ノンアルコールカクテル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 22:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動「モクテル」とも呼ばれる[2](英語で「真似する」を意味するmockとcocktailを組み合わせた造語[3])。
今までもノンアルコールカクテルはあったが2013年12月に発売された、いしかわあさこ著書における「Standard Cocktails With a Twist」で初めてモクテルとして紹介される。作品は新井洋史が担当
一般的なノンアルコールカクテル
カクテルと同じ手法を使って作られる飲み物。酒が飲めない人や弱い人、酒を好まない人や飲まない人、現在酒を飲める状態でない人のために提供されることが多い。
既存のカクテルのレシピからアルコールを抜き、炭酸水やトニックウォーターなどに替えたものを「バージン○○」(○○は元のカクテル名にちなむ)と称することがある。
シャンディガフ、モヒート、モスコミュールなどは、材料・レシピを工夫すれば、元のカクテルに近い風味でアルコールを含まずにつくることが可能である[3]。
法律
日本
清涼飲料水の定義として、「酒精分1容量パーセント未満を含有する飲料」が定められている[4]ので、清涼飲料水として提供されているノンアルコールカクテルは、実際には1%未満のアルコール分を含むものもある。
種類
- ヴァージン・ピニャ・コラーダ (ピニャ・コラーダからラムを抜いたカクテル)
- ヴァージン・マリー (ブラッディ・マリーからウォッカを抜いたカクテル)
- コンクラーベ
- サマー・デライト
- サラトガ・クーラー
- シャーリー・テンプル
- シンデレラ (サンドリヨン)
- プッシー・キャット
- プッシーフット
- フロリダ
- ミルクセーキ (ミルク・シェーク)
など。
清涼飲料水としてのノンアルコールカクテル
カクテル風味飲料とも呼ばれる。苦味や酸味[3]を炭酸飲料につけてカクテル風味にしたり、カクテルのアルコール分を極端に少なくしたりした飲料である。ジュースと区別するため、苦味を強調しているものが多い。
商品
現在
- アサヒ ゼロカク(アサヒビール)
- カクテルテイスト ソルティードッグ 0.00%(サンガリア)
- カクテルテイスト カシスオレンジ 0.00%(サンガリア)
- のんある気分 ノンアルコールカクテル(サントリー)
- ノンアルコールカクテル カシスオレンジテイスト(イオントップバリュ)
過去
- カクテル炭酸 WO:(ウォウ)[5](キリンビバレッジ) - 柴咲コウがCMに出演していた。
- ジムノ[6](クアーズ、アメリカ(製造は中国)) - ジーマテイスト
- アサヒ ダブルゼロカクテル(アサヒビール) - 「ゼロカク」に刷新された。
脚注
出典
- ^ 「今宵はノンアルバーで」『日経MJ』2020年10月16日(14面)
- ^ 「モクテル、店もうかってる/好採算のソフト飲料、混ぜて楽しい」『日経MJ』2018年12月14日(3面)
- ^ a b c 「作って乾杯 ノンアル・カクテル」『日本経済新聞』土曜朝刊別刷り「NIKKEIプラス1」2020年5月16日(1-2面)2020年9月7日閲覧
- ^ “食品別の規格基準(清涼飲料水) - 大阪検疫所食品監視課” (日本語). 大阪検疫所食品監視課. 2018年3月31日閲覧。
- ^ キリンビバレッジ WO
- ^ “超低アル・ジーマ”「ZIMNO(ジムノ)」 7月28日(月)全国新発売 (PDF) クアーズ・ジャパン 2008年7月
- 1 ノンアルコールカクテルとは
- 2 ノンアルコールカクテルの概要
- 3 関連項目
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