ザ・シンフォニーホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/19 08:11 UTC 版)
| ザ・シンフォニーホール The Symphony Hall |
|
|---|---|
| 情報 | |
| 完成 | 1982年 |
| 開館 | 1982年 |
| 開館公演 | 朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 |
| 収容人員 | 1,704人 |
| 客席数 | 1,704席 |
| 延床面積 | 14,898m² |
| 設備 | パイプオルガン(スイス・クーン社製、三段鍵盤、54ストップ、パイプ数3732本) |
| 用途 | クラシックコンサート |
| 運営 | 朝日放送株式会社 |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区大淀南二丁目3-3 |
| アクセス | JR福島駅から北へ徒歩7〜10分 京阪中之島線中之島駅から北へ徒歩約15分 JR大阪駅から西へ徒歩15分 |
| 公式サイト | ザ・シンフォニーホール |
開館以来朝日放送が保有・運営してきたが、2012年9月28日以降、2013年12月末日までの時限付きで、上下分離方式による運営に移行している《詳細は後述》。
目次 |
概要 [編集]
朝日放送開局30周年記念事業の一つして、1982年に「世界一美しい響き」を目標に、満席時残響2秒となる先進音響技術を導入して設計・建設された。日本初のクラシックコンサート専用ホールであり、1980年代後半から全国に建設される同専用ホールの先駆的な役割を果たした。 ホールはステージを囲むように4面に客席を配するアリーナ形式のシューボックス型で、ステージ背面の客席の背後にパイプオルガンを備えている。当ホールの傑出した音響効果を指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンはウィーン楽友協会大ホールに比肩すると絶賛した。
こけら落としとして朝比奈隆指揮する大阪フィルハーモニー交響楽団によるワーグナー作曲「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲等の演奏が行われ、以降現在に至るまで、日本を代表するコンサートホールの一つとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの海外主要オーケストラやマウリツィオ・ポリーニやヨーヨー・マなどの世界的アーティスト個人の関西圏に於ける来日公演会場として使われてきている。
開館から2年後の1984年に第25回BCS賞を受賞[1]したほか、2002年には企業メセナ協議会のメセナ大賞も受賞している[2]《BCS賞に関しては、かつて当ホールと共に「ABCセンター」(後記)内に建ち並んでいたABC本社社屋と大阪タワーも受賞している〔1968年・第9回[3]〕》。
ホール自体のこと [編集]
ホール仕様 [編集]
音響を優先し、座席数は1704席に抑えられている。
座席配置は正面と左右両側面とを合わせて3層にわたっており、加えてステージ側方や後方にも座席が配置されるアリーナ・シアター形式となっている。ステージ背後の壁面にはスイスのクーン社製パイプオルガン(3段鍵盤・54ストップ・パイプ数3732本)が設置されている。
ホール内部には通信機能抑止装置も導入されており、これによって携帯電話などの通信端末のホール内部に於ける使用を抑制している。
館内について [編集]
1階にはキオスク(当ホール主催公演チケット等の売り場)やクロークが、2階にはティーラウンジや展示スペースが、それぞれ設けられている《当ホール主催公演チケットについては建物裏手の通用口(即ち楽屋口)を入ったところに設けられている「ABCチケットセンター」でも取り扱われており、当ホール公演中及び公演入場者以外はこの「ABCチケットセンター」窓口での予約・購入を案内している》。
3階以上がホール客席となっているが、一番下層階(つまり建物としては3階)の座席を1階席、その上を2階席・3階席と呼び習わしている。ステージ側方にある2・3階席はステージ全体を見ることが困難な席が存在し、特に3階の後ろの席は普通に着席した状態ではステージの3分の1しか見ることができない席も存在し、最も安価なチケット用に充当されるのが通例である。
ザ・シンフォニーホール・アワー(ラジオ番組) [編集]
ABCラジオで毎週日曜日の早朝に放送中。過去に当ホールで開かれたコンサートの音源を、ダイジェスト形式で紹介している。
2013年3月31日までは、5代目桂米團治と角野啓子(フリーアナウンサー)を案内役として、毎週日曜日の7:15 - 7:55に放送。当ホールをはじめ、近隣にあった旧ABCセンターの施設(大阪タワーなど)の設計・施工を手がけた大成建設が、長らくスポンサーに付いていた。
2013年4月7日放送分からリニューアルを実施。放送枠を毎週日曜日の7:05 - 7:35に変更するとともに、クラシック音楽に造詣の深い堀江政生(朝日放送アナウンサー)を案内役に起用したことから、番組タイトルを『堀江政生のザ・シンフォニーホールアワー』に改めた。また、当ホールの所有権が2012年9月28日付で朝日放送から学校法人滋慶学園グループに譲渡されたこと(後述)を受けて、現在は同グループの一社提供番組になっている。
- ^ 第25回受賞作品(1984年)~ザ・シンフォニーホール - 社団法人・日本建設業連合会のWebサイトより
- ^ 朝日放送株式会社~ザ・シンフォニーホールの運営と事業活動 - 公益社団法人企業メセナ協議会Webサイト内『メセナ大賞2002』(アーカイブ)より
- ^ 第09回受賞作品(1968年)~朝日放送本社・大阪タワー - 社団法人・日本建設業連合会のWebサイトより
- ^ 関西の殿堂、命名権売却へ。ザ・シンフォニーホール - 『47NEWS』(共同通信社)2004年12月22日付掲載記事
- ^ 「ザ・シンフォニーホール」譲渡に関する基本合意書の締結について (PDF, 朝日放送 2012年3月29日)
- ^ 固定資産の譲渡に関する契約締結のお知らせ (PDF, 朝日放送 2012年5月11日)
- 1 ザ・シンフォニーホールとは
- 2 ザ・シンフォニーホールの概要
- 3 ホール事情(主にアーティスト側の視点から) [編集]
- 4 所在地・アクセス [編集]
固有名詞の分類
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