パニツムマブ パニツムマブの概要

パニツムマブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/07/22 00:03 UTC 版)

パニツムマブ ?
モノクローナル抗体
種類 全長抗体
原料 ヒト
抗原 EGFR
臨床データ
胎児危険度分類  ?
法的規制 要処方
投与方法 静脈内投与
薬物動態的データ
半減期 ∼7.5 days (range: 4-11 days)
識別
CAS登録番号 339177-26-3
ATCコード L01XC08
化学的データ
化学式 C6398H9878N1694O2016S48 
分子量 147 kDa

作用機序

作用機序はセツキシマブと概ね同じである。ただし、抗体によるADCC活性はIgGサブクラスの中でIgG1とIgG3が強い活性ももつとされることから、セツキシマブがIgG1抗体であるのに対して、パニツムマブはIgG2抗体であるためADCC活性は期待できない[2]とされる。

適応症

2009年12月現在、34ヵ国で承認されているが、2010年4月日本における適応はEGFR陽性で「KRAS遺伝子野生型の治癒切除不能な進行・再発の結腸直腸癌」である[3][4]

特徴

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌に対しては、抗体製剤としてすでにベバシズマブ(商品名:アバスチン®)やセツキシマブ(商品名:アービタックス®)が上市されている[5]。セツキシマブとパニツムマブとは同様の作用機序をもつ抗ヒトEGFR抗体であるが、パニツムマブは、ヒト型完全モノクローナル抗体である点が大きな特徴である(セツキシマブはヒト:マウスのキメラ抗体)であり、このためセツキシマブに比べてアレルギー機序による副作用が軽減されている。

参考文献


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  1. ^ 武田薬品工業、p1。
  2. ^ 船越和博「大腸癌における分子標的治療」 新潟がんセンター病院医誌 第51巻 第1号 p.25 (2012年3月)
  3. ^ 武田薬品工業、p9。
  4. ^ 武田薬品工業、p68。
  5. ^ 武田薬品工業、p65。


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