ノーパンしゃぶしゃぶ ノーパンしゃぶしゃぶの概要

ノーパンしゃぶしゃぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/31 16:31 UTC 版)

東京・新宿のノーパンしゃぶしゃぶ店が大蔵省接待汚職事件大蔵官僚(当時)接待の舞台のひとつとなっていたことが報じられたことから1998年(平成10年)頃に話題となった。

概要

多くの店では床を鏡張りにして、覗きやすいようにしていたともいい、高い所にアルコール飲料を置くことで、女性従業員がそれらを取ろうとして立ち上がることで、スカートの中を覗きやすくしていたともいう。ただし、ストリップのように女性器を積極的に披露することはしない。また、女性従業員の上半身もスケスケの衣装や、下着をまとわずいわゆる裸にエプロンにしているケースが多いという。起源は京都発祥のノーパン喫茶にあると見られ、他にもノーパン焼肉などがある。

1998年平成10年)に発覚した「大蔵省接待汚職事件」では、銀行のMOF担とよばれる行員が旧大蔵官僚を接待する際に、東京都新宿区歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ店「ローラン(楼蘭)」を使っていた事が、マスメディアに暴露され、話題となった(事件発覚後、その官僚の1人が不可解な自殺をしている)。なぜ通常の風俗店でなく、こういう店を利用したのかは、飲食費として領収書が落とせる、というのが理由として挙げられている。

現国会議員の岸本周平(元・大蔵省官僚)は、初当選前の2008年に、国家公務員時代に自費ならまだしも、接待で複数回利用して、その後大問題となり、同僚を失い「大きな過ちであった」と反省している旨、自身のブログで記述している[1]

ローラン(楼蘭)のシステム

「大蔵省接待汚職事件」の余波で閉店した「ローラン(楼蘭)」の場合、会員制を敷いていた。ただし、閉店後に流出した顧客名簿から抽出した当時の主要公職者のリストからみて[2]、本人確認さえできればゴルフ場などと同じくビジターとして利用できたとみられる。また、当該リストの中に自らの利用経験を明かしていた岸本周平の名前がないことから、本省課長級以下のキャリア官僚も多く顧客となっていたと考えられる。

「大蔵省接待汚職事件」の報道から、中央省庁の中で利用したのは大蔵省や日銀の幹部と思われがちだが、最も多く利用したのは旧厚生省、旧通産省農水省であり、次いで旧建設省、旧運輸省、旧郵政省などとなっている。顧客リストの中には後に宮内庁長官となった官僚の名もみられる[2]。また、利用当時の所属官庁こそ異なるものの、日本最大の公益財団法人の現会長と現理事長が揃って顧客リストに入っている[2]

接待での利用や著名人の利用が多かった地下3階の個室では、ノーパンで接待する女性の股間をズームアップできるカメラと映像設備が完備され、1個2000円で懐中電灯も販売されていた。ホステスは名門大学の女子大生など良家の子女のアルバイトも珍しくなかったといわれ、これが高額にもかかわらず人気を持続した理由のひとつとなっていたが、応対に来たホステスが自分の娘だったという悲喜劇も起きたとされる。


  1. ^ 20年前の過ち- ノーパンしゃぶしゃぶ事件について”. 岸本周平ブログ (2008年9月30日). 2013年9月18日閲覧。
  2. ^ a b c ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」顧客名簿(平成10年2月26日) - 論壇。


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