テレビ朝日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 02:29 UTC 版)
過去のテーマソング
現在は特になし。
- テレビ朝日の歌
- 作詞:阿久悠、作曲:小林亜星、編曲:高田弘、歌:ピーカブー & ムーン・ドロップス、演奏:東京室内楽協会
- 日本教育テレビ(NETテレビ)が、全国朝日放送(テレビ朝日)に社名変更された記念に作られた歌。オープニング時とクロージング時に使用された。
- 当時、アストロミュージック出版によって非売品のシングルレコード(『わが家の友だち10チャンネル テレビ朝日』)が制作された(A面に歌入り、B面はインストゥルメンタルバージョン)。長らく市販されていなかったが、2008年3月19日に日本コロムビアから発売されたコンピレーション・アルバム『阿久ちゃんねる〜阿久悠作詞のTVテーマ・CMソング集』に収録された。その後、2009年11月11日にユニバーサル ミュージック ジャパンから発売されたコンピレーション・アルバム『ブロードキャスト・トラックス テレビ朝日編』のボーナス・トラックとして収録されている。
- We will be together 〜未来へ〜
- 作詞:滝沢秀明、松田聖子、藤井隆、山下智久、横山裕、渋谷すばる、こずえ鈴、作曲:石井竜也、フラッシュ金子、歌:松田聖子
- 2000年、『music-enta』の企画で作られた歌。同番組のレギュラー出演陣がフレーズを出し合い作詞した。同年5月11日〜31日、オープニング時に使用された[57]。
スタジオ
六本木6丁目本社ビル(六本木ヒルズ)
幕張メッセの設計でも知られるプリツカー賞建築家槇文彦の設計、施工は竹中工務店。スタジオは全部で12か所ある。HD/SD切替方式。BS朝日向けの放送を含めて生放送番組はすべてハイビジョン制作である。
本社にある汎用スタジオは3つ(1、2、3スタジオ)である。在京キー局では一般的な数であるが、スタジオの床面積はあまり広くないことや階数が低いことから(在京キー局の基本は20階建て以上)、旧本社のアーク放送センターと相互補完をしながら運用している。
なお、第3・第4・第5スタジオおよびニュースルームは同一フロアに存在しており、共通の美術倉庫「アレンジメントスペース」[58]に繋がっている。報道を中心に情報系番組はほぼすべてがこれらのスタジオ群で制作されている。主に『報道ステーション』『スーパーJチャンネル』『グッド!モーニング』で使用する第4スタジオとニュースルームのサブ(副調整室)はどちらも報道専用として設計されており、相互・統合運用を可能としている。(非常時および報道系生番組連続編成時の相互補完機能など。)
- 第1スタジオ(地下1階、245坪) - 『ミュージックステーション』『題名のない音楽会』『ビートたけしのTVタックル』『Qさま!!』『M-1グランプリ』(朝日放送テレビ制作)[注釈 21]など。ドラマ収録や、毎年1月1日の『羽鳥慎一 モーニングショー 新春特大スペシャル』でも使用。かつては『「ぷっ」すま』『くりぃむVS林修!クイズサバイバー』『お笑い二刀流 MUSASHI』などでも使用。
- 第2スタジオ(地下1階、205坪) - 『アメトーーク!』『くりぃむクイズ ミラクル9』『ナニコレ珍百景』『関ジャム 完全燃SHOW』『中居正広のキャスターな会』『タモリ倶楽部』『有吉クイズ』など。かつては『サンデープロジェクト』『あいつ今何してる?』などでも使用。
- 第3スタジオ(4階、165坪) - 『グッド!モーニング』(2018年2月から)『大下容子 ワイド!スクランブル』(2014年4月から2018年2月までは第5スタジオ)『報道ステーション』(2018年1月から。2017年12月までは第4スタジオ)『サタデーステーション』『サンデーステーション』など。かつては『スーパーモーニング』『モーニングバード!』『虎の門』『SmaSTATION!!』『サンデースクランブル』でも使用。
