バナナマン エピソード

バナナマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 00:53 UTC 版)

エピソード

コンビ仲が非常によく、互いの誕生日に一番近いラジオの本番中にプレゼントを贈りあったり、ラジオで日村が設楽に相談したりすることがある。設楽は2009年9月29日放送の『バナナ炎』(TOKYO MX)で「(自分たちのように)ずっと仲いいって滅多にない」と述べている。設楽曰く「自分の奥さんの誕生日プレゼントより、日村さんのプレゼントのほうがいいのあげてる」という[20]。これについて設楽は「戦っていかないといけない相手が周りにたくさんいるのに、コンビ間で揉めてるわけにもいかない」と話している。また児嶋一哉アンジャッシュ)、近藤春菜ハリセンボン)、三村マサカズさまぁ〜ず[21]、おぎやはぎ[22]も、バナナマンは仲がいいといった旨の発言をしている。

プライベートの場合やコントを披露する場面など、比較的テレビの露出が無い場合には互いを原則的には「さん」付けで呼びあうが、番組中等での第三者に対してへの相方の呼称は呼び捨てであることが多い。また若い頃は「ヒムケン」、「統」と呼び合っていた。

自身の番組であるバナナ炎やバナナムーンGOLDにおいて、何か問題が起こるとビンタで決着をつけるのがお決まりである[23]。ビンタは主に設楽が日村に対して行い、逆に設楽がビンタされることは稀。

所属事務所のウェブサイトに掲載されているプロフィールの写真は、所属当初来同一のものが使用されている。その為、特に日村の容姿が当時と異なっていることを良くいじられることが多い。

お笑い芸人の中でもブレイクが遅い所謂「遅咲き」である。若手時代に『ボキャブラ天国』(フジテレビ)『エンタの神様』(日本テレビ)といった人気番組の出演オファーを舞台現場主義の観点もあって敢えて断り、地道に努力した結果30代後半に入って漸く日の目を浴びた。

第3のバナナマンと言われ同コンビの放送作家をしているオークラは、当時仲良くしていたサブカル通の女性にバナナマンの存在を教えられ、バナナマンコントライブにて「オサムクラブ」というコントを見て、どうやったらこんなコントを作れるのか衝撃だったと語っている。また、飯塚悟志(当時アルファルファ、現・東京03)は「バナナマンは僕らの世代ではとても大きな存在だった」とコントの上手さを表現している。

結成2年目から単独ライブをしており、新型コロナウイルスが流行する2020年までは毎年欠かすことなく行っていた。オークラ曰く、当時若手時代で単独のコントライブを行う芸人はほぼおらず、バナナマンが草分け的存在だったとのこと。

2005年以降にメディアへの出演が増えるとレギュラー番組を持つようにもなりゲスト出演することも多かったが、中でもダウンタウンとんねるずなどのお笑い第3世代との共演も多かった。


