セ・パ交流戦 エピソード

セ・パ交流戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 15:38 UTC 版)

セ・パ交流戦(セ・パこうりゅうせん , Inter League)は、日本野球機構(NPB)のセントラル・リーグ(セ・リーグ)とパシフィック・リーグ(パ・リーグ)とのプロ野球間で行われるインターリーグである。


注釈

  1. ^ ただし、日本放送協会(NHK)では、企業名・商標名を冠する大会名広告放送の禁止を定めた放送法第83条に抵触する事から、報道する際は旧来の「セ・パ交流戦」の名称を使用している。
  2. ^ 試合が開催される野球場には、バックネット裏に「日本生命 セ・パ交流戦」の小型横断幕を期間中貼り付けている(サイズは球場により異なる)。
  3. ^ 2015年~2018年の4年間は、厳密には優勝チームではなく最高勝率チームである。
  4. ^ 勝率が最も高い球団が複数現れた場合でも優勝決定プレーオフは行われない。
  5. ^ レギュラーシーズンの勝率・勝利数(セ・リーグのみ)が全く同じ球団が複数あり、かつそれらの直接対決の勝敗も並んでいる場合は、同一リーグ内のみの対戦成績(全125試合。2007年から2014年は120試合、2005・2006年は100試合)の勝率が高い球団を上位と扱うことになっている。このため、交流戦の勝率が低い方が必然的にリーグ戦に占める勝率が高くなる。パ・リーグでは交流戦初年度から、セ・リーグでは2022年よりこのルールが採用されている。
  6. ^ 交流戦初年の2005年から2011年までのリーグ戦においては、セ・リーグは予告先発を採用せず、パ・リーグのみ予告先発を採用していた。
  7. ^ 2018年はセ・リーグに属する東京ヤクルトスワローズが交流戦の最高勝率チーム=優勝チームとなったが、「交流戦MVP」は勝ち越しリーグとなったパ・リーグの順位1位球団であるオリックス・バファローズ(全体の順位・勝率共に2位)から吉田正尚が選ばれた。
  8. ^ 原則として前週金 - 日曜日に予定されていたカードが1試合中止になった場合に適用。
  9. ^ 火 - 木曜日に組まれたカードが1試合でも中止になった場合、及び金 - 日曜日の試合で2試合以上中止になった場合に予備日で消化できない場合は予備期間に持ち越された。
  10. ^ a b 予備日が設定されないケースは、地方球場で開催される試合がある場合や、2 - 3試合とも本拠球場(専用球場)での開催であった場合でも、次の対戦カードの試合会場への移動の都合によるものなどである。また、ヤクルト主催の明治神宮野球場で行う場合、直近に全日本大学野球選手権大会が行われる日程が組まれていると、大学野球を優先する都合で、月曜の予備日には順延できない試合もある。
  11. ^ 4連戦最初のカードを除き、そのカードが1試合中止になった場合に適用。ただし、先述のとおり移動スケジュールの都合上第2試合の翌日であっても予備日が設けられない場合もある。
  12. ^ 4連戦最初のカードである場合は1試合でも中止になった場合、それ以外は2試合とも中止になった場合に予備日に消化できない場合、あるいは1試合のみの中止であっても前述の移動スケジュールの都合上第2試合の翌日に予備日が設けられない場合は予備期間に持ち越される。
  13. ^ 水・木となる場合もある
  14. ^ a b ソフトバンクと阪神、日本ハムと巨人、楽天と広島、オリックスとヤクルト、ロッテと西武がそれぞれ同じ勝率。前年度の交流戦順位により、ソフトバンク、日本ハム、楽天、オリックス、ロッテがそれぞれ上位となった。
  15. ^ 同年の直接対決は3勝1敗で阪神が勝ち越していた。
  16. ^ 各球団のTQBは、DeNAは0.140、ソフトバンクは0.135、巨人は0.110、オリックスは0.068。
  17. ^ 中日とオリックス、ヤクルトとソフトバンクが同じ勝率。前年度の交流戦順位により、それぞれ中日とヤクルトが上位。
  18. ^ ソフトバンク、ロッテ、楽天の3球団が同じ勝率。前年度交流戦の順位により、上位からソフトバンク、ロッテ、楽天の順になった。
  19. ^ 2011年度は6試合が、2012年度は11試合がこの規定により12回未満で引き分け。
  20. ^ 開幕日・閉幕日及び試合数は当初の予定。
  21. ^ 楽天と広島、中日と阪神が同じ勝率。前者は直接対決の成績、後者はTQBにより、それぞれ楽天と中日が上位。
  22. ^ 「交流戦大使のみらいちゃん」(初代)名義として起用。
  23. ^ 始球式担当も兼任。
  24. ^ ただし、始球式には乃木坂46(当時)の白石麻衣が起用。
  25. ^ 「交流戦大使のみらいちゃん」(2代目)名義として起用。
  26. ^ 始球式担当も兼任。
  27. ^ 始球式には同グループのメンバーの牧野真莉愛が起用。
  28. ^ a b 「ハルパカ」名義として起用。
  29. ^ ただし、TwitterTikTok等のSNS限定CMのみモーニング娘。'19の牧野真莉愛が「まりパカ」名義として起用。
  30. ^ それぞれ「まりパカ」、「ふくパカ」名義として起用。
  31. ^ ただし、日本ハムが注意したのはあくまでも形式的なものであり実際にはそれほど問題視していなかった。なお、当時監督だったトレイ・ヒルマンはこの行為に対して「戸惑った」と後に語っている[9]
  32. ^ 5月28日、5月29日の対広島戦(札幌ドーム)、5月31日、6月1日の対阪神戦(札幌ドーム)、6月3日の対ヤクルト戦(明治神宮野球場)
  33. ^ 5月28日の試合は11イニングの延長戦。
  34. ^ 6月13日の試合終了時点で、パリーグの71勝55敗4分、残り14試合となり、パリーグが全敗してもパの勝利数がセを上回ることが確定したため。

