テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/08 03:36 UTC 版)
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。2012年7月) ( |
なお後半の前身・中断中に放送されたドラマに関しては、
歴史
この時間帯は1996年4月以来1時間枠であり、アニメを放送していないが、かつては火曜、金曜、土曜と並ぶテレビ朝日の人気アニメの枠だった。
前半
- 前半枠は1963年11月4日に開始した、東映動画(現:東映アニメーション)制作の劇場アニメの分割版や短編アニメを放送する『ピーコック劇場』が最初。その後『宇宙パトロールホッパ→パトロールホッパ・宇宙っ子ジュン』から『魔女っ子メグちゃん』まで約12年間一貫して東映動画のレギュラー枠となる。中でも『魔法使いサリー』(第1作)から始まった『東映魔女っ子シリーズ』は大ヒットとなった。
- その後は中断を置きながらアニメを継続、そしてそれまで月〜土の夕方や日曜朝に放送されていた藤子アニメ『忍者ハットリくん』(アニメ版)が1983年3月7日よりこの枠で放送、久々のヒット作となる。
- その後金曜から移動してきた『メタルヒーローシリーズ』で1年9ヶ月中断した後、ニュース番組『ニュースシャトルANN』設置で枠が10分繰上がると、『藤子不二雄ワールド→藤子不二雄Aワールド』でアニメ再開、『ニュースシャトル』の18:00移動後は、『藤子不二雄Aワールド』から『ビリ犬なんでも商会』を独立放送、そして1989年10月9日から、かつてこの枠で放送された『魔法使いサリー』をリバイバル、2年放送した。
- 半年の中断後、1992年4月13日より『クレヨンしんちゃん』をこの枠で開始、一躍人気番組となった。だが、1996年3月25日放送をもって金曜19:30に移動し、月曜19時枠のアニメは事実上終了した。なお『しんちゃん』はその後変遷を繰り返しながら現在も放送中である。
後半
- 後半枠は1964年4月に開始した『バッグス・バニー・ショー(第3期)』(当時ネットの毎日放送制作)が初。その後何度も中断を置きながらアニメを継続するが、この時期は日本国外のアニメが主流であった。そして1972年からは特撮番組や青春ドラマのため、長期の中断となる。
- 1976年4月より、それまで水曜19:30に放送されていた『一休さん』がこの枠に移動、一躍人気番組になり、通算7年続いた長寿作品となった。
- その後は『月曜スペシャル90』による中断を挟みながらアニメを放送するも、1986年9月29日の『銀牙 -流れ星 銀-』終了をもって、前半枠よりいち早くアニメから撤退した。そして『銀牙』の制作である東映動画の制作枠は新たに土曜19:00に移動し、『聖闘士星矢』を開始する。
作品リスト
19時00分 - 19時30分(第1期)
- ピーコック劇場(1963年11月4日 - 1965年1月25日。なお1964年10月12日 - 11月16日は東京オリンピック関連番組のため休止)
- 宇宙パトロールホッパ→パトロールホッパ・宇宙っ子ジュン(1965年2月1日 - 12月27日。なお12月以降は再放送)
- ハッスルパンチ(1966年1月10日 - 4月25日) - 19:30より移動
- 海賊王子(1966年5月2日 - 11月28日)
- 魔法使いサリー(第1作)[1](1966年12月5日 - 1968年12月30日) - ここから『東映魔女っ子シリーズ』
- ひみつのアッコちゃん(第1作)[2](1969年1月6日 - 1970年10月26日)
- 魔法のマコちゃん(1970年11月2日 - 1971年9月27日)
- さるとびエッちゃん(1971年10月4日 - 1972年3月27日)
- 魔法使いチャッピー(1972年4月3日 - 12月25日)
- バビル二世(第1作)(1973年1月1日 - 9月24日)
- ミラクル少女リミットちゃん(1973年10月1日 - 1974年3月25日)
- 魔女っ子メグちゃん(1974年4月1日 - 1975年9月29日) - ここまで『東映魔女っ子シリーズ』[3]
- アンデス少年ペペロの冒険(1975年10月6日 - 1976年3月29日)
- 激走!ルーベンカイザー(1977年10月10日 - 1978年2月6日)
- 魔女っ子チックル(1978年3月6日 - 1979年1月29日)
- まんが 赤い鳥のこころ(1979年2月5日 - 7月30日)