注釈

  1. ^ A・B予選両リーグ通じて今大会の最高得点を記録した。
  2. ^ NHK紅白歌合戦での副音声コーナー。
  3. ^ 当時はVHSのみの販売で、現在は廃盤となっている1999年の「人間番号」、2000年の「RADIO DANCE」も含まれる[13]
  4. ^ 代表的なものとして「合コン」「朝礼」「統と亀(亀の恩返し)」「お詫び」「対話形成人格判断テスト」などがある。また、上述のキングオブコントの時のように、10分〜30分以上のコントをテレビサイズにして短く行うことも多い(例:「a scary story」「風の如く」など)。
  5. ^ 1万円は返してもらったものの、いまだに1万円は返してもらってないとのこと。理由としては、それがあるから繋がっているから切りたくないと語っている。
  6. ^ 『乃木坂って、どこ?』2014年7月27日放送回「私の尊敬する人グランプリ!!」内で公言。
  7. ^ 2015年4月より『乃木坂工事中』にリニューアル
  8. ^ しかし、上述のようにバナナマンが乃木坂46と共演して親交が深くなっていくと、乃木坂46の『公式お兄ちゃん』を名乗ることの方が多くなってしまったため、設楽は「(大島が)バナナマンを『芸能界のお兄ちゃん』と言いづらくなってしまったのでは」と心配していた時期があったことを明かしている。これに対して大島は「気にしていない」「それはあまり考えたことは無かった」などと言いながらも「妹がいっぱい増えて大変かな」と気を遣っていた部分もあったと明かしている。
  9. ^ コント「ルスデン」「ジャッキー設楽 マジックショー」「バカ青春まったなし!」「ウソ」「HOSPITAL」の5本を収録。
  10. ^ DVD版とは内容が異なり、「ウソ」と「HOSPITAL」が収録されていない。
  11. ^ 原則として設楽はスタジオ進行、日村は旅人。
  12. ^ サンドウィッチマンと共同。主に設楽が全体の進行を務める。
  13. ^ 設楽は『ノンストップ!』の司会を務めている関係上、遅れて参加していた。
  14. ^ さまぁ〜ずおぎやはぎ有吉弘行山崎弘也と共同で担当。
  15. ^ バカリズムと共同で担当。
  16. ^ おぎやはぎオードリーと共同で担当。
  17. ^ 2000年度からはチャンピオン大会出場の最低条件として「年間4勝」のルールが追加されたが、バナナマンはこの条件を番組で最初に達成したコンビである。
  18. ^ 番組初登場となる1999年5月23日放送回でも10位で敗退したが、この時は11組中6組がオンエアというルールだった為、最下位では無かった。
  19. ^ 戦績11勝5敗、最高497KB。1999年度:1勝2敗、2000年度:4勝0敗[注 17]、2001年度:4勝1敗、2002年度:2勝1敗、2003年度:0勝1敗[注 18]
  20. ^ 高校生のとき、日村は1992年放送の『東京ラブパラダイス』に、設楽は1994年放送のカラオケ番組『超青春!太陽族』に出演したことがある。
  21. ^ 100万円を3回獲得している。10回目の挑戦は、4thチャレンジのサイレントで日村が「バカカラス・・・」と喋り、審査員5人中3人が笑ったものの番組史上2組目の失格者となった。100円も無し。
  22. ^ 博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」「2億4千万のものまねメドレー選手権」などのコーナーでレギュラー出演。
  23. ^ TBSラジオ主催のお笑いイベント「赤坂お笑いDOJO」50回記念で制作・発売されたWindows専用ゲーム。
  24. ^ ゲーム監督のさくまあきらによると、ケンドーコバヤシにCD「歌合戦 〜桃太郎電鉄20周年記念アルバム〜」の『キングボンビー賛歌』に起用されたことを自慢され、バナナマンの2人がその悔しさのあまりゲームの方に出してほしいとさくまにリクエストしたのがきっかけだという。
  25. ^ ただし、『kurukuru bird』は『Spicy Flower』より先に開催されており、正式な公演順は「鳥花風月」となっている。
  26. ^ 通常版には未収録だが、『bananaman live Sugar Spot with Summer Holiday"バナナマンの夏休み"』の特典DVDのみに収録されている。
  27. ^ DVDに『ドッキリ』として収録されているコントと同じ内容。公演当初はこちらのタイトルだった。
  28. ^ 『bananaman live Sugar Spot with Summer Holiday"バナナマンの夏休み"』の特典DVDのみに収録。
  29. ^ 公演初日の2日のみ、披露された。
  30. ^ DVDには別アングルから撮った「善養寺あきら お祝いコメント」が収録されている。
  31. ^ 「赤えんぴつ」が登場するコントだが、DVDおよびBDではこのタイトルで収録されている。披露した楽曲も同名の『Scarlet』である。
  32. ^ 『ペポカボチャ』の時と比べると、ネタの流れやオチなどに若干変更点が見られる。
  33. ^ 『ペポカボチャ』の時と比べ、衣装が豪華になっている。
  34. ^ 『爆笑オンエアバトル』に初挑戦した際に披露したネタでもある。結果は221KBでオフエア。
  35. ^ オリジナルに更に歌詞が追加されている。
  36. ^ 『ペポカボチャ』で披露された時は曲の途中でひーとん(日村)がおーちゃん(設楽)を椅子ごと倒し、そのまま喧嘩のくだりに入ってしまうため曲がぶつ切りになっているが、今回は中断せずに最後まで歌いきっている。
  37. ^ 『kurukuru bird』の時と日村の衣装が違う(『キングオブコント2008』の最終決戦で披露した際の衣装に近くなっている)。
  38. ^ 『private stock』は2003年に発売されたバナナマンの秘蔵映像集(DVD)のタイトルであり、公式の単独ライブのタイトルではない。
  39. ^ 今回の傑作選ライブにおいては、設楽が飲み会で知り合った女性役に大原かおり(現・大原がおり)が、ヤクザの組長役に古田新太が、日村の母親役に日村の実の母親がゲストで起用されている(いずれも声のみの出演)。更にオリジナルネタと比べると、時代背景に沿ってちゃんとネタが改訂されている部分も見受けられる(例として、劇中で携帯電話を使用することで話に辻褄を合わせているところなど。結成当初にこのネタをやった際は、まだ一般的に携帯電話が普及していなかったため)。
  40. ^ ネタに若干の変更が見られる。
  41. ^ 『Elephant pure』で披露した際は上演時間が24分程だったのだが、本公演では後半のとあるくだりをオリジナルよりも更に長く披露していた影響もあって、上演時間が35分を超えてしまっている。また、ネタの冒頭とオチの部分がオリジナルとは異なっている。
  42. ^ 元々は『RADIO DANCE』内のコント「青春行進曲 オレンジ」に登場したユニット・2メン1ウーメンの曲であり、今回は赤えんぴつがそれをカバーした形となる。
  43. ^ この曲のみ、披露されてない回も存在する。このためか後に発売されたDVDにはこの曲のみ収録されていない。

