フェリシモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 15:24 UTC 版)
グループ会社
- 株式会社LOCCO
- 株式会社cd.
営業スタイル
幅広い年齢層の女性をターゲットとして、衣料品・生活雑貨・インテリア・化粧品などを販売している。キッズ商品や、一部メンズ商品の取り扱いもある。カタログを配布してハガキやネットで申し込む形式が主流である。商品は多くの場合、頒布会(定期購入システム)の形式を取っており、いくつかのシリーズ商品のうちどれが来るかは分からないのが特徴である。頒布(定期購入)には最後まで参加(お休みしてもよい)しなくてもよい。
同業のセシールが比較的「安価」という方向性を持っているのに対して、フェリシモの場合、可愛らしさやスタイリッシュ、あるいはエコなどといった、付加価値の面を重視している点が商品傾向としてある。
なお、フェリシモは協力企業のネットワークを通じてある意味でどんな商品でもつくることができるSPA(製造小売)を行っており、利用客の声がダイレクトにプランナーに届く仕組み、および、コレクションという毎月シリーズでお届けする仕組みを持っている[3]。
また、利用客の声に反映した商品作りの場を提供し『フェリシモ生活雑貨大賞』や『クチュリエ検定試験』といった双方向性を確立している。
社会貢献活動
東日本大震災復興支援
毎月一口100円からはじめることの出来る義援金(基金)および東日本大震災 復興支援ポータルサイト「もっと、ずっと、きっと」開設 [4]。
環境保全・育成基金
PEACE BY PEACE COTTON PROJECTをはじめ、緑豊かな森を残すことを目的に毎月一口100円の寄付による「フェリシモの森基金」、インドのタゴール協会と「はな・はな・みどり基金」、「沖縄サンゴ基金」、「広葉樹の森づくり基金」、「アルモンド未来の森を育む基金」を開設し基金を通じて自然環境を守り、育てる活動を国内、海外で実施[5]。
フェリシモ チョコレート ミュージアム
2021年10月、神戸市中央区本社ビル内にチョコレートの企業博物館「フェリシモ チョコレート ミュージアム」をオープンさせる[6]。
- ^ 日本経済新聞2014年7月31日Web刊 「LINE売買商品を定額で配送 フェリシモと提携「大きさ別」の一律料金」2014年9月18日確認
- ^ カタログはJR西日本の主要駅にあるパンフレットラック内で配布している。
- ^ 日本マーケティング協会 View Point 2013年9月14日確認
- ^ 2011年6月3日プレスリリース みんなで息の長い復興支援をフェリシモ 東日本大震災 復興支援ポータルサイト『もっと、ずっと、きっと』を開設2013年12月9日確認
- ^ フェリシモCSR活動 環境保全・育成2013年12月9日確認
- ^ “目指すは“世界一” 神戸に来秋チョコ博物館開設”. 兵庫おでかけプラス(神戸新聞). 2021年1月5日閲覧。
- ^ 通販大手のフェリシモに再発防止勧告 公取委、下請法違反で 日本経済新聞 2013年3月29日
- ^ 公正取引委員会の勧告に基づく対応について 2013年9月20日確認
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