チョコボスタリオン チョコボスタリオンの概要

チョコボスタリオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 00:43 UTC 版)

チョコボスタリオン
ジャンル 育成シミュレーションゲーム
対応機種 PlayStation
開発元 スクウェア / パリティビット / トーセ
発売元 スクウェア
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 1999年12月22日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 PocketStation対応
同時発売の『チョコボコレクション』にも収録
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2008年7月23日にはゲームアーカイブス対応ソフトとしてPS3PSP向けに配信が開始された。

概要

ファイナルファンタジーシリーズ(以下、FFシリーズ)に登場するチョコボを競走羽(きょうそうば、)として、プレイヤーが牧場主になって経営と育成を手掛けていく。

競走馬育成ゲーム『ダービースタリオン』(以下、『ダビスタ』)のシステムでをチョコボに置き換えた内容で、ゲームデザインやカップリングプログラム部分は本家である『ダビスタ』の製作者薗部博之が手がけ、コピーライト表記もスクウェアと『ダビスタ』の開発元であるパリティビットが連名で記載されている。

CMは騎手である武豊が出演した。

用語の変更

基本的なシステムは『ダビスタ』を踏襲しているが、チョコボに変わったことで一部の用語が変更されている。

特長

本作は『ダビスタ』をベースとしており、システムのみならずレース体系も競馬番組表と非常に似ている。レースに出てくるライバル羽や種牡羽にも、実在の競走馬をモデルにしたものが多い。

ゲームスタート当初は空の血統表をプレイヤーが構築してゆくことが出来る、競走能力が細分化されてそれぞれの能力値によってコメントが違う、発祥地によってシブい配合が発生するといった、『ダビスタ』とは一味違う要素がある。遺伝子冷凍保存や実による牡牝の産み分け、始祖チョコボシステムなどにより、カップリングの利便性も向上している。

『ダビスタ』でも馴染みのある「複雑な血統構築を駆使して初めて難易度の高い重賞レースに勝てる」と言う概念が存在している。

さらに、PocketStationと連動しており、別の牧場の血統を加えたり初期種牡羽以外の源流チョコボを発見したりできる。

なお、去勢した牡羽である騸羽(騸馬)は登場しない。

主な登場キャラクター

シロマ
牧場の秘書兼チョコボの医師(白魔道士)。イベントを始めさまざまな行動の説明をしてくれる。
シド
牧場施設の建設者。技術者でもある。
ラブリラ
牧場の事務員。データの管理を行っているデブチョコボ。
マハダン
牧場の倉庫番。チョコボの種を冷凍保存してくれる黒魔道士
モグ
チョコボの調教師。トレーナーのリーダーであるモーグリ。オーソドックスな調教を行いチョコボと会話ができるとの噂がある。
ゴーワン
チョコボの調教師。種族はゴーレム。モットーは「根性」で厳しい訓練を行う事も多い。
モリー
チョコボの調教師。種族はゴブリン。チョコボの体調を第一に考えやさしい訓練を行う。
レッド
チョコボの調教師。種族はボム。重賞を狙うことが多い。
ギルミィ
融資会社の社員。種族はマミー。施設を建設した時や毎年2月に資金を貸してくれる。
ラミア、ヘイジロウ
レースの解説者。ヘイジロウの種族はトンベリ。ヘイジロウの名前の元ネタは大川慶次郎
サハギンスケルトン
レースの実況アナウンサー。
メテオブライアン
ライバル羽四天王の一頭。黒い体毛を持ち脚質は先行・差し。皆既日食に生まれたといわれている。ムービーやイラストではプレイヤーのチョコボと接戦を繰り広げている。
キスオブファイア
ライバル羽四天王の紅一点。赤い体毛を持ち脚質は追い込み。特に短距離~中距離では無類の強さを誇る。
ポイゾナキャップ
ライバル羽四天王の一頭。白い体毛を持ちレースにあわせて脚質を変える。虚弱なところがありコンディションに左右されやすい。
スリプルボーイ
ライバル羽四天王の一頭。緑の体毛を持ち脚質は体力を生かした大逃げ。長距離レースを得意とする。イラストではデブチョコボみたいな体格だがゲーム中では大きいチョコボとして描かれている。



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