出典

  1. ^ バナナマンがコンビ初戴冠、バナナの地位向上に貢献し『勝手にバナナ大賞』を受賞”. eltha by ORICON NEWS. 2022年3月16日閲覧。
  2. ^ a b お笑いナタリー (2010年8月5日). “バナナマン「勝手にバナナ大賞」連続受賞で殿堂入り”. 2010年8月6日閲覧。
  3. ^ a b c バナナマン扮する音楽ユニット・T-STYLEが「T-BACK」でデビュー”. お笑いナタリー (2016年1月30日). 2016年2月1日閲覧。
  4. ^ a b 『関東芸人のリーダー お笑いスター131人を見てきた男』 双葉社 2022年1月
  5. ^ 第83回赤坂お笑いDOJO - ウェイバックマシン(2003年4月2日アーカイブ分)
  6. ^ バナナマン『バナナマンのさいしょの本』ヴィレッジブックス、2009年2月10日、115頁。ISBN 978-4-86332-120-5 
  7. ^ 2012年10月26日配信バナナマンのバナナムーンGOLD Podcast
  8. ^ 2012年12月14日配信「バナナマンのバナナムーンGOLD」Podcast
  9. ^ "紅白宣伝部"発足!担当はバナナマン!! Archived 2014年12月28日, at the Wayback Machine.
  10. ^ 第65回NHK紅白歌合戦 紅白宣伝部
  11. ^ “バナナマン、今年も「紅白宣伝部」就任”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2015年11月18日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/11/18/0008576343.shtml 2015年11月18日閲覧。 
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  14. ^ “バナナマン、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」応援大使就任「感激と興奮でいっぱい」”. お笑いナタリー. (2022年1月16日). https://natalie.mu/owarai/news/461669 2022年1月17日閲覧。 
  15. ^ a b バナナマン、3年ぶりに単独ライブ開催”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年6月24日). 2022年6月25日閲覧。
  16. ^ a b “バナナマンの最新単独ライブ「bananaman live 2022 H」配信決定”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2022年7月22日). https://natalie.mu/owarai/news/486315 2022年7月23日閲覧。 
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  20. ^ 2012年5月14日配信金曜JUNKバナナマンのバナナムーンGOLDPodcast。
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  22. ^ Quick Japan Vol.94。
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  39. ^ 設楽はすき家のCMに2016年から出演。2018年はコンビで出演し、2019年からは再び設楽のみに。
  40. ^ バナナマンがアニメ映画「ペット」日本語吹き替え版声優に、主役の犬の声”. お笑いナタリー (2016年2月19日). 2016年2月19日閲覧。
  41. ^ CGアニメ「ペット2」バナナマンや永作博美の続投決定、最新映像も公開”. 映画ナタリー (2019年2月11日). 2019年2月13日閲覧。
  42. ^ バナナマンライブグッズ販売のお知らせ
  43. ^ 【バナナマンライブグッズ販売のお知らせ】”. ステラキャスティング. ホリプロ (2021年7月24日). 2022年6月25日閲覧。
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  45. ^ a b クイックジャパン vol.94 バナナマン テレビ・オブ・ザ・イヤー. 株式会社太田出版. (2011年2月19日 2011) 






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