ピペット ピペットの概要

ピペット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/25 21:32 UTC 版)

駒込ピペット(樹脂製)

目次

種類

パスツールピペット

計量に用いられるピペットとしては、ホールピペットやメスピペットが挙げられる。

液体を移動する際には駒込ピペット(こまごめピペット)が多用されるがガラス管の先を長く細く引き伸ばしたいわゆるパスツールピペットも使用され、これは安価なため汚染を防ぐ目的からしばしば使い捨てる。パスツールピペットには吸引端側に綿栓を用いてフィルターにする場合もある。駒込ピペットやパスツールピペットは微量物質向けのカラムクロマト管として用いられることもある。駒込ピペットは二木謙三が考案した[1]。通常、ピペットのゴムキャップは取り替えることができるようになっている。

計量に使用されるホールピペットやメスピペットはもともとで吸引するように作られているので、誤飲を防ぐ意味でもかなり管部が長い。ただし、毒物などを扱う際にはゴム製吸引装置(安全ピペッター)を付けて使用する。一方、駒込ピペットやパスツールピペットはゴム球などで発生させた陰圧で吸引することを前提に作られているので比較的管部は短い。

マイクロリットル単位の微量の液体を量り取るピペットはマイクロピペットと呼ばれ、生化学の実験などでよく用いられる。ガラス毛細管によるものが古典的であるが機械式のピストン(手動と電動のものがある)で空気を出し入れし、先端に取り付けたポリプロピレン製の管など(チップ)に液体を吸い込むタイプ[2]がよく用いられる。これはダイヤルなどによって1回の操作で出し入れする体積を変えることができ、代表的なものとしてギルソン社の「ピペットマン」などがある。この種のピペットはピペッターと呼称されることもある。

製造業者

関連項目

外部リンク


  1. ^ がん・感染症センター都立駒込病院 (n.d.), 駒込ピペットの由来, http://www.cick.jp/gaiyou/komagomepipette.html 2009年8月31日閲覧。 
  2. ^ 日本規格協会, ed. (1989), “プッシュボタン式液体用微量体積計”, 日本工業規格, JIS K 0970:1989, http://www.jisc.go.jp/ 


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