ファイナルファンタジーXIの戦闘システム 状態変化(ステータス変化)

ファイナルファンタジーXIの戦闘システム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/18 16:28 UTC 版)

状態変化(ステータス変化)

プレイヤーや敵は、魔法、特殊技、トラップ、フィールド(正式名称は「スフィア」だが、フィールドと呼ばれる事が多い。モンスターが自身の周囲に展開する特殊な領域で、その領域内にいる間は永続)などによって様々な状態変化が発生する。

悪性(状態異常、悪い魔法効果)の状態変化は、状態変化の実行者を超えるレベルを有するか、属性(土、水、火、風、氷、雷、光、闇)に対する耐性を高める事で、各属性ごとに決められた状態変化をやや受けにくくなるが、同名の状態変化であっても、魔法や特殊攻撃によって属性が異なる場合がある。

ほとんどの状態変化(良性、悪性共に)は、戦闘不能になるか、モグハウスに入る(良い魔法効果はジョブチェンジをする)事で解除されるが、一部の状態変化は一定時間が経過するか、特定の条件を満たすまで解除されないものもある(特殊な状態参照)

状態異常(ステータス異常)

主に○○ナ系の白魔法や特定のアイテムによって治療可能な状態変化。

戦闘不能
敵からの攻撃によるダメージの蓄積によりHPが0になった際や、デスや斬鉄剣などの即死の効果がある(ダメージ表示なしで「~は、力尽きた」とだけ表示される)魔法や特殊攻撃を受けた際に、自動的に発生する状態変化。治療手段は、レイズ、アレイズ、リレイズなど。
HPが0になり力尽きた状態である為、死亡状態ともいえる。
ホームポイントへ戻るか、レイズの魔法を受けて復活するかのどちらかの動作しか出来ず、sayとshoutによるチャット(不特定多数へのチャット)も不可能となる。
なお、この状態変化になった際には、現在の経験値が一定量失われる(蘇生魔法によって復活した際には、失われた経験値の中から、かけられた蘇生魔法のランクと戦闘不能者のレベルに応じた分の経験値が返還される)。
衰弱
戦闘不能からレイズなどの魔法で復活した際、宝箱の開錠に失敗した際、青魔法の自爆を使用した際、一部のNMが使用するWSの追加効果を受けた際、デュナミスなどの特定エリアにおいて一度脱出した後に再進入した際などに発生する状態変化。治療手段は、レヴィヴィセンス(一部のNPCのみが使用可能で、PCは使用出来ない)
衰弱中は、最大HPが約1/4、最大MPが約1/3(装備などによる補正を除いた値で1/4、および1/3)にダウンし、近接物理攻撃間隔と魔法のリキャスト時間も2倍となる(ヘイストなどで軽減する事は可能)
また、衰弱中に再度戦闘不能に陥り、レイズなどで復活した場合や、一部のデュナミスなど、特定エリアにおいて一度脱出した後に再進入した場合は、強い衰弱状態となり、上記のペナルティに加え(強い衰弱の種類によっては最大HPと最大MPが上記の値よりもさらに半減し)、近接物理攻撃力と魔法攻撃力が0になり、遠隔物理攻撃力と遠隔物理命中率が限りなく0に近い値となる。
なお、魔法命中率、魔法スキル、武器スキルは変化しないので、弱体魔法や物理系青魔法などに関しては、命中率や威力がダウンする事はない。
基本的に5分もしくは10分経過する事で解除されるが、シーフツールを使った宝箱の開錠に失敗した際の衰弱は、現在のシーフレベル×2分経過するまで解除されない。
なお、一部の敵が使用する特殊技の追加効果で衰弱になった場合は、2~3分程度で解除される。
また、白魔法「アレイズ」によって戦闘不能状態から復活した際も、3分で解除される。
3秒ごとにHPが減少する状態変化。治療手段は、ポイゾナ、エスナ、毒消しなど。
減少するHP量や効果時間は魔法や特殊攻撃ごとに異なっており、1ずつ減少する毒もあれば、50ずつ減少する毒もある。
麻痺
一定の確率で行動がキャンセルされる(失敗する)状態変化。治療手段は、パラナ、エスナなど。
行動がキャンセルされる確率は、魔法や特殊攻撃ごと、および麻痺への耐性の高さ(プレイヤーから効果深度と呼ばれる事の多い見えない数値)によって異なり、ほとんどキャンセルされないような場合もあれば、常時キャンセルされてしまうような場合もある。
なお、解除不可能な強力な麻痺というのが少数存在しており、この麻痺に陥った場合は、自然回復するまで治療する事が出来ない。
静寂/沈黙
魔法、呪歌、忍術の詠唱が出来なくなる状態変化。治療手段は、サイレナ、やまびこ薬など。
なお、弱い静寂と強い静寂があり、弱い静寂/沈黙は魔法やアイテムで治療出来るが、強い静寂/沈黙は自然回復するまで治療する事が出来ない。
