ベニジピン ベニジピンの概要

ベニジピン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/14 05:41 UTC 版)

ベニジピン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
Drugs.com 国別販売名(英語)
International Drug Names
投与方法 経口
識別
CAS番号
105979-17-7 
ATCコード C08CA15 (WHO)
PubChem CID: 656668
ChemSpider 571013 
UNII 4G9T91JS7E 
ChEMBL CHEMBL2218858 
化学的データ
化学式C28H31N3O6
分子量505.562
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禁忌

心原性ショックの患者には禁忌である[1]

副作用

重大な副作用として、肝機能障害、黄疸が添付文書に記載されている[1]

用法・用量

基本的には1日1回2〜4mgであるが[2]、適宜増減(半量〜倍量)できる(最大8mg)[1]。狭心症の治療に用いる際には、1回4mgを1日2回服用する。

入手性

ベニジピンは日本と東南アジアの一部の国でのみ用いられている。

作用機序

ベニジピンはカルシウム拮抗薬である。

ベニジピンは鉱質コルチコイド受容体に対して拮抗薬として働く抗鉱質コルチコイド薬でもある[3]


  1. ^ a b c コニール錠2/コニール錠4/コニール錠8” (2014年10月). 2016年4月24日閲覧。
  2. ^ Hi-Eisai Pharmaceutical, Inc.. “Coniel (benidipine) package insert (Philippines)”. MIMS Philippines. CMPMedica. 2008年3月31日閲覧。
  3. ^ Luther JM (2014). “Is there a new dawn for selective mineralocorticoid receptor antagonism?”. Curr Opin Nephrol Hypertens 23 (5): 456-61. doi:10.1097/MNH.0000000000000051. PMC PMC4248353. PMID 24992570. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24992570/. 


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