フッ化物とは? わかりやすく解説

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フッ化物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 02:18 UTC 版)

フッ化物(フッかぶつ、弗化物、fluoride)とはフッ素とほかの元素あるいは原子団とから構成される化合物である。フッ素は最大の電気陰性度を持つ元素であるため、HF3 などごく一部の例外を除き、化合物の中では酸化数が -1 とされる。イオン性あるいは分子性のフッ化物が知られているが分子性フッ化物は液体のものが多く、常温で気体固体のものも少数見られる。イオン性のフッ化物でも一般に融点の低いものが多い[3]




  1. ^ Fluorides – PubChem Public Chemical Database”. The PubChem Project. USA: National Center for Biotechnology Information. 2020年5月18日閲覧。
  2. ^ Chase, M. W. (1998). Fluorine anion. NIST. pp. 1–1951. http://webbook.nist.gov/cgi/cbook.cgi?ID=C16984488&Mask=1#Thermo-Gas 2012年7月4日閲覧。. 
  3. ^ a b c 長倉三郎ら(編)、「フッ化物」、『岩波理化学辞典』、第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。
  4. ^ a b Cotton, F. A.; Wilkinson,G.; Murillo, C. A.; Bochmann, M. (1999). Advanced Inorganic Chemistry (6th ed), pp. 553–558. Wiley: New York. ISBN 0-471-19957-5
  5. ^ K.O.Christe et al,J.Am.Chem.Soc.,1990, 112,7619.
  6. ^ T.G.Richmond et al, J.Am.Chem.Soc.,1994,116,11165.
  7. ^ K.Seppelt et al,Chem.Eur.J.,1995,1,261.
  8. ^ N.Doherty and N.W.Hoffman, Chem.Rev.,1991,91,553.
  9. ^ a b 大滝 仁志、「ハロゲン化物」、『世界大百科事典』、CD-ROM版、平凡社、1998年。
  10. ^ 『 高校数学でわかるシュレディンガー方程式』(2005年)竹内 淳 ISBN 4062574705
  11. ^ 『千の太陽よりも明るく—原爆を造った科学者たち』(2000年)ロベルト・ユンク ISBN 4582763626


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