ちなみに、静寂と沈黙で効果の差はない。
暗闇
物理攻撃の命中率がダウンする状態変化。治療手段は、ブライナ、エスナ、目薬など。
病気/悪疫
ヒーリング(ヒーリングの動作をとっている間は、一定時間ごとにHPとMPが徐々に回復していく)が無効化される状態変化。治療手段は、ウィルナ、エスナなど。
悪疫には上記の効果の他に、3秒ごとにMPとTPが減少する効果が追加されている。
呪い/呪詛
最大HPと最大MPがダウンし、移動速度も遅くなる状態変化。治療手段は、カーズナ、エスナ、聖水など。
ダウンする最大HPと最大MPの量は、呪いと呪詛で異なり、呪詛の方が大きくダウンする。
また、弱い呪いと強い呪いがあり、弱い呪いは魔法やアイテムで治療出来るが、強い呪いは自然回復するまで治療する事が出来ない上、ケアルなどの回復魔法によってHPを回復する事も出来なくなる。
睡眠/ナイトメア
一切の行動が出来なくなる状態変化。治療手段は、攻撃によるダメージを受ける、HP回復魔法をかけるなど。
ナイトメアには上記の効果の他に、3秒ごとにHPが減少する効果が追加されている(ただし、HPが減少する効果のないナイトメアも存在する)
なお、睡眠は、毒などのスリップダメージ(時間経過で徐々にHP減少)でも解除されるが、ナイトメアは解除されないという特徴がある(また、攻撃によるダメージを受けても解除されないナイトメアもある)
石化
一切の行動が出来なくなる状態変化。治療手段は、ストナなど。
石化の効果時間は、魔法や特殊攻撃ごとに異なっている。
また、敵側に発生する石化(プレイヤーからモンスターに対して付与した石化効果)に関しては、攻撃してダメージを与えると同時に解除される(ただし、スリップダメージでは解除されない)
なお、視線によって発生する石化は、視線が外れると同時に解除される。
徐々に石化
20のカウントが表示され、カウントが0になると石化に陥る状態変化。治療手段は、ストナなど(ただし、ストナが無効で、完全に石化するまで治せない徐々に石化も存在する)
なお、カウントが進行するほど、移動速度が遅くなっていくという特性を持つ。
死の宣告
10のカウント(敵によっては5のカウント)が表示され、カウントが0になると戦闘不能に陥る(強制的にHPが0になる)状態変化。治療手段はカーズナ、聖水など(ただし、100%治療出来るわけではなく、治療に失敗する場合もある)
基本的には、死の宣告の使用者が戦闘不能になると解除されるが、解除されない死の宣告も存在する。
また、フィールドタイプの死の宣告は、そのフィールドの領域外へ離脱した時点で、カウントが停止、リセットされる(ただし、自然消滅した場合は、解除されずにカウントが継続される物もある)
なお、敵側に発生する死の宣告(プレイヤーからモンスターに対して付与した死の宣告効果)は、対象モンスターが即死する(強制的に対象モンスターのHPを0にする)までの時間が60カウントと非常に長く、レジスト具合によってはカウントの途中で死の宣告自体が解除されてしまう事もある。
魅了
味方を自動的に攻撃してしまう状態変化。治療手段は、なし。
一定時間が経過するか、魅了の使用者が戦闘不能になると解除される。
PCは魅了状態になると、敵モンスターとして判別される為、各種攻撃や魔法を仕掛ける事が可能になるという特徴がある。この為、スリプルやバインドなどの相手を動けなくする魔法を魅了されたPCに使う事で、味方を攻撃するのを防ぐ事が可能である。
なお、魅了状態のPCを攻撃し、戦闘不能にしたとしても、そのPCの経験値が減る事はない。
変身(トード/コウモリ/モルボル/カトゥラエ/コスチュームなど)
カエルやコウモリなどに姿が変化する状態変化。治療手段は、なし。
変身させられる特殊攻撃には、同時に魅了の効果も有しており、変身させられた上で味方を自動的に攻撃してしまう事になる。
なお、エンチャントやアイテムを使った場合、もしくは特定の場所を調べた場合にのみ発生する「コスチューム」の効果に関しては、魅了効果のない変身となっている。
挑発
アビリティ「挑発」と同名の状態変化。治療手段は、なし。
特定の状況でのみ「挑発」の性能が変化して、この状態変化を与えるものとなる。
この効果中は、挑発の実行者に対してのみ攻撃が可能となり、回復魔法や強化魔法も全て挑発の実行者に対してかかるようになる。
また、自身に対してのみ使用出来る全ての魔法やアビリティが使用不可能となる。
アムネジア
アビリティ、ペットコマンド、ウェポンスキルが使用出来なくなる状態変化。治療手段は、エクフォリアリングのエンチャント効果。

