コリン・ファレル コリン・ファレルの概要

コリン・ファレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 15:37 UTC 版)

コリン・ファレル
Colin Farrell
2022年
本名 Colin James Farrell
生年月日 (1976-05-31) 1976年5月31日(47歳)
出生地 アイルランドダブリン
身長 178cm
職業 俳優
活動期間 1997年 -
配偶者 アメリア・ワーナー(2001年)
公式サイト http://www.colinfarrell.org/
主な作品
映画
タイガーランド
マイノリティ・リポート
フォーン・ブース』/『デアデビル
S.W.A.T.』/『ニュー・ワールド
マイアミ・バイス
ヒットマンズ・レクイエム
モンスター上司』『トータル・リコール
セブン・サイコパス』/『ロブスター
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
THE BATMAN-ザ・バットマン-
イニシェリン島の精霊
テレビドラマ
TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス
 
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
男優賞
2022年イニシェリン島の精霊
全米映画批評家協会賞
主演男優賞
2022年『イニシェリン島の精霊』『アフター・ヤン
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演男優賞
2022年『イニシェリン島の精霊』『アフター・ヤン』
ゴールデングローブ賞
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2008年ヒットマンズ・レクイエム
2022年『イニシェリン島の精霊』
ゴールデンラズベリー賞
名誉挽回賞
2022年『イニシェリン島の精霊』
その他の賞
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生い立ち

ダブリンのキャッスルノックに、父エイモンと母リタの間に生まれる[1][2]。早産であった。姉クラウディーンとキャサリン、兄エイモン・ジュニアがいる[3]。キャッスルノック大学とゴーマンストン大学付属のセントブリジット国立校で教育を受け、1980年代後半から90年代前半にかけてはキャッスルノック・ケルティックというサッカークラブのゴールキーパーで前途有望な若手選手と評される程だったという。その後The Gaiety School of Actingで演技を学ぶも中退し、BBC放送のテレビドラマ『Ballykissangel』に98年から99年まで出演し、そのキャリアをスタートさせた。

キャリア

2007年、トロント国際映画祭でのファレル

ファレルは数多くのテレビドラマや映画に出演し、2000年にはジョエル・シュマッカー監督の『タイガーランド』で主役のローランド・ボズ二等兵(Private Rolland Bozz)を演じ注目をあつめた。続けて『アメリカン・アウトロー』(2001年)、『ジャスティス』(2002年)とアメリカ映画に出演。2003年に主演を務めた『フォーン・ブース』と『リクルート』が商業的に成功し、キャリアに加速をかけた。ファレルは元々かなり強いアイルランド訛りがあるが、上記作品では極力アメリカ訛りを使用している。また脇を固める助演男優としても頭角を現し、『マイノリティ・リポート』(2002年)は司法省の官僚役でトム・クルーズと、『デアデビル』(2003年)ではブルズアイ役でベン・アフレックと共演しその存在感の強さを示した。

2004年には短期劇場公開映画の『ダブリン上等!』と『イノセント・ラブ』に出演し、両作品とも高評価を得た。1億5000万ドルという巨額の制作費を投じたオリバー・ストーンの超大作『アレキサンダー』でタイトルロールを演じた。2005年にはアカデミー賞にもノミネートされた歴史大作『ニュー・ワールド』が公開され、ファレルは17世紀のヴァージニア州ジェームズタウンに植民地を築いたキャプテン・ジョン・スミス役で、クオリアンカ・キルヒャー演じる美しきインディアンの女性ポカホンタスと恋に落ちる役を熱演。続いて公開された『Ask the Dust』(2006年)は、サルマ・ハエック共演のラブストーリー。

2006年にはジェイミー・フォックスと共演したサスペンス・アクション『マイアミ・バイス』が成功。同作品の配給を行ったユニヴァーサル・ピクチャーズは、全世界3000館で公開し、第1週だけで2570万ドル、全世界興行収入1億6300万ドルという成功を収めた。

2008年公開の『ヒットマンズ・レクイエム』でゴールデングローブ賞 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。

備考

  • 2003年『ピープル』誌の選ぶ「最も美しい男50人」に選ばれる[4]
  • 2003年『カンパニー』誌の選ぶ「世界で最もセクシーな男」で6位になる[5]
  • リメリックのドックスというナイトクラブでラインダンスのインストラクターをやっていた。
  • アイルランドのポップユニット、ボーイゾーンのオーディションを若いときに受けたことがある[6]
  • 姉のクラウディーン・ファレルは現在彼のアシスタントを務めている。
  • 煙草はキャメル・ライト、ビールはアムステル・ライトを愛飲。

  1. ^ Colin Farrell Biography (1976-)
  2. ^ Colin Farrell: People.com
  3. ^ http://www.thebiographychannel.co.uk/biographies/colin-farrell.html
  4. ^ CBS News Entertainment”. The Most Beautiful People Are Back. 2003年4月30日閲覧。
  5. ^ Company's 100 Sexiest Men”. Company Magazine's 100 Sexiest Men of 2003. 2004年8月2日閲覧。
  6. ^ http://www.visimag.com/movieidols/m34_feat01.htm
  7. ^ トータル・リコール”. ふきカエル大作戦!!. 2021年2月18日閲覧。
  8. ^ メアリーと秘密の王国”. ふきカエル大作戦!!. 2021年2月18日閲覧。
  9. ^ ウォルト・ディズニーの約束”. ディズニー公式. 2022年3月26日閲覧。
  10. ^ ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅”. ふきカエル大作戦!! (2016年11月28日). 2021年2月18日閲覧。
  11. ^ ダンボ”. ふきカエル大作戦!! (2019年3月29日). 2021年2月18日閲覧。
  12. ^ ジェントルメン -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2021年10月20日). 2022年3月26日閲覧。
  13. ^ ディズニー映画『アルテミスと妖精の身代金』日本語吹き替え版声優の森川智之さん、早見沙織さん、楠大典さんからコメント到着!”. アニメイトタイムズ (2020年8月7日). 2021年2月18日閲覧。
  14. ^ THE BATMAN-ザ・バットマン- -日本語吹き替え版”. ふきカエル大作戦!! (2022年3月11日). 2022年3月11日閲覧。
  15. ^ TRUE DETECTIVE(R)/ロサンゼルス #2”. スター・チャンネル. 2021年2月18日閲覧。
  16. ^ 電撃オンライン. “津田健次郎さんが自身も出演する『ファンタスティック・ビースト』で映画翻訳を学ぶ”. 電撃オンライン. 2023年3月11日閲覧。
  17. ^ 今井敏行. “森川智之 J:COMスペシャルフォト・インタビュー”. MYJCOM. J:COM. 2023年8月25日閲覧。
  18. ^ 森川智之さんインタビュー – 吹替キングダム 日本語吹替え専門”. 吹替キングダム (2016年10月1日). 2023年8月25日閲覧。


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