フルボキサミン フルボキサミンの概要

フルボキサミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/12/22 16:25 UTC 版)

フルボキサミン
フルボキサミンの構造式
臨床データ
胎児危険度分類 C
法的規制 Prescription Only (S4)    (AU)    -only   (US)   
識別
ATCコード N06AB08
KEGG D07984
化学的データ
化学式 C15H21F3N2O2 

概要

主にうつ病不安障害強迫性障害摂食障害注意欠陥・多動性障害月経前症候群等の治療薬として、日本ではフルボキサミンマレイン酸塩錠が「ルボックス®」(アッヴィアステラス製薬藤沢薬品工業)、「デプロメール®」(Meiji Seika ファルマ)の商標で販売されている。また、後発品も多数存在する。

日本で最初に発売されたSSRIで、医師の処方が必要である。過去のセンセーショナルな登場から、SSRIを「ハッピードラッグ」として飲む者もいるが、実際にはそのような作用はないので無意味な行為である。逆にSSRIを危険な薬として過度に警戒し、服用を避けようとするのも、あるべきではない。服用にあたっては医師や薬剤師と十分に相談すべきである。

形状

ルボックス25mg
デプロメール75mg

25mg錠と50mg錠と75mg錠とがある。ルボックス、デプロメールとも黄色い小さな錠剤である。

用法用量

通常、成人にはフルボキサミンマレイン酸塩として1日50mgを初期用量として、最大1日150mg程度まで漸増し、1日2回に分割して経口投与するのが一般的である。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。1日150mgを越える量での処方で目覚ましい効果があったという日本国外の医学誌での報告がある。実際、臨床では1日200mg程度まで処方される事は多々あり、これは抗うつ薬全般の傾向である。

なお、フルボキサミンはかなりの苦味があるため、噛み砕いたり舌下で溶かして服用するのは避け、コップ一杯程度のやぬるま湯と服用する。

フルボキサミンをはじめ、抗うつ薬は服用を開始してから効果が現れるまでにおよそ2週間から1ヶ月かかる。

副作用

主な副作用は、吐き気頭痛、眠気、そして主に肝臓などの消化器への影響である。その他にも少数例ながら各種の副作用が報告されている。特に、24歳未満の患者が服用する場合は、自殺願望の芽生えなどの危険な副作用が発生する可能性が指摘されているため、注意が必要である。 抗うつ薬は効果の出現にある程度時間がかかるが、副作用は服用直後から現れる。しかし飲み続けると副作用が消えることも多い。

血中濃度

健康な成人男性に50mg投与した場合、最高血中濃度は5時間ほどで訪れ、血中濃度半減期は9時間前後である。

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