悪い魔法効果

ゲーム中の表記では「悪い魔法効果」となっているが、実際には魔法以外でも、このカテゴリの状態変化になる特殊攻撃が数多く存在する。基本的に、悪い魔法効果を打ち消す白魔法「イレース」、アビリティ「ハートオブミゼリ」の効果が発揮されている状態の白魔法「エスナ」、青魔法「イグジュビエーション」および「虚無の風」、アイテム「パナケイア」などによって治療可能なものが多い。

スリップ
3秒(計略は10秒)ごとにHPが減少する状態変化。治療手段は、イレースなど。
ディア、バイオ、ラスプ、ドラウン、チョーク、バーン、フロスト、ショック、メルトン、計略にカテゴリ(と名称)が分けられる。
毒に似ているが、ディアはHP減少+防御力ダウン、バイオはHP減少+攻撃力ダウンというように、メルトンと計略を除くものは基本的にHP減少の効果とステータスダウンの効果が一緒になっているという特徴がある。
なお、メルトンはイレースで治療する事が出来ない(女神の祝福でのみ治療可能)
減少するHP量や効果時間は魔法や特殊攻撃ごとに異なっており、1ずつ減少するスリップもあれば、100ずつ減少するスリップもある。
フラッシュ
物理命中率が著しくダウンする状態変化。治療手段は、イレースなど。
状態異常の暗闇に比べ、効果時間は非常に短く、十数秒で切れるものが多い。
スタン/テラー
一切の行動が出来なくなる状態変化。治療手段は、イレースなど。
状態異常の睡眠や石化に比べ、効果時間は非常に短く、数秒で効果が切れるものが多い。
なお、テラーの方はスタンに比べて効果時間が長いものが多く、イレースで治療する事も出来ない。
ただし、視線によって発生するテラーは、視線が外れると同時に解除される。
バインド
その場所から移動出来なくなる状態変化。治療手段は、イレースなど。
移動が封じられるだけなので、攻撃範囲内にいる敵への攻撃や、味方への回復や強化などは普通に出来る。
なお、バインドの効果は、ダメージでも解除される場合がある(アビリティ「影縫い」によるバインドの効果は、ダメージで必ず解除される)
ヘヴィ
移動速度がダウンし、物理回避率もダウンする状態変化。治療手段は、イレースなど。
スロウ
武器によるオートアタックの攻撃間隔と魔法のリキャスト時間(再詠唱可能になるまでの待ち時間)が延長される状態変化。治療手段は、ヘイスト、イレースなど。
弱いスロウと強いスロウがあり、弱いスロウはヘイストの効果で上書きする(打ち消す)事が出来るが、強いスロウはイレース系でのみ治療可能。
アドル
魔法命中率がダウンし、魔法の詠唱時間が延長される状態変化。治療手段は、イレースなど。
デイズ(ドレインデイズ/アスピルデイズ/ヘイストデイズ)
踊りによる状態変化。治療手段は、なし。
ドレインデイズとアスピルデイズは、効果中に近接攻撃を受けるとHPもしくはMPが吸収されてしまう。
ヘイストデイズは、近接攻撃をしてきた相手の攻撃間隔(次の攻撃までの待ち時間)を短縮してしまう。
ステップ(ボックスステップ/クイックステップ/スタッターステップ)
物理防御力や物理回避率がダウンする状態変化。治療手段は、コクーン、フェザーバリアなど。
ステップにはレベルがあり、高レベルほどダウンするステータス量が多くなる。
チェーンバインド
効果時間中、常に被連携(既にウェポンスキルや物理系青魔法が使用されているという扱いの)状態になる状態変化。治療手段は、なし。
本来、連携はウェポンスキルや物理系青魔法を使用した直後から一定時間の間に、再度ウェポンスキルや物理系青魔法を使用する事で発生するが、この状態変化を受けている相手には、ウェポンスキルや物理系青魔法を使用すると、連携属性や、順番に関係なく、その時点で連携が発生(成立)する。
インヒビットTP
TPの増加量が減少する状態変化。治療手段は、なし。
ひるみ
行動側が「○○キラー」(○○は種族名)を所持しており、敵が該当する種族(例えば、ドラゴンキラーならドラゴン種に属するもの全て)である場合、一定の確率で「ひるみ」が発生し、行動がキャンセルされる(失敗する)状態変化。治療手段は、なし。
行動がキャンセルされる確率はアビリティや特殊攻撃ごとに異なっており、ほとんどキャンセルされないような場合もあれば、常時キャンセルされてしまうような場合もある。
正確には状態変化ではなく、○○キラーの所持者に対して何らかの行動を取ろうとすると発生するカウンター効果である(アビリティ「まどわす」は○○キラーの所持に関係なくこの効果が一定確率で発生するようにする)
ほとんどの場合、プレイヤー側には発生しない効果ではあるが、一部の装備品には「種族」が設定されているものがあり、その装備品を装備している間は、その種族が対象となるキラーを所有している相手に対して、この効果が発生する可能性がある。
また、特定のモンスターはTP技を使用する事によって、プレイヤーに対するキラー効果を纏う事があり、そのモンスターがプレイヤーに対するキラー効果を纏っている間は、プレイヤーは常に「ひるみ」による行動キャンセルを受ける可能性が発生する。
○○ダウン
特定のステータスがダウンする状態変化。治療手段は、イレースなど。
物理攻撃力ダウン、魔法命中率ダウンなど、各種ステータスがダウンするもので、魔法や特殊攻撃によって名称と効果が異なる。
基本的に○○アップ系の効果で上書きする(打ち消す)事が出来るが、一部の青魔法や特殊技は、○○アップ系を無効化に(○○アップ系で上書き出来なく)する。
装備変更不可
特定の部位、もしくは全部位の装備が変更出来なくなる状態変化。治療手段は、なし。
装備を強制解除する攻撃と共に付与される事が多く、その場合は装備を解除された上に一定時間何も装備出来なくなる。
アイテム使用不可
アイテムの使用が出来なくなる状態変化。治療手段は、なし。
テンポラリアイテムを含む鞄の中に入っている全てのアイテムが一定時間使用出来ない状態となる。

良い魔法効果

魔法や魔法効果のあるアイテムによって発生するプレイヤーに利益をもたらす状態変化。良性ステータスの一種。「良い魔法効果」となっているが、魔法以外の行動(アビリティなど)によって、これらの効果が発生するものもある。基本的に、良い魔法効果を打ち消す黒魔法「ディスペル」、青魔法「ブランクゲイズ」、呪歌「魔法のフィナーレ」、アビリティ「ダークショット」、モンスターの使う特殊技「無の歌」や「ディスペルウィンド」などを受けると効果が解除される。