出典

  1. ^ 交流戦16年目で初の中止、5月開幕断念で球界苦境”. 日刊スポーツ (2020年4月18日). 2021年4月13日閲覧。
  2. ^ 2014年度「日本生命セ・パ交流戦」について
  3. ^ 2013年度「日本生命セ・パ交流戦」について
  4. ^ 2015年度「日本生命セ・パ交流戦」について
  5. ^ 交流戦はセパ対抗!各球団合計勝ち星勝敗(日刊スポーツ 2015年1月27日 1月29日閲覧)
  6. ^ 日本生命セ・パ交流戦 開催概要
  7. ^ 日本生命セ・パ交流戦 2022 開催概要”. 日本プロ野球機構. 2022年5月31日閲覧。
  8. ^ “DeNAが大混戦制して交流戦初優勝! ファンら大盛り上がり「この勲章を引っ提げ秋には大願成就だ!」”. サンケイスポーツ. (2023年6月20日). https://www.sanspo.com/article/20230620-STALTNUBMNAHDN44EBHPZLTJJ4/ 2023年6月21日閲覧。 
  9. ^ 日本ハム・ヒルマン監督「2人だけの誓い」”. 日刊スポーツ (2006年8月8日). 2018年10月21日閲覧。
  10. ^ a b c プロ野球史上初 地震で楽天―巨人戦中止”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2008年6月15日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  11. ^ 史上初にノムさん「天災には勝てん」”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2008年6月14日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  12. ^ 2008年6月16日 【公式戦】 試合結果 (東北楽天vs読売)”. NPB.jp 日本野球機構. 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  13. ^ ソフトバンクの超・完全優勝。~前代未聞の記録の数々~ - 2011年11月29日 Number Web
  14. ^ 最下位ヤクルト、全11球団負け越しは初/データ - 2019年12月16日 日刊スポーツ
  15. ^ セ・リーグ 交流戦でスローガン入り帽子着用
  16. ^ 朝日新聞 2014年6月1日 スポーツ面
  17. ^ 金子 9回無安打、幻ノーヒッター 外野へ飛んだの1本だけ スポーツニッポン 2014年6月1日配信
  18. ^ セ・パ交流戦、22日V決定
  19. ^ 原巨人、2年ぶり2度目の交流戦V!猛打爆発 2回で7点圧勝!”. スポーツニッポン (2014年6月22日). 2021年4月13日閲覧。
  20. ^ 史上初の事態 巨人敗戦、阪神引き分けでセ・リーグ全チームが貯金ゼロに - 2015年6月23日 Full-Count
  21. ^ 阪神ドロー同率2位 ヘトヘト23時48分終了 - 2015年6月24日 日刊スポーツ
  22. ^ プロ野球:セ全球団、貯金消滅 交流戦負け越し響き - 2015年6月24日 毎日新聞
  23. ^ 史上初!セ・リーグ全球団が借金 1~5位0.5差に接近、スポーツニッポン、2015年7月3日。
  24. ^ プロ野球:珍事!ついにセ全球団借金”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2015年7月3日). 2015年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  25. ^ 中川、史上初のルーキー交流戦首位打者”. 日刊スポーツ (nikkansports.com). 日刊スポーツ新聞社 (2019年6月25日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  26. ^ 【交流戦データ】史上初!セのチームが1、2位 中止やノーゲームなしも初 2022年6月12日19時57分(日刊スポーツ)
  27. ^ 交流戦 8年ぶりパ全勝 4度目の2桁以上勝ち越し確定”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2015年6月15日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  28. ^ パ・リーグ 7年ぶり5度目の6戦全勝 大差あり、劇的勝利あり ビッグボスは月間5割以上確定”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2022年5月29日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
  29. ^ セ・リーグ4年ぶり3回目の“全勝”達成!ナイタ―で巨人が西武に勝利”. スポニチ Sponichi Annex 野球. スポーツニッポン新聞社 (2018年6月9日). 2023年5月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。


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