ギリシャ スポーツ

ギリシャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 00:05 UTC 版)

スポーツ

オリンピック

第1回近代オリンピックである1896年アテネ大会

ギリシャはオリンピック発祥の地である。そのため選手団近代オリンピック開会式で常に1番目の入場国となっている。ギリシャではこれまでに第1回大会の1896年アテネオリンピックと、108年ぶり2度目の開催となった2004年アテネオリンピックが行われている。しかし、未だに冬季オリンピックの開催経験はない。

サッカー

堅守速攻スタイルに定評のあるギリシャ代表

ギリシャ国内ではサッカーが圧倒的に1番人気のスポーツとなっており、1927年にサッカーリーグのギリシャ・スーパーリーグが創設された。主なクラブとしては、オリンピアコスパナシナイコスAEKアテネPAOKなどが挙げられる。

ギリシャサッカー連盟(HFF)によって構成されるサッカーギリシャ代表は、UEFA欧州選手権には4度出場しており2004年大会では悲願の初優勝を果たしている。FIFAワールドカップには1994年大会2010年大会2014年大会の3度出場しており、2014年のブラジル大会ではグループリーグを初めて突破しベスト16に進出した[31]

著名な選手としては、ドイツ・ブンデスリーガ2006-07シーズンに得点王となったテオファニス・ゲカスをはじめ、ヨアニス・アマナティディスソクラティス・パパスタソプーロスコスタス・マノラスなどが存在する。

バスケットボール

ギリシャではサッカーの次にバスケットボールが盛んであり、ギリシャバスケットボール連盟によってバスケットボールギリシャ代表が組織されている。日本開催となった2006年世界選手権では、NBAでプレーする選手が不在の中でドリームチームを下すなどして準優勝の成績を収めた。さらにユーロバスケットでは、1987年大会と2005年大会で2度の優勝に輝いている。


注釈

  1. ^ 西洋古典学でia を「イア」と書くという習慣からとされているが、英語ではGreece、ギリシア語ではHellas/Elladaでありiaは出てこない。後述の通りギリシャ/ギリシア表記はポルトガル語Gréciaに由来するが、これもギリシアと発音するわけではないため、いずれにしろギリシャ表記もギリシア表記も共に本来の発音とはかけ離れた慣用表記のひとつに過ぎない。Wikipedia:記事名の付け方/ギリシャとギリシアも参照。
  2. ^ 繁体字: 希臘簡体字: 希腊Xīlà

出典

  1. ^ a b UNdata”. 国連. 2021年10月11日閲覧。
  2. ^ a b c d World Economic Outlook Database, October 2023”. Washington, D.C.: International Monetary Fund (2023年10月5日). 2023年10月18日閲覧。
  3. ^ Απογραφή Πληθυσμού-Kατοικιών 2011” (ギリシア語). 2018年6月19日閲覧。
  4. ^ Carol Strickland (2007). The Illustrated Timeline of Western Literature: A Crash Course in Words & Pictures. Sterling Publishing Company, Inc.. p. 2. ISBN 978-1-4027-4860-8. https://books.google.co.jp/books?id=Qw_7eINO_NcC&pg=PA2&redir_esc=y&hl=ja. "Although the first writing originates in the cradle of civilization along Middle Eastern rivers — the Tigris, Euphrates, and Nile — the true cradle of Western literature is Athens. As the poet Percy Bysshe Shelley says, "We are all Greeks."" 
  5. ^ "Greece during the Byzantine period (c. AD 300–c. 1453), Population and languages, Emerging Greek identity". Encyclopædia Britannica. United States: Encyclopædia Britannica Inc. 2008. Online Edition。
  6. ^ Greece Properties inscribed on the World Heritage List (17)”. Unesco. Unesco. 2015年10月3日閲覧。
  7. ^ http://www.j-cast.com/bookwatch/2014/10/15218407.html
  8. ^ On 14 August 1974 Greek forces withdrew from the integrated military structure of NATO in protest at the Turkish occupation of northern Cyprus; Greece rejoined NATO in 1980.
  9. ^ Henry George Liddel and George Scott. An Intermediate Greek-English Lexicon. http://www.perseus.tufts.edu/hopper/text?doc=Perseus%3Atext%3A1999.04.0058%3Aentry%3D*(ella%2Fs 
  10. ^ 風間喜代三『ラテン語とギリシア語』三省堂、1998年、37-40頁。ISBN 4385358338 
  11. ^ 日本国語大辞典第2版
  12. ^ 『ギリシア史』第4章 ビザンツ時代(桜井万里子編 山川出版社 2005年 P164-168 同部分は井上浩一執筆)
  13. ^ 『ギリシア史』第4章 ビザンツ時代(桜井万里子編 山川出版社 2005年 P196 同部分は井上浩一執筆)
  14. ^ ギリシャ、ロックダウンの延長決定、小売業は予約販売制を導入”. JETRO (2020年12月18日). 2020年12月30日閲覧。>
  15. ^ “ギリシャ、対トルコ国境に壁建設 アフガン情勢も念頭に”. CNN. (2021年8月28日). https://www.cnn.co.jp/world/35175873.html 2021年8月28日閲覧。 
  16. ^ a b World Economic Outlook Database, October 2014” (英語). IMF (2014年10月). 2014年10月18日閲覧。
  17. ^ 平成 22 年度県民経済計算について内閣府。2013年12月7日閲覧。
  18. ^ 以下、統計資料はFAO Production Yearbook 2002、United Nations International Trade Statictics Yearbook 2002、United Nations Mineral Yearbook 2002。統計データはいずれも2002年時点の数値である
  19. ^ https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-03/2015070308_01_1.html
  20. ^ Αναστέλλονται όλα τα διεθνή δρομολόγια του ΟΣΕ[All international routes of OSE have been suspended]. Ta Nea (2011年2月13日).(ギリシア語)[リンク切れ]
  21. ^ a b c d e f Greece in Numbers” (PDF). National Statistical Service of Greece. www.statistis.gr (2006年). 2007年12月14日閲覧。
  22. ^ Demographic references - Fertility rates (Report). OECD. 2016. doi:10.1787/health-data-en
  23. ^ Athena 2001 Census”. National Statistical Service of Greece. www.statistics.gr. 2007年12月14日閲覧。
  24. ^ https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/gr.html
  25. ^ The newest polls show about 20% Greek citizens being irreligious which is much more than 1%. Ultimately, the statistics are disputed until the results of the new census.
  26. ^ a b Health at a Glance 2015, OECD, (2015-11), Chapt.7.1, doi:10.1787/19991312, ISBN 9789264247680 
  27. ^ “ギリシャから国民続々脱出で今や豪州に“第3の都市”が誕生”. ガジェット通信. http://getnews.jp/archives/269202 2012年10月30日閲覧。 
  28. ^ ギリシャ 危険・スポット・広域情報”. 外務省. 2021年12月10日閲覧。
  29. ^ “アングル:緊縮策のギリシャで「移民危機」、社会不満のはけ口に”. ロイター. http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE8B800420121209 2012年12月9日閲覧。 
  30. ^ “欧州への不法移民:海から押し寄せる大波”. 日本ビジネスプレス. (2014年8月21日). http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41532 2014年8月23日閲覧。 
  31. ^ ギリシャ、劇的PKで16強入り - UEFA.com 2014年6月24日閲覧





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