プロテス
物理防御力がアップする状態変化。
アップ量はプロテスのレベル(II、IIIとローマ数字表記されている)で異なり、上位のプロテスがかかっている状態で下位のプロテスをかけても、下位のプロテスは効果が発揮されない。
シェル
魔法防御力がアップする状態変化。
アップ量はシェルのレベル(II、IIIとローマ数字表記されている)で異なる。上位のシェルがかかっている状態で下位のシェルをかけても、下位のシェルは効果が発揮されない。
なお、ゲーム中では「魔法防御力がアップする」と表記されているが、実際の効果は、魔法ダメージを一定の割合分カット(○○%軽減)するというものである。
ヘイスト
武器によるオートアタック(近接物理攻撃)の攻撃間隔と魔法のリキャスト時間(再詠唱可能になるまでの待ち時間)が短縮される状態変化。
短縮される時間は、ヘイストの効果ごとに異なる。
効果中は、弱いスロウを無効化出来る特徴があるが、強いスロウを受けた場合には、上書き(打ち消)されてしまう。
なお、一部のモンスターは強いヘイスト効果のある技を持ち、これは強いスロウに対して上書きする(打ち消す)事が出来てしまう。
アクアベール
敵から攻撃を受けても、一定回数までは詠唱中断が発生しなくなる状態変化。
ただし、効果中であっても、スタン、テラー、睡眠、ナイトメア、石化、静寂、ノックバックを受けた場合は詠唱中断が発生してしまう。
分身(ブリンク)
敵からの単体攻撃を一定の確率で完全回避(幻影で無効化)する状態変化。
単体攻撃であれば必中効果の攻撃魔法なども回避(無効化)出来るが、貫通効果のある攻撃は回避(無効化)出来ない。
なお、一定回数回避(無効化)するか、範囲攻撃(物理、魔法問わず範囲攻撃全般)を受けると効果が消滅する。
多段攻撃(複数回連続攻撃)に関しては、1回分の分身で全て回避(無効化)する事が出来る。
分身(空蝉)
敵からの単体攻撃を100%の確率で完全回避(幻影で無効化)する状態変化。
単体攻撃であれば必中効果の攻撃魔法なども回避(無効化)出来るが、貫通効果のある攻撃は回避(無効化)出来ない。
なお、一定回数回避(無効化)するか、魔法系の範囲攻撃を受けると効果が消滅する(物理系の範囲攻撃、回避回数を複数消費する扱いになっており、必要回数分以上の回避回数が残っていれば、必要回数分の回避回数を消費して回避(無効化)する事が出来る)
多段攻撃(複数回連続攻撃)に関しては、被攻撃命中(その攻撃がこちらに命中した)回数分の回避回数が残っていれば回避(無効化)する事が出来るが、回避回数が不足している場合は、分身が消滅し、不足回数分のダメージを受ける。
ストンスキン/魔法バリア(その1)
敵からのダメージを一定量まで無効化にする状態変化。
一定量のダメージを無効化にすると効果が消滅する。
ストンスキンは、あらゆる攻撃のダメージを防ぐが、魔法バリアは、魔法に分類される攻撃のダメージのみ防ぐ。
なお、ハートオブソラスのアビリティを使用している白魔道士が詠唱したケアルには、通常のストンスキンと比べると弱い効果のストンスキンが追加効果として付加される。
ちなみに、ストンスキンや魔法バリアによってダメージを完全に無効化出来た場合は、詠唱中断が発生しない。
物理バリア/遠隔物理バリア/魔法バリア(その2)
物理バリアは、近接物理攻撃を無効化にする状態変化。
遠隔物理バリアは、遠隔物理攻撃を無効化にする状態変化。
魔法バリアは、ストンスキンの項の魔法バリアと同名だが、こちらの魔法バリアは魔法攻撃を無効化にする状態変化となっている。
なお、各種バリアによって無効化された攻撃では、詠唱中断は発生しない。
グラニッドスキン/ダイヤモンドシェル
特定方向(グラニッドスキンは正面、ダイヤモンドシェルは背面)からの物理攻撃によるダメージを大幅にカット(軽減)する状態変化。
マナウォール
敵からのダメージを0にする状態変化。
ただし、本来受けるはずのダメージの半分、MPを消費する。
また、MP消費の結果、MPが0未満(マイナス)になる場合は、MPが0になり、なおかつ不足MP分のダメージを受ける。
なお、MP消費の結果、MPが1以上残る場合は、アクアベールと同様の効果も得られる。
○○吸収
特定の属性や系統の攻撃を吸収(本来受けるはずのダメージ分、HPが回復)する状態変化。
風や闇といった特定の属性を持つ攻撃のみを吸収するものから、魔法にカテゴリされる全ての攻撃を吸収するものまで、様々な吸収が存在する。
ファランクス
敵からのダメージを一定の数値量をカット(軽減)する状態変化。
カット(軽減)するダメージ量はファランクスの効果ごとに異なる。
他の割合分(○○%)カット(軽減)とは異なり、一定数量をカット(軽減)できるため、特定の条件下において有効性が顕著に現れる。
例を挙げると数量10(10%ではない。数値で10)をカット(軽減)とした場合、20を10回と200を1回では合計は200で同じだが
前者は100に((20-10)×10)、後者は190に((200-10)×1)となる。
なお、青魔法によって発生するファランクスは上記とは異なり、被ダメージを15%カット(軽減)する効果となっている。
スパイク/反撃ダメージ
近接攻撃をしてきた相手にカウンターダメージを与えるようになる状態変化。
なお、スパイクの属性に応じた属性耐性を高めるとカウンターダメージを軽減出来る。
ブレイズ、アイス、ショック、ドレッド、ダメージの5種類のスパイク効果がある。
ブレイズスパイクは、攻撃してきた相手に火属性のダメージを与える。
アイススパイクは、攻撃してきた相手に氷属性のダメージを与え、一定確率で麻痺させる。
ショックスパイクは、攻撃してきた相手に雷属性のダメージを与え、一定確率でスタンさせる。
ドレッドスパイクは、攻撃してきた相手から、攻撃によって受けたダメージと同等の量のHPを吸収する(このスパイクのみ、一定量のHPを吸収すると効果が消滅する)
なお、アンデッドに対しては無効。