- 第4スタジオ(4階、165坪) - 『羽鳥慎一モーニングショー』『スーパーJチャンネル』『朝まで生テレビ!』『サンデーLIVE!!』など。かつては『ニュースステーション』『サタデースクランブル』『報道ステーション SUNDAY』『週刊ニュースリーダー』でも使用。
- 第5スタジオ(4階、65坪) - 『いま世界は』→『日曜スクープ』(BS朝日、2013年3月31日 - 2015年3月29日は第4スタジオ)など。また『週刊ニュースリーダー』でも第4スタジオが使用出来ない場合に使用される。
- ニュースルーム(4階、47坪) - 報道局内に設置された報道専用のオープンスタジオ。他局ではスタジオと別に配置している「顔出しブース」を兼ねている。『ANNニュース』『ANN NEWS&SPORTS』『スーパーJチャンネル(週末・年末年始版)』『News Access』(BS朝日)など。緊急報道の場合は『スーパーJチャンネル(平日版)』『報道ステーション』などでもこのスタジオから放送されることがあるほか、BS朝日にもこのスタジオから地上波と同時で放送されることもある。
- EXけやき坂スタジオ(1階、74坪)[59] - 『AbemaMorning』『けやきヒル's NEWS』『AbemaPrime』『けやきヒルズ』『ABEMA的ニュースショー』(AbemaNews)。かつては『AbemaWave』『こちらみんカメ編集部』でも使用していた。スタジオに改装される前は多目的イベントスペース「umu」として、一般にも貸し出されていた。
- 21スタジオ(2階、22坪) - スポーツ中継用サブ
- 22スタジオ(2階、15坪) - スポーツ中継用サブ
- 61スタジオ(6階、23坪) - 『世界水泳』『サッカー日本代表戦』などのスタジオパート
- 62スタジオ(6階、11坪)
- 64スタジオ(6階、19坪) - かつては『極上!旅のススメ』『CNNサタデーナイト』(BS朝日)、また一般見学等に使用
- 65スタジオ(6階、21坪) - 『News Access』(BS朝日/テレ朝チャンネル2)『ニュースの深層』→『津田大介 日本にプラス』(テレ朝チャンネル2)『AbemaNews』(AbemaTV)
関連施設
2013年11月には、六本木ヒルズとは首都高速3号渋谷線を挟んで斜め向かいに位置する西麻布1丁目に、本社機能の一部や子会社のオフィスを集約した17階建ての高層ビル「EXタワー」と多目的ホール「EX THEATER ROPPONGI」[60]から構成される複合施設「ゴーちゃん。スクエア」が完成・開業した[61]。また、同じく六本木ヒルズに隣接する六本木5丁目の土地も取得し、将来同地で行われる再開発事業への参加にも含みを持たせている[注釈 22]。
アーク放送センター(アークヒルズ)
臨海副都心有明南地区進出計画
臨海副都心有明南H区画(東京都江東区有明3-3-10、アニヴェルセル 東京ベイ跡地)に多目的ホール、イベント・エンターテインメントスペース、ドラマ収録などに対応したスタジオ、オフィスからなる複合施設を建設する。2024年12月開業予定[62]。
かつて存在したスタジオ
原宿:BS(コロンブス・BS朝日本社ビル)
2000年8月に完成。公開オープンスタジオ「ガレリア」と、テレビスタジオ3つがあり、BS朝日向け番組制作の他に、テレビ朝日向けの番組収録や朝日ニュースター向けの番組制作も行われていた。全スタジオHD対応、テレビ朝日とは光ファイバーによる専用回線で相互接続されており、原宿にあるBS朝日のスタジオからテレビ朝日向けのHD生放送も可能であり、逆にテレビ朝日(六本木本社)からBS朝日へのHD生放送や地上波同時放送も可能であった。他にも日本ケーブルテレビジョン(JCTV)と朝日ニュースターの本社も入居していた。
2013年11月11日にBS朝日が本社を六本木ヒルズ森タワー16階(従来よりテレビ朝日が入居するフロア)に移転した他、JCTVら関連会社も六本木のテレビ朝日保有施設に移転した。さらに2014年2月にテレビ朝日が同ビルを田村駒株式会社に売却した。[63]
六本木センター(旧本社)
