンブール
- ドワーフ。ボフールの兄。ビフールの従兄弟。一行の調理師であり、丸々と太っている。
- ボフール
- ドワーフ。ボンブールの弟。ビフールの従兄弟。親しみやすく愛嬌のある音楽家で、美声の持ち主である。ビルボを大切な仲間として気に掛ける。
- ビフール
- ドワーフ。ボンブール、ボフールの従兄弟。過去の戦闘の負傷で、頭に斧が刺さっている。それ以来古代ドワーフ語しか喋れず、身振り手振り唸りで感情を表現する。
ドゥリンⅠ━∥━ナインⅡ┳ダインⅠ┳スロール━スラインⅡ┳トーリンⅡ ┃ ┃ ┗ディース━┳フィーリ ┃ ┃ ┗キーリ ┃ ┗グロール━ナイン━━━ダインⅡ ┗ボーリン━ファリン┳フンディン┳バーリン ┃ ┗ドワーリン ┗グローイン┳オイン (ドゥリンの王族の系譜) ┗グローイン━ギムリ
ホビット
- フロド・バギンズ
- ホビット庄の青年。父の死後、養子として親戚のビルボに引き取られる。後に「指輪の仲間」として「一つの指輪」棄却の旅に出る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
ドワーフ
- スロール
- ドワーフ一族の先々代王。トーリンの祖父。エレボールの揺るぎない繁栄に慢心し、莫大な財宝に溺れていくようになる。アザヌルビザールの合戦で、アゾグに討ち取られる。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には名前のみの登場。
- スライン2世
- ドワーフ一族の先代王。トーリンの父。スロールの死後、悲嘆に暮れ、姿をくらます。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には名前のみの登場。
- ダイン2世(鉄の足ダイン) *
- くろがね連山の領主。トーリンの又従兄弟。「五軍の戦い」においてトーリンらの救援に訪れる。
エルフ
- エルロンド
- 裂け谷の領主。秘密の地図の解読を求めて、谷を訪れた一行をもてなし、冒険の助言を与える。中つ国における最も力のあるエルフの1人として、「白の会議」に出席する。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- リンディア
- 裂け谷のエルフ。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。
- ガラドリエル
- ロスローリエンの森の奥方。中つ国における最も力のあるエルフの1人として、「白の会議」に出席する。ガンダルフの決断と冒険に理解を寄せ、温かく見守る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- スランドゥイル
- 闇の森のエルフの王。領地に迷い込んで来た一行を捕縛し、尋問する。スマウグに襲来されたはなれ山の惨状を前に、高見の見物を決め込み、以来トーリンからは激しく憎悪されている。『ロード・オブ・ザ・リング』の「指輪の仲間」レゴラスの父。
- レゴラス *
- 闇の森のエルフの王子。スランドゥイルの息子。後に「指輪の仲間」として、フロドらと共に「一つの指輪」棄却の旅に出る。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- タウリエル *
- 闇の森のエルフの護衛隊長。名(Tauriel)はシンダール語で「森(Taur)の娘(iel)」を意味する。映画オリジナルの登場人物。
- ガリオン *
- 闇の森のエルフの給仕頭。
人間
- バルド *
- 湖の町エスガロスの青年。谷間の国デイルの王族の末裔であり、はなれ山と同じく邪竜スマウグに滅ぼされた祖国を再興するため、スマウグに立ち向かう。
- 湖の町の統領 *
- 湖の町エスガロスの領主。町を訪れた一行に豪勢な食事を振舞い、歓待する。
- アルフリド *
- 湖の町エスガロスの役人。統領の右腕として信頼が厚く、狡猾に悪事を働く。映画オリジナルの登場人物。
魔法使い
- サルマン(白のサルマン)
- 白の魔法使い。冥王サウロンに対抗するため、賢人会議「白の会議」を主宰する。サウロンの復活には否定的で、ガンダルフの忠告を頑として受け付けようとしない。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- ラダガスト(茶のラダガスト)
- 茶の魔法使い。魔法使いとしての任務を忘れ、闇の森の奥深くに住まい、鳥獣や植物の世話にかまけている奇人。森が死にかけていることを感じ取り、ガンダルフに闇の勢力の復活を警告する。原作には名前のみの登場。
オーク
- アゾグ(穢れの王アゾグ)
- モリアのオークの首領。体色は青白く、体躯は大きい。アザヌルビザールの戦いでトーリンに討ち取られたはずだが、再びトーリンの前に姿を現し、はなれ山を目指す一行を付け狙う。『指輪物語』「追補編」の登場人物であり、原作には未登場。
- 大ゴブリン
- 霧ふり山脈のゴブリン(オーク)の首領。山脈に迷い込んできた一行を捕獲し、アゾグに伝令を送る。
その他の登場人物
- ウィリアム / トム / バート
- トロルの森に住む3体のトロール。夕食の宴に迷い込んで来た一行を調理しようとする。『ロード・オブ・ザ・リング』にもフロドらが休息を取った木陰に石化した姿で登場している。
- ゴラム
- 霧ふり山脈の地下洞窟に住む奇怪な生物。「一つの指輪」を所有しており、洞窟に迷い込んできたビルボと遭遇し、なぞなぞ勝負を仕掛ける。『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- グワイヒア
- 中つ国の大鷲族の王。ワーグの群れに囲まれ、木の上に追い詰められた一行を空から救出する。原作には「鷲の王」として登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- ビヨルン *
- 闇の森の入り口に住む熊人。巨大な熊に変身することができる獣人で、豪放磊落な性格をしている。ガンダルフやラダガストの友人であり、一行を屋敷に迎え入れ、温かくもてなす。
- ロアーク *
- はなれ山の大ガラス族の長。はなれ山のドワーフ族とは古くから友好関係にあり、帰還した王トーリンに助言や情報を与える。
- スマウグ
- はなれ山に住む竜。中つ国最大の個体で、巨大な翼と黄金色をした頑丈な鱗を持っている。非常に強欲な性格をしており、過去にはなれ山を襲撃し、ドワーフの王国と財宝を略奪した。
- アングマールの魔王
- 指輪の幽鬼ナズグルの長。ドル・グルドゥアの丘に主人サウロンと共に潜んでおり、丘に入ったラダガストに襲い掛かる。『指輪物語』の登場人物であり、原作には未登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
- 死人使い(サウロン)
- ドル・グルドゥアの丘に潜む死霊術師(ネクロマンシー)。その正体は「一つの指輪」の主人である冥王サウロン。3000年近く前に滅ぼされたはずだが、近年再び形を取り、密かに策を弄している。原作には名前のみの登場。 『ロード・オブ・ザ・リング』にも登場。
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- ^ 『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』では、本作と同時期に当たる若き日のビルボ・バギンズ役を、年老いたビルボと同じくイアン・ホルムが一貫して演じていた。
- ^ 『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフの声を務めた有川博は、2011年に死去している。
- ^ Brian Sibley (2006). Peter Jackson: A Film-maker's Journey. London: HarperCollins. pp. 313–16. ISBN 0-00-717558-2.
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- ^ “Hobbit deal costs New Zealand changes in labour laws and $25m tax break”. Guardian. (2010年10月27日) 2010年10月27日閲覧。
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「ホビット (映画)」の続きの解説一覧
ホビット (映画)に関連した本
- 映画秘宝 2013年 02月号 [雑誌] 洋泉社
- ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫) J.R.R. トールキン 岩波書店
- ホビット〜思いがけない物語〜 J.R.R. トールキン 文溪堂
- ホビット (映画)のページへのリンク








