サーバ ソフトウェア

サーバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 06:32 UTC 版)

ソフトウェア

特徴

サーバソフトウェアは通常、下記のような点に重点を置いている。

種類

サーバ機能を提供する主なソフトウェアの種類には以下がある。

サーバ 機能
データベースサーバ データベース処理
トランザクションサーバ トランザクション処理
アプリケーションサーバ アプリケーション処理(特に Java アプリケーションサーバ)
ウェブサーバ ウェブアプリケーション処理(Apacheなど)
メールサーバ メールサービス(Sendmail など)
FTPサーバ ファイル転送
ファイルサーバ ファイル共有
プリントサーバ プリンター共有
DNSサーバ
DHCPサーバ
プロキシサーバ

これらサーバ用ソフトウェアは、1台のコンピュータ(ハードウェアやオペレーティングシステム)で複数の種類を稼働させる場合や、ネットワーク上の複数のコンピュータ間で相互に連携する場合がある。また同じ種類のサーバを複数のコンピュータで稼働させてコンピュータ・クラスター構成として、負荷分散スケーラビリティや障害対策とする場合もある。

オペレーティングシステム

サーバ用に使用される主なオペレーティングシステムには以下がある。これらには現在は、上記サーバ機能のいくつかは標準で含まれている。

台数ベースの統計で言うと、(基本的に無料の)Linuxが圧倒的な首位。2位はWindows Serverで、3位はUNIX[5](なおここでの「UNIX」は統計のための大まかな分類法で、具体的にはHP-UX、AIX、Solarisなどがある。下のリストの「その他」に挙げる)。金額ベースの統計では有料のOSのWindows Serverが首位である。[注釈 1]

世界のサーバで、特に使われている台数が多いOSは次の2種

その他


出典

  1. ^ サーバのOSを選ぶ側としては、どれくらいの台数で使われているか知ることが重要であり、台数ベースの統計が重要である。台数ベースの統計でLinuxが圧倒的な首位だと示されている。一方、サーバ用OSの販売やその関連ビジネスで金儲けをしたい会社にとっては、金額(売上)ベースの統計が参考にでき、その統計ではWindows Serverが首位となる。
    Linuxは多くのディストリビューションで、server用も含めて基本的に無料でダウンロードしインストールできる。その結果、Linuxは世の中で圧倒的に受け入れられ、台数ベースの統計では圧倒的な首位であっても、金額ベースのグラフではLinuxはかなり小さな割合にしか見えず、Windows Serverのほうが首位のように見える、というカラクリになっている。






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