六本木ヒルズ建設前まで使用。アーク森ビルに移転するまでは本社を構えていた。
- 第1スタジオ(125坪)
- 第2スタジオ(100坪)
- 第3スタジオ(100坪) - 主に『モーニングショー』で使用。後に報道専用スタジオに改装。
- 第4スタジオ(67坪) - 初期の『モーニングショー』で使用。
- 第5スタジオ(150坪)
- 第6スタジオ(141坪)
- 第7スタジオ(233坪) - 主に『ミュージックステーション』『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』等にて使用。
六本木現本社の建設計画に関連し、旧本社の閉鎖から現本社使用開始までの代替設備として新宿区四谷1丁目に四谷放送センター(スタジオ数2、収録番組を中心にトゥナイト2など一部生放送も制作。2005年CSデジタル放送制作会社に譲渡し、現在は東急グループのポスプロ会社・イメージスタジオ109が保有)、江東区新砂1丁目に東陽町放送センター(六本木旧本社のグランドスタジオ=第7スタジオの代替設備として設置。スタジオ数1。2004年9月に閉鎖、その後解体されて現在は竹中工務店の研修センター)がかつて存在した。
同様の事由からスタジオではないが、旧本社に残っていた制作局などのデスクスペースとして地下鉄神谷町駅至近の「虎ノ門36森ビル」を1棟貸し切り、「テレビ朝日神谷町センター」として運用していた。
情報カメラ設置ポイント
- ●はHD対応。
- このうち、渋谷・高崎・羽田空港第2ターミナル・中央自動車道元八王子バス停付近・東名高速道路厚木IC付近・関越自動車道東松山ICのカメラはANNnewsCH - YouTubeチャンネルにて24時間ライブ配信を行っており、こちらで視聴できる。
現在
- 東京都
- 六本木●
- 六本木ヒルズ屋上●
- 新宿(新宿プリンスホテル屋上)●
- 千住●
- 渋谷(渋谷スクランブル交差点)●
- お台場●
- 東京駅(JPタワーKITTE、東京国際フォーラム屋上)●
- 東京スカイツリー(高さ375m地点)●
- 浅草(アパホテル浅草蔵前、雷門前)●
- 銀座(銀座プレイス)●
- 丸の内●
- 羽田空港(第1ターミナル・第2ターミナル)●
- 中央自動車道元八王子バス停付近●
- 府中市
- アルカディア市ヶ谷(春季限定・桜中継用)●
- けやき坂(秋冬季限定・イルミネーション中継用)●
- 大島●
- 父島●
- 神奈川県
- 埼玉県
- 千葉県
- 茨城県
- 群馬県
- 栃木県
- 宇都宮市●
- 山梨県
- 富山県
- 鳥取県
過去
注釈
- ^ 地上アナログテレビジョン放送の放送区域には、本来は沖縄県の放送対象地域である大東諸島が含まれていた
- ^ 状況によっては瀬戸内海放送が初動取材を行なうこともある。
- ^ 鳥取県、島根県東部・隠岐については、子会社の有限会社エーサットサンインが運営していたが、2003年10月1日テレビ朝日に吸収合併された。
- ^ 新日本放送は毎日放送及び瀬戸内海放送が創業時に社名としていた。
- ^ CM明けなどに3秒間画面の右上に表示されるロゴ(アニメーション)はテレビ朝日のみ表示され、番組によっては同じパターンを繰り返し使用している場合や、番組・イベントなどの告知で、ロゴの代わりに当該の告知が表示されることがある。なお、テレビ朝日以外の地上波・BS朝日では表示されない。
- ^ 当初は放送中の番組名も同時に数秒表示されるようになっていたが、これは後にやめている。
- ^ 北海道テレビ(HTB)・メ〜テレ(NBN)・朝日放送(ABC)・九州朝日放送(KBC)以外のテレ朝系列局でも基本的には5を使用しているが、系列外ではTBS系列のCBCテレビ、日本テレビ系列の札幌テレビ(STV)と福岡放送(FBS)、独立テレビ局のKBS京都(KBS)とテレビ和歌山(WTV)でも5を使用している。
- ^ 当時のキーIDは「10」ch。
- ^ 皇太子成婚パレードの生中継は、NHKと日本テレビ・フジテレビ、KRT・NETの3チームに分かれて放送された。
