トチノキ 栃木県の県木として

トチノキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 02:22 UTC 版)

トチノキ(栃の木[2]・栃[3]・橡の木[4][5]学名: Aesculus turbinata)とは、ムクロジ科[注 1]トチノキ属の落葉広葉樹である。落葉広葉樹林の構成種の一つで、都市部では街路樹にされる。大きな手のひら状の複葉が特徴で、小葉はふつう7枚、小型の葉は5枚つく。日本の山村地域の暮らしを支えた重要な樹種で、実は食用となり栃煎餅や栃餅に、また材からは臼やこね鉢などが作られる。


注釈

  1. ^ 最新の植物分類体系であるAPG体系ではムクロジ科(Sapindaceae)であるが、古いクロンキスト体系新エングラー体系ではトチノキ科(Hippocastanaceae)に区分された[1]

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Aesculus turbinata Blume トチノキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2022年12月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 西田尚道監修 学習研究社編 2009, p. 79.
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 田中潔 2011, p. 96.
  4. ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 106.
  5. ^ a b c d e f g 亀田龍吉 2014, p. 102.
  6. ^ a b 亀田龍吉 2014, p. 103.
  7. ^ a b c d e f g h i j k 貝津好孝 1995, p. 51.
  8. ^ a b c d 辻井達一 1995, p. 239.
  9. ^ a b c d e f g h 辻井達一 1995, p. 240.
  10. ^ a b c d e 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 184.
  11. ^ a b 林将之 2008, p. 58.
  12. ^ 辻井達一 1995, p. 259.
  13. ^ 東京街路樹マップ(東京都建設局)
  14. ^ 小山田了三、小山田隆信『材料技術史概論 第3版』東京電機大学、2001年、31頁。 
  15. ^ 吉川雅之、薬用食物の糖尿病予防成分 『化学と生物』 2002年 40巻 3号 p.172-178, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.40.172
  16. ^ 辻井達一 1995, p. 242.
  17. ^ 大槻文彦『大言海 第3巻』冨山房、1932年10月https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1265336/2822017年6月11日閲覧 
  18. ^ 大槻文彦『大言海 第4巻』冨山房、1932年10月https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1265406/5942017年6月11日閲覧 
  19. ^ 昭和41年 栃木県告示第501号





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