ダメージスパイクは、攻撃してきた相手に無属性のダメージを与える。
反撃ダメージは、ブレイズスパイクと同じ性能だが、属性耐性の影響を受けない。
エン○○
近接攻撃時に○○に対応した属性の追加ダメージを与えられるよう(エンストーンなら土属性の追加ダメージを与え、エンサンダーなら雷属性の追加ダメージを与える)になる状態変化。
エン○○IIの魔法によって発生するエン○○の状態変化には、攻撃対象にそのエンの有する属性が弱点とする属性の属性耐性をダウンさせる効果(エンウォータなら雷の属性耐性をダウンさせ、エンブリザドなら火の属性耐性をダウンさせる)も併せ持つ。
カウンタースタンス
正面からの近接攻撃に対して、確率でカウンターが発生する(カウンターのジョブ特性を有していなくてもカウンターが発生する)ようになる状態変化。
カウンターの発生時は、攻撃によるダメージを無効化し、更に攻撃してきた相手に対しカウンター攻撃によるダメージを与える。
なお、カウンタースタンスによって発生するカウンター攻撃は、通常のカウンター攻撃よりもダメージが高い。
リアクト
盾による防御の発動率がアップし、防御によって減った分のダメージの一部を攻撃してきた相手に与える(このカウンター効果は光属性の為、攻撃してきた相手の光属性耐性によってダメージ量が変化する)状態変化。
なお、スパイク系の魔法効果を受けると上書きされてしまう。
オースピス
攻撃対象への与TP(味方の攻撃によって発生するモンスター側の増加TPの量)を減らす事ができる状態変化。
ハートオブミゼリのアビリティを使用している白魔道士に限り、上記の効果の他に敵に対して近接物理攻撃を仕掛けた際に光属性の追加ダメージを与える事ができるようになる効果も得られる。
なお、エン○○系の魔法効果を受けると上書きされてしまうが、リアクトと違い、オースピス自身もエン○○系の魔法効果に対して上書きしてしまう。
リジェネ
3秒ごとにHPが回復する状態変化。
回復するHP量は魔法、アビリティ、アイテム、付属効果ごとに異なっており、1ずつ回復するリジェネもあれば、300ずつ回復するリジェネもある。
リフレシュ
3秒ごとにMPが回復する状態変化。
回復するMP量は魔法、アビリティ、アイテム、付属効果ごとに異なっており、1ずつ回復するリフレシュもあれば、300ずつ回復するリフレシュもある。
リゲイン
3秒ごとにTPが増加する状態変化。
増加するTP量は魔法、アビリティ、アイテム、付属効果ごとに異なっており、1ずつ増加するリゲインもあれば、100ずつ増加するリゲインもある。
リレイズ
戦闘不能になると同時に自動的にレイズがかかるようになる状態変化。
かかるレイズのレベルや効果時間は、リレイズのレベル(II、IIIとローマ数字表記されている)や、リレイズ効果のあるアイテムごとに異なる。
また、一部のリレイズ効果は、戦闘不能からの復活時に衰弱が発生しない。
なお、この状態変化はディスペルや無の歌などの良い魔法効果を解除する魔法や特殊技を受けても解除されない。
オーラ
リジェネ&リゲイン&ヘイストの効果が得られる状態変化。
HP回復量、TP増加量、ヘイスト速度は、術者の強化魔法スキルによって変化する。
なお、リジェネ、リゲイン、ヘイストの状態変化と効果が重複するため、更に効果を高める事も可能。
パクス
敵対心が増加しにくくなる状態変化。
敵対心とは、一番高いプレイヤーが敵の攻撃を受ける(敵の攻撃対象になる)という目に見えない(ゲーム内で数値を直接確認する事の出来ない)パラメータの事。
その為、この状態変化の効果中は敵の攻撃を受けにくくなる(敵の攻撃対象になりにくくなる)という事になる。
ポテンシー
クリティカル率がアップする状態変化。
インテンション
魔法命中率がアップする状態変化。
フラーリー
近接物理攻撃、および遠隔物理攻撃の攻撃間隔が短縮される状態変化。
ヘイストと同一のアイコン表示だが、ヘイストとは異なり、魔法関連の短縮がない代わりに遠隔物理攻撃も短縮される。
コンセントレーション
魔法の詠唱時間、およびリキャスト時間(再詠唱可能になるまでの待ち時間)が短縮される状態変化。
ヘイストと同一のアイコン表示だが、ヘイストとは異なり、物理攻撃関連の短縮がない代わりに魔法の詠唱時間も短縮される。
マルチアタック
一定確率で複数回近接攻撃を行う事があるようになる状態変化。
この状態変化によって発生する複数回近接攻撃の攻撃回数や発生率は、マルチアタックを付与する手段によって異なるが、基本的にはダブルアタック発生率アップと同等の効果となっている。
虚誘掩殺の策
天候の属性と同じ魔法の魔法命中率がアップする状態変化。
インビジ
視覚感知を遮断する状態変化。
効果中は、視覚感知の感知能力を持つモンスターに襲われなくなる。
ただし、みやぶりを持つモンスターには効果がない。
敵を攻撃するか、敵に攻撃されるかのどちらかで解除される。
なお、この状態変化が継続している間は、扉を開けたり箱(宝箱など)を開けたりする事が出来なくなる。
スニーク
聴覚感知を遮断する状態変化。
効果中は、聴覚感知の感知能力を持つモンスターに襲われなくなる。
ただし、みやぶりを持つモンスターには効果がない。
敵を攻撃する、敵に攻撃される、宝箱を開けるのいずれかで解除される。
デオード
嗅覚追尾を遮断する状態変化。
効果中は、嗅覚追尾の追尾能力を有するモンスターに、嗅覚による追尾をされなくなる(無制限に追いかけられる事がなくなる)。
ただし、嗅覚追尾とは異なる基本の追尾能力で追尾可能な範囲内にいる場合は追尾される。
敵を攻撃する、敵に攻撃される、宝箱を開けるのいずれかで解除される。
バ○○
特定の属性や状態異常に対する耐性がアップする状態変化。
バストン(土属性耐性アップ)、バサイレス(静寂の状態異常耐性アップ)など。
この状態変化中は、特定の属性による攻撃や特定の状態異常が付加されている攻撃を受けた際に、レジスト(ダメージ半減、無効化など)が発生しやすくなる。