- ^ NETテレビ系列へのネットチェンジ直後は『必殺必中仕事屋稼業』の第14話「招かれて勝負」から。
- ^ 沖縄県が放送対象区域となる他の3つの放送事業者・4チャンネル(NHK沖縄放送局<総合テレビ、教育テレビ(当時)>、琉球放送、沖縄テレビ放送も同様に大東諸島は本部・那覇市(NHKのみ当時豊見城村)のある沖縄本島からは電波が直接届かないことや、双方の島の間の中継ケーブル回線が整備されていなかったこと、ケーブルテレビも当時は整備されていなかったため直接受信ができなかった処置として、東京都小笠原諸島から通信衛星で中継回線を分波する形で、沖縄県の系列に合わせて(他NHK放送センター<総合・教育>、TBSテレビ、フジテレビジョン)放送が行われた。
なお、同様に本来QABの放送区域であるべき、先島諸島(宮古島・石垣島)についてもQABの開局当初は既存2局とは異なり中継回線が整備されていなかったのと、ケーブルテレビでの再放送も実施されておらず、デジタル新局として2009年10月に開始されるまでは直接受信ができなかったため、地元ケーブルテレビの宮古テレビ・石垣ケーブルテレビが独自にANB→EXを初めとする各系列局から番組販売購入して、コミュニティーチャンネルでの独自放送で配信された - ^ これ以前もドラえもんのほか、テレビ朝日の代表的なアニメ番組の主役キャラが準公式的にマスコットキャラクターとして様々な状況で使われている。(ドラえもん募金など)
- ^ 中部日本放送と同日に移行。
- ^ このため、共同制作番組の見逃し配信はTVerではなくABEMAビデオで実施している。
- ^ 対象年齢層は各局によって異なるが、13~49歳の年齢層をターゲットとしていることが多い。
- ^ 両社とも開局当初から旺文社や大日本印刷、小学館、講談社などの出版関係や東映といった大口出資者が共通していたことや、1978年にはテレビ朝日専務取締役の岩本政敏が文化放送社長に就任したことなどから、文化放送はそれまでのフジテレビよりもテレビ朝日との結びつきを強化していた時期があった。
- ^ 2014年以降の中継は同局での独占放送となっている。
- ^ 2015年はテレビ朝日のみ、2016年以降は半数以上の系列局が中継見送りとなっている。
- ^ ただし系列局の広島ホームテレビは、フルコンタクト空手の新極真会広島支部・大濱道場の関連番組を時折放送している。
- ^ 放送されるのは東映制作枠(『水曜21時刑事ドラマ』『木曜ミステリー』)と2時間ドラマ作品が多く、それ以外の枠の作品についてはシリーズ物以外再放送例は少ない。
- ^ ただし、『M-1グランプリ』の場合はテレビ朝日第1スタジオで撮影した映像をテレビ朝日本社ビル近くに停めた朝日放送テレビの中継車で大阪の同局本社へ送り、それを朝日放送テレビから全国各地のANN系列各局へ送出している。
- ^ 現在は「EXけやき坂ビル」としてくすりの福太郎等複数のテナントに賃貸している。
- ^ 2000年を除く。2001年以後は嘱託社員
- ^ 2022年8月時点で無所属だが、自民党派閥の二階派(志帥会)会員となっている。
- ^ アナログ放送とデジタル放送のデータ不一致(不整合)がもたらした技術トラブルのひとつである。当時は、スタジオではアナログ放送を基準として番組制作が行われていたため、出演者やフロアディレクターなどが状況を把握できなかったといわれている(スタジオモニターにもアナログ放送のOA画面が表示されていた。現在はデジタルを基準としているため、スタジオモニターにはデジタル放送のOA画面が表示されている)。なお、同様のトラブルは在京を含めた他のテレビ局でも数例発生している。
出典
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- ^ 全国朝日放送(株)『テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年』(1984.02) - 渋沢社史データベース
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