- ※アニメ中断。この間はクイズ番組(『家族対抗オリンピッククイズ』)、青春ドラマ(『花よめは16歳』『生徒諸君!』)を放送。
- タイガーマスクII世(1981年4月20日 - 1982年1月18日)
- あさりちゃん(1982年1月25日 - 1983年2月28日)
- 忍者ハットリくん(アニメ版)(1983年3月7日 - 1985年3月25日) - 1981年10月から1983年3月の間は、月〜土の18:50 - 19:00と日9:30 - 10:00(以上『藤子不二雄劇場)で放送。1985年4月からは火曜19:00の『藤子不二雄ワイド』内へ移動。
- 名探偵ホームズ(1985年4月15日 - 5月27日) - 火曜19:00より移動。
- コンポラキッド(1985年6月3日 - 12月23日)
- ※アニメ中断。この間は特撮番組(『メタルヒーローシリーズ』。金曜19:30より移動)を放送。
18時50分 - 19時20分
- 藤子不二雄ワールド→藤子不二雄Aワールド[4](1987年10月19日 - 1989年3月27日)
19時00分 - 19時30分(第2期)
- ※アニメ中断。この間はクイズ番組(『クイズいたずら大王!』)、バラエティ番組(『痛快!いたずらジャジャンボ』)を放送。
19時30分 - 20時00分
- バックス・バニー劇場(第3期)(1964年4月 - 6月) - 日本国外作品。毎日放送制作。
- ※アニメ中断。この間は海外ドラマ『海の驚異』『サハリ』、歌謡番組『青春の歌謡ショー』を放送。
- ハッスルパンチ(1965年11月1日 - 12月27日) - 19:00へ移動)
- ※アニメ中断。この間は海外ミュージカル(『ゴーゴー・フラバルー』)、討論番組(『ふたりで話そう 幹事長・書記長』)を放送。
- ハッスルパンチ(再放送)(1966年7月11日 - 9月26日)
- ピュンピュン丸(第1期)(1967年7月3日 - 9月18日)
- ※アニメ中断。この間はドラマ(『おれの太陽→涙の栄冠馬・おれの太陽』)、映画番組(『月曜ロードショー』。枠は19:30 - 20:55)、特撮番組(『ジャイアントロボ』。水曜19:00より移動)を放送。
- 大魔王シャザーン(1968年4月8日 - 5月27日) - 金曜19:30より移動。日米合作作品。
- アニメ中断。この間は音楽番組(『美空ひばりショー ひばりはひばり』『ヤングポップスエキサイト』)を放送。
- 怪獣王ターガン(1969年4月7日 - 8月11日) - 日本国外作品。
- 宇宙忍者ゴームズ(1969年8月18日 - 12月22日) - 日本国外作品。
- ピュンピュン丸(第2期)(1969年12月29日 - 1970年3月30日)
- チキチキマシン猛レース(1970年4月6日 - 7月27日) - ここから日本国外作品。
- スカイキッドブラック魔王(1970年8月3日 - 11月23日)
- 幽霊城のドボチョン一家(1970年11月30日 - 1971年3月29日)
- ※アニメ中断。この間は動物ドラマ(『チンパン探偵ムッシュバラバラ』)を放送。
- 電子鳥人Uバード(1971年8月2日 - 12月13日)
- ドラドラ子猫とチャカチャカ娘(1971年12月20日 - 1972年4月3日)
- ドボチョン一家の幽霊旅行(1972年4月10日 - 6月26日) - 金曜19:30に移動。ここまで日本国外作品。
- アニメ中断。この間は特撮番組(『緊急指令10-4・10-10』『正義のシンボル コンドールマン』)、青春ドラマ(『どっこい大作』ほか)を放送。
- 一休さん(1976年4月 - 1982年6月28日) - 水曜19:30より移動。
- The・かぼちゃワイン(1982年7月5日 - 1984年8月27日)
- ※アニメ中断。この間は単発特別番組枠(『月曜スペシャル90』。枠は19:30 - 20:54)を放送。
- 昭和アホ草紙あかぬけ一番!(1985年10月7日 - 1986年3月24日)
- 銀牙 -流れ星 銀-(1986年4月7日 - 9月22日)
- 1 テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメとは
- 2 テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメの概要
- 3 関連項目
- テレビ朝日系列月曜夜7時台枠のアニメのページへのリンク