また、属性耐性アップ系のバ○○系魔法は、装備やジョブ自身が持つ能力により、特定の効果(属性耐性魔法性能アップなどの効果)を受けている術者が使用した場合、その属性のダメージを一定の割合分カット(○○%軽減)する効果が追加される。
○○の陣
特定の天候が付加される状態変化。
砂塵の陣(土属性天候を付加)、妖霧の陣(闇属性天候を付加)など。
天候の影響を受ける全てのもの(魔法や装備の特殊効果など)が、この状態変化の効果中は必ず発揮される。
ネゲート○○
特定の状態異常を、完全に無効化する状態変化。
ネゲートドゥーム(死の宣告無効)、ネゲートアムネジア(アムネジア無効)など。
女神の愛撫
回復した状態異常に対して強力な耐性を得る状態変化。
同名のアビリティを使用した後に状態異常回復魔法を使い、状態異常を回復した際に発生する。
効果時間内、その回復した状態異常を高確率で無効化する。
なお、イレース、エスナ、レイズ、サクリファイスによる回復では発生しない。
天神地祇
超越的な力を得る状態変化。
HPとMPの最大値が9999になり、全ステータスが999になる(ジョブ特性などの特殊な要因の影響を受けた場合は、それ以上になる事もある)
また、非常に強力なリジェネ、リフレシュ、リゲインが付与され、被ダメージ(敵から受けるダメージ)も、大幅に(通常時の1/10以下にまで)軽減される。
ダメージ計算式の仕様上、通常攻撃の与ダメージ(敵に与えるダメージ)に関しては大きく変わる事はないが、WSや魔法に関しては与ダメージが普段の5倍以上(物によっては100倍以上)となる。
なお、状態異常や悪い魔法効果への耐性は一切上昇しない。
ホーリーサークル/アルケインサークル/エンシェントサークル/護摩の守護円
特定の種族防御を得て、その種族へのキラー効果が発生する様になる状態変化。
ホーリーサークルはアンデッドキラーの効果が、アルケインサークルはアルカナキラーの効果が、エンシェントサークルはドラゴンキラーの効果が、護摩の守護円はデーモンキラーの効果が、それぞれ発生する様になる。
身替/警戒のスケルッツォ/大地の鎧
大ダメージを軽減or無効化する状態変化。
最大HPの75%以上のダメージを受ける(HPが満タンであっても、一撃で戦闘不能、もしくは瀕死になる)と判定された際に、警戒のスケルッツォと大地の鎧は、その攻撃のダメージをおおよそ45%(警戒のスケルッツォはスキル次第で5%~45%まで変動)軽減し、身替は、ダメージを完全に防ぐ(受けるダメージを0にする)
なお、警戒のスケルッツォは装備次第で45%以上の軽減効果を得る事が可能(最大49%まで軽減効果を高められる)
絶対防御
あらゆる攻撃によって受けるダメージを大幅に軽減し、状態異常に対して強い耐性を得る状態変化。
この効果を発生させた術者の残MPに応じてダメージ軽減量と状態異常への耐性が変化する(MPが最大の状態で発生させた場合は、90%のダメージ軽減効果と、ほぼ無効化に出来るほどの状態異常耐性を得られる)
なお、デスや斬鉄剣などによる即死の(ダメージを伴わず、強制的に戦闘不能になる)効果は防げない。
また、追加効果で即死する可能性がある攻撃も、即死効果が発動しなかった場合はダメージを軽減出来るが、即死の場合は防げない。
○○アップ
特定のステータスがアップする状態変化。
物理命中率アップ、移動速度アップなど、各種ステータスがアップするもので、魔法やアビリティによって名称と効果が異なる。
基本的に○○ダウン系の効果で上書き(打ち消)されてしまうが、アビセアにおける支援効果など、一部の○○アップは、上書き(打ち消)されない。
また、一部の効果は敵を攻撃するか、敵に攻撃される事でも解除される。
特定のステータスがアップしたり、特定の効果が付加されたりする状態変化。
吟遊詩人に呪歌をかけられると発生する。
アップするステータスや付加される効果は歌ごとに異なる。
なお、歌の効果のみを全て解除する特殊技を持つ敵も存在する。
○○ロール
特定のステータスがアップしたり、特定の効果が付加されたりする状態変化。
コルセアがファントムロール系のアビリティを使うと発生する。
アップするステータスや付加される効果はロールごとに異なる。
また、アビリティ実行時にランダムで決定される数値に応じて性能が変化し、ダブルアップのアビリティを使う事で、その数値を高める事が出来るが、合計数が12以上になった場合はBustとなり、コルセア自身は本来の効果を逆転させたマイナス効果が付与され、それ以外のPCはロールの効果が消滅する。
アフターマス
特定のステータスがアップしたり、特定の効果が付加されたりする状態変化。
特定の武器を装備した状態で、特定のウェポンスキルを使用した際に発生する。
アップするステータスや付加される効果はアフターマスごとに異なる。
また、アフターマスが複数あるウェポンスキルは、発動した際の消費TPによってアフターマスの性能(効果)が変化する。
アフターグロウ
特定のステータスがアップしたり、特定の効果を受けている(得ている)事を示す状態変化。
特定の武器を装備した状態で、特定のウェポンスキルを使用した際、もしくは特定の盾を装備した状態で、シールドバッシュを使用した際に発生する。
アップするステータスや付加される効果はアフターグロウごとに異なる。
なお、この状態変化が付与されるのは、発生条件を満たした使用者ではなく、発生条件を満たした際に使用者の周囲にいたプレイヤーのみとなっている。
インスフィア
スフィア(プレイヤーには「フィールド」と呼ばれる事が多い)の効果を受けている(得ている)事を示す状態変化。
「発動スフィア」と記された性能を有する装備品やアートマ霊子を装備したプレイヤーの周囲にいると発生し、その発動スフィアの効果が得られる。
なお、発動スフィアの効果は、クリティカル率アップやリフレシュなど、装備品やアートマ霊子ごとに異なっている。

