ドラえもん (キャラクター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 16:18 UTC 版)
呼称
基本的に普段は女性からは「ドラちゃん」(しずか、のび太の母・玉子など)[注 38]や「ドラえもんさん」、男性からは「ドラえもん」(のび太、ジャイアン、スネ夫、のび太の父・のび助、セワシなど)や「ドラえもん君」(出木杉、のび太の先生など[注 39])と呼ばれる。妹のドラミからは「お兄ちゃん」と呼ばれる。アニメ第2作第1期の初期にはしずかからも「ドラえもん」と呼び捨てにされていた。
呼び方の間違いとして「ノラえもん」、「ドラざえもんさん」[193]あるいは「タヌキ」(初めてみた人がよく言う)「タヌキ君」「青いタヌキ」「青狸」[194]「タヌキ型ロボット」「タヌキのバケモノ」[195]「青いタコ」「青いフグ」[196]などがある。
また、ドラえもんを貶した呼び方としては「中古のポンコツロボット[197]」「ドジえもん[198]」「ウスラデブ[110]」「ブタダヌキ[注 40]」などがある。本人以外につけた名前では、のび太がドラえもんの入った雪だるまに(最初、のび太は中にドラえもんが入っていることを知らなかった)「ドラ太郎」と付けたりしている。
正式に呼称された訳ではないが、「ドラ」と略称されることもある。『のび太とアニマル惑星』ではアニマル惑星の住人たちから「ドラネコさん」、「ドラさん」と呼ばれていた。
方倉設定では「ドラえもん」の「えもん」がひらがなで表記されているのは、ロボット戸籍調査員に名前を聞かれた際に「えもん」をカタカナで書けなかったからということになっている。
原作者である藤子・F・不二雄は「ドラえもんという古臭い名前を付けた主人公が逆に未来から来たロボットというのが面白い」と述べている[199]。
バラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」[信頼性要検証]でも「未来から来たロボットなのに古い時代の『えもん』を付けることによって逆転のおかしさを狙ったのではないか」という伊藤善章(藤子プロ社長)の考えが紹介された。
藤本が落語好きであることから小噺でも話される土左衛門から来ているのでは、との説もある[200]。
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