バブル景気
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バブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)は、あくまで日本だけにおける好景気の通称で内閣府の景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。情勢自体はバブル経済と同一であり、バブル経済期(バブルけいざいき)または、バブル期(バブルき)や単にバブル、昭和バブル(しょうわバブル)[2]とも呼ばれる[3]。日本国政府の公式見解では数値上、第11循環(内閣府の景気基準日付)という通称で指標を示している。
注釈
出典
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