特殊な状態

戦闘不能やモグハウスなどで解除されない特殊な状態変化。基本的に一定時間が経過するか、状態変化ごとに決められた条件を満たすと解除される。特定のエリアに入った時に発生する状態変化の場合は、そのエリアから出ると自動的に解除される。

パドス(インペア/エンカンバー/オブリビセンス/オメルタ/デビリテート/○○禁止)
特定の動作や装備が封印されて使えなくなる特殊な状態変化。
サルベージやナイズル島など、一部のエリアに入った際に発生する。
パドスに対応した各インビュードアイテムを使う事で1つずつ解除可能。
ただし、○○禁止に関してはインビュードアイテムでの解除は不可。
なお、追加ディスクアルタナの神兵や、個別課金コンテンツアビセアの死闘などでは、パドス効果の1つである「装備変更禁止(装備欄が封印されて武器や防具が使えなくなる)」の特殊攻撃を使うモンスターもいる。
コスチューム/イリュージョン
変装している事を示す特殊な状態変化。
特定のアイテムを使うか、特定の条件を満たす事で発生する。
イリュージョンは効果が継続している間、HPが高速で減少していく。
なお、どちらも任意のタイミングで解除する事が可能。
オートリレイズ
アイコンとしては表示されないが、常に効果が発生している特殊な状態変化。
効果中は、何度戦闘不能に陥っても、即座にレイズIIIが自動的に付与される(ウォークオブエコーズのコンテンツエリア用のオートリレイズは、戦闘不能に陥ってから30秒経過すると効果が発揮される)
トレジャーハンター
ドロップ率(敵がアイテムを落とす確率)がアップしている特殊な状態変化。
敵モンスターにのみ発生する為、アイコンとしては表示されないが、現在のトレジャーハンターの段階は、段階が上がる度にログウィンドウに表示される。
メインジョブがシーフのPCが攻撃を行う事で段階が上がっていき、ドロップ率も高くなる。
○○印章と、その他のアイテムでは効果が異なり、○○印章の場合はドロップ率ではなく、次のドロップまでの間隔が短縮される。
サポートジョブ無効
サポートジョブが一時的に無効(一時的にサポートジョブのレベルが0)になる特殊な状態変化。
特定のデュナミスエリアや特定のバトルフィールドなど、一部のエリアに入った際に発生する。
特定のデュナミスエリアにおけるサポートジョブ無効は、エリアごとに決められた条件を満たす事で解除される。
なお、この状態変化が発生する際と解除される際には、良い魔法効果が全て解除される。
例外的に、オブリビセンスによるサポートジョブ無効の効果をインビュードアイテムを使用し解除した場合には、良い魔法効果は継続される。
また、エンチャントアイテムによるリレイズの効果も、特定のデュナミスエリアにおけるサポートジョブ無効が発生する際と解除される際には解除される事なく効果が継続される。
レベル制限
レベルが一時的に一定値に制限される特殊な状態変化。
レベル制限として設定されているレベルを上回るの時のみ、設定されているレベルへとレベルが一時的に変更される。
この為、設定されているレベルより低い場合は、そのままのレベルとなる。
なお、レベル制限中に戦闘不能になった際に減少する経験値の量は、制限中のレベルでの減少量となる。
特定のバトルフィールドや特定のアサルトエリアに入った際、および遠征軍やガリスンなどの一部のコンテンツにおいて戦闘を開始する際に発生する。
なお、この状態変化が発生する際には、良い魔法効果が全て解除される。
例外的に、エンチャントアイテムによるリレイズの効果は継続される。
レベルシンク
パーティメンバー全員のレベルが、基準としたPCと同じレベルに制限されている事を示す特殊な状態変化。
PCの名前表示の左側にも、固有のアイコンが表示されるのが特徴。
基本的にはレベル制限と同じ扱いである。
レベルシンクの基準となっているPCが、戦闘不能になったりエリアチェンジしたりすると解除される。
なお、レベルシンクが解除される際には、30秒の解除待機時間が発生する。
食事
食べ物アイテムによる付加効果が発生している事を示す特殊な状態変化。
付加効果や効果時間は、食べ物アイテムによって異なる。
基本的にはプラス効果、マイナス効果に関わらず、一定時間が経過するまで任意に解除する事も別の食べ物アイテムで効果を上書きする事も出来ないが、消化薬を使うか特定のNPCに話しかける事で効果時間を0にする事は出来る。
一部のモンスターは、現在の食事効果を消去(もしくは吸収)したり、現在の食事効果を別の食事効果(主にマイナス効果)で上書きしたりする特殊技を使う。
服薬中
全ての妙薬アイテムが使用出来なくなる状態変化。
妙薬アイテムを使用する事で発生し、効果時間は妙薬アイテムによって異なる。
専心
得られる経験値がアップする特殊な状態変化。
ただし、アビセアに滞在している間は、この状態変化は無効になる(専心の効果が発動していても得られる経験値がアップしない)
一定の経験値を得る、または一定時間が経過する(効果時間が切れる)と自動的に解除される。
なお、得られる経験値がアップする量や効果時間は、効果発動のトリガーとなるものによって異なる。
シグネット/サンクション/シギル
モンスターを倒した時、一定の確率でクリスタルが得られる特殊な状態変化。
サンクションとシギルには、経験値アップの効果の他に、特定の条件を満たす事で、リジェネ、リフレシュ、食事効果時間延長の効果も付加される。
なお、シギルに限り特定の条件を満たす事で、更に戦闘不能時の経験値減少を抑える効果も付加される。
また、シグネットとシギルについては、効果発動中に自身よりレベルの低い敵と交戦状態にある場合(オートアタックを実行している相手との戦闘中)のみ、相手から受けるダメージが軽減され、相手の攻撃を回避する確率もアップするというボーナス効果を得る事が出来る。
アライドタグ
カンパニエバトル専用モンスターがアクティブ(感知範囲に入ると襲われる状態)になる代わりに、戦闘不能になっても経験値が減少しなくなる特殊な状態変化。
カンパニエバトル発生中のみ効果があり、カンパニエバトルが終了すると自動的に解除される。
なお、アライドタグが解除される際には、戦闘不能と衰弱を除く状態異常と悪い魔法効果が全て解除される。
ビシージド
戦闘不能になっても経験値が減少しなくなる特殊な状態変化。
ビシージ発生中のみ効果があり、ビシージが終了すると自動的に解除される。
