サガテレビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 02:16 UTC 版)
概要
コールサインはJOSH-DTV(佐賀 44ch)。系列新聞は、ブロック紙の西日本新聞と地方紙の佐賀新聞。主要株主は九州電力、テレビ西日本他。
隣県の福岡県にあるテレビ西日本に続く、九州では2番目のフジテレビ系フルネット局として開局し、番組編成は開局以来一貫して、フジテレビ系列の番組が中心となっている。また、福岡県のテレビ東京系列局のTVQ九州放送、TBS系列局のRKB毎日放送に次いで福岡、佐賀の民放に於ける独立局アニメのネット局になる事が多い。
同時開局した熊本県のテレビ熊本(TKU)や長崎県のテレビ長崎(KTN)がクロスネットであったことから、開局当初は両県におけるフジテレビ系列を補完する役割もあった。また福岡県でも、筑後地方を中心にテレビ西日本では差し替えられているフジテレビ系列の番組を見る手段として重宝されている。
フジテレビ系列では唯一、日曜日の競馬中継を放送していない[注 1]。
ロゴマークは2015年(平成27年)1月1日に「S A G A T V」[注 2] と新しいものに変更されている。この文字はグリッドの集合体により構成され、一つひとつのグリッドには佐賀県内の地域や人々の夢や想いが詰まっている。ブランドカラーは人々や地域の活力で、明るい未来の輝きのSAGAの「サンシャインイエロー」と、力強い意志や存在感で確かな信頼力のTVの「黒」の2色で構成されている。
1969年(昭和44年)の開局から2014年(平成26年)12月末まで使われた、略称のSTSを小文字化した「sts」のロゴはつなぎ文字で、「サガテレビ」の部分は角ゴシックになっていた。現在では社旗(白地にSAGA TVと書かれたバージョンもある)などで使われる程度。
注釈
- ^ サガテレビで放送される競馬中継はFNSの日に内包される競馬中継とドバイワールドカップと凱旋門賞のみ。
- ^ a b 長方形に「SAGA」の部分はサンシャインイエローに黒文字、「TV」の部分は黒に白文字となっている。サガテレビでは「ブランドマーク」としている。ブランドマーク変更のお知らせ サガテレビ
- ^ 当時のUHF第1次チャンネルプランに基づく初めての予備免許交付で、この日は同時に、鹿児島テレビ放送、岡山放送等、全15局に交付された。
- ^ 九州・山口と北海道のテレビ欄表記は、アナログ時代から「(放送局の)略称+局名表記」が慣例であったが、同地域に於いて局名のみの表記とするのはサガテレビが初の事例となる(RKB毎日放送、TVQ九州放送など略称込みの正式社名表記の例は除く)。但し、長崎新聞など一部の新聞では「STS サガテレビ」の表記のままである。
- ^ このようなTBSテレビ(JNN)系列局が存在しない地域での系列外によるGガイドの番組データの配信を行っている局はこちらの項を参照。
- ^ エリア外ではあるものの、アナログでは多くの地域でアンテナ受信が可能だったため、本来の系列として。
- ^ このようなかつて別の地域のTBSテレビ(JNN)系列局が同系列局が存在しない地域へのアナログGガイドの番組データの配信を対応していた局はこちらの項を参照。
- ^ リモコンキーID『9』を使用する局は東京都のTOKYO MXと奈良県の奈良テレビ放送のみ。
- ^ ただし、東海テレビの『1』は、同局のアナログ親局のチャンネル『1』を継承している。
- ^ 日本テレビ系・フジテレビ系のクロスネット局。
- ^ なお、テレビ大分の『4』は殆どの日本テレビ系列局(札幌テレビや読売テレビ、福岡放送などを除く)が採用している。これは大分県域局のリモコンキーIDを集中させるため、開局順で各局が調整したものである。
- ^ なおテレビ宮崎は、1970年の開局当初からフジテレビ系を主系列として日本テレビ系(NNS非加盟)・テレビ朝日系のトリプルネット局である。
- ^ 番組表ではこのように表記されているが、実際には改題せず『Live News Days』として放送されている。
- ^ 『Live News イット!』を内包。
- ^ フジテレビと同時刻だが遅れネット。
- ^ 3週遅れでの放送
- ^ この番組の放送当時、第3日曜以外は『ポケットモンスター』を放送していた。
- ^ 『シャドウサイド』以降は未放送。
- ^ 制作は佐賀広告センター
出典
- ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、462頁。
- ^ https://dgba.ehoh.net/TV_Radio_start.htm
- ^ サガテレビ「会社案内」会社沿革(2023年6月27日閲覧)
- ^ “サガテレビに「JONAI SQUARE」 カフェとショップ、地域との新たな接点に” (日本語). 佐賀経済新聞 2018年11月28日閲覧。
- ^ 志賀信夫『民放よ変身せよ!』電波新聞社、1975年。NDLJP:12274910。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、456頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、315頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、427頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、458頁。
- ^ 全話放送後にFNSドキュメンタリー大賞やフジテレビ系列制作のバラエティ等を放送する場合もある。
- ^ “ディズニー・オン・アイス 100 Years of Wonder”. サガテレビ. 2023年7月16日閲覧。
- ^ “ディズニー・オン・アイス特別番組、放送予定のお知らせ!”. 【公式】ディズニー・オン・アイス 2023 日本公演 (2023年5月11日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ TBS『TBSテレビ「Yell!2020!」』 。2021年8月27日閲覧。
- ^ a b c NHKウィークリーステラ全国アナウンサー名鑑
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