なお、ビシージドが解除される際には、戦闘不能と衰弱を除く状態異常と悪い魔法効果が全て解除される。
ビジタント
一定時間アビセアに滞在可能になる特殊な状態変化。
この効果を得ていないとアビセアから強制退出させられてしまう。
なお、他の状態変化と異なり、ログアウト中(ログインしていない時)も時間(ビジタントの残り時間)が減少していく。
アートマ
デス耐性アップ、ダブルアタック率アップ、オートリレイズなど、複数の支援効果が発生する特殊な状態変化。
クリティカル率+30%、HP+30%、STR+50など通常の装備品ではまず得られない強力な能力補正が得られる物もある。
ペナント
バスティオン専用モンスターへ攻撃出来る様になる代わりに、それ以外の敵へ攻撃出来なくなる特殊な状態変化。
また、バスティオン専用モンスター以外からは一切襲われなくなり、戦闘不能になっても経験値が減少しなくなる。
バスティオン発生中のみ効果があり、バスティオンが終了すると自動的に解除される。
なお、ペナントの効果を得ている間は、アビセア内で発生するクエストは受諾、報告が出来なくなる。
ヴォイドウォッチャー
ヴォイドウォッチ専用モンスターへ攻撃出来る様になる代わりに、それ以外の敵へ攻撃出来なくなる特殊な状態変化。
また、ヴォイドウォッチ専用モンスター以外からは一切襲われなくなり、攻撃も出来なくなる。
ヴォイドウォッチ中のみ効果があり、戦闘領域外へ出るか、ヴォイドウォッチ専用モンスターを撃破すると自動的に解除される。
なお、このヴォイドウォッチャーの効果中のみ、タリスマンジェイド(各種支援)とアートマ霊子(各種ステータスアップ)の効果も得られる。
遠征軍参加資格
遠征軍に参加する条件を満たしている事を示す特殊な状態変化。
効果中に特定のNPCに話しかけることで、遠征軍の派遣先へ転送して貰える。
バトルフィールド
バトルフィールドへの進入条件を満たしている事を示す特殊な状態変化。
バトルフィールドへ最初に進入したPC以外は、この状態変化を受けていないとバトルフィールドへ進入する事が出来ない。
なお、バトルフィールド内にいる敵とPCが戦闘を開始すると、それ以降はバトルフィールド外にいるPCは、この状態変化を受けていたとしても、バトルフィールドへ進入する事は出来なくなる。
ブロックエイド
パーティ、もしくはアライアンスに属するPC以外からの回復魔法や強化魔法を完全に遮断(無効化)する特殊な状態変化。
アイコンとしては表示されないが、ログウィンドウに注意を促すメッセージと共に発生と解除が表示される。
なお、トレードやパーティ勧誘も受け付けなくなる。
当然ではあるが、戦闘不能状態から復活出来るレイズ系の魔法も受け付けなくなるので、ソロでの行動時にブロックエイドがかかっている場合、事前にリレイズがかかった状態でないと、戦闘不能状態からの復活手段がなくなり、ホームポイントに戻るしかなくなる。なお、戦闘不能状態中にこの効果を切る事はできない。
特定の動作を行っている時と、/blockaid onのコマンドによってブロックエイドの設定がONになっている時のみ発生する。
復帰準備中
攻撃する事もされる事もなくなり、姿も見えなくなる特殊な状態変化。
バリスタ、ブレンナーにおいて、戦闘不能になった後、復帰した場合のみ発生する。
累積魔法耐性
魔法に対する耐性が徐々に強化される特殊な状態変化。
主に「計り知れない強さ」と表示されるモンスターが有する特性のようなものとも言える。
魔法、もしくは魔法扱いとなるWSやアビリティを連続で使用し続ける事で徐々にその魔法に対する耐性が強化されていくというもの。
これにより、多人数で同時に攻撃魔法を発動させると、ダメージをほとんど与えられなかったり、同じ弱体魔法を何度も入れていると、最終的には全く効かなくなったりする。
恐怖
一定時間、恐怖して逃げ惑う(PCから逃げる様に移動し始め、攻撃してこなくなる)特殊な状態変化。
特定の敵に特定のアイテムを使用した場合のみ発生する。
技封印
一定時間、技や特殊行動の発動に必ず失敗する特殊な状態変化。
特定の敵に特定のアイテムを使用した場合、もしくは特定の敵に設定されている封印条件を満たしている場合のみ発生する。
全ての技や特殊行動を封印するものや、一部の技や特殊行動のみを封印するものなど、敵とアイテムにより効果が異なる。
変化封印
一定時間、モードチェンジや飛行などの特殊な戦闘形態を封じる特殊な状態変化。
戦闘中に使用する武器を変更したり、空へ舞い上がったりと、戦闘形態を変化させる敵に対し特定のアイテムを使用した場合のみ発生する。
敵とアイテムにより効果は異なるが、基本的には、強制的に特定の戦闘形態に固定、もしくは変更する事が出来る。
アビリティ使用済み
全ての所持アビリティが使い終わった(効果が発動し終わった)という扱いにされてしまう特殊な状態変化。
アビリティ毎に設定されている再使用時間が経過するまで、全てのアビリティが使用出来なくなる。
弱点
テラー、沈黙、アムネジアのいずれかが付与され、アートマorだいじなものドロップ率アップ、装備品ドロップ率アップ、通常アイテムドロップ率アップのいずれかも付与される特殊な状態変化。
アビセアエリアのNM、ヴォイドウォッチのNM、デュナミスエリアの敵に対し、特定の攻撃を行った際にのみ発生する。
赤、青、黄の3色に分類され、色ごとに付与される効果が決まっており、また、同じ色の物を何度も発生させると効果が弱まる(ヴォイドウォッチとデュナミスでは何度発生させても効果が弱まる事はない。また、ヴォイドウォッチには1度だけ発生し、最大限の効果を持つ白色も存在する)
発生すると、対象モンスターの頭上に「!!」と表示されるのが特徴。








英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファイナルファンタジーXIの戦闘システム」の関連用語

ファイナルファンタジーXIの戦闘システムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファイナルファンタジーXIの戦闘システムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファイナルファンタジーXIの戦闘システム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS