キャロル・キング キャロル・キングの概要

キャロル・キング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/21 10:57 UTC 版)

キャロル・キング
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基本情報
出生名 Carole Klein
出生 1942年2月9日(72歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン
ジャンル ポップス
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ピアノキーボード
活動期間 1958年 -
公式サイト Official Website

本名・キャロル=クライン(Carole Klein)。ニューヨーク市ブルックリン生まれ、1958年に歌手デビュー。1人目の夫、ジェリー・ゴフィンとの間に生まれた長女のルイーズ・ゴフィンも、シンガーソングライターとして活動している。離婚歴2回(最初の夫はジェリー・ゴフィン、2番目の夫はベーシストのチャールズ・ラーキー)。1977年には3人目の夫となるリック・エヴァーズと結婚したが、翌年リックの麻薬禍により死別している。

経歴

大学在学中に、ポール・サイモンからデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープを売り込んで1958年、ABCパラマウント・レコードからシングル・デビュー。しかしながら、その後ABCやRCAなどに残した4枚のシングルは何れも失敗に終わり、一旦歌手としてのキャリアは頓挫することとなる。

1960年代には、当時の夫ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで、「ロコ・モーション」や「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など、後々まで歌い継がれている数々の作品を生み出した。1960年から1963年にかけての3年間で、2人は延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。彼女自身も、シンガーソングライターとして1曲だけこの時期に「イット・マイト・アズ・ウェル・レイン・アンティル・セプテンバー」という曲で全米トップ40入りを果たしている。しかし、飛ぶ鳥を落とすような勢いもビートルズの全米進出を機に翳りを見せ始め、仕事上の不和がプライベートにまで影響を及ぼしたらしく、1968年に離婚する(仕事上では、その後も度々パートナー関係を続けている)。

1970年代に入ってからは、シンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始。1970年にファースト・ソロ・アルバム『ライター』を発表、翌1971年に発売されたセカンド・ソロ・アルバム『つづれおり( Tapestry )は、グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100に留まるロングセラーとなる。現在もなお多くの人々に愛され、世界中で延べ2,200万枚を超える驚異的なヒットを記録している歴史的名盤である。その中の1曲であるシングル「イッツ・トゥー・レイト」は、1971年6月19日から5週連続全米No.1を獲得している(シングル年間チャートでは第3位)。同じアルバムから「きみの友だち」をジェームス・テイラーがカバーし、同年7月31日にシングルチャートで1位を獲得している。その後も、アルバム『ミュージック』『喜びにつつまれて』、シングル「ジャズマン」など、順調にヒットを連発。1970年代前半から中期を代表するヒットメーカーの一人となり、2つの年代に渡って天下を取ったのである。

また、『つづれおり』が大ヒット中の1972年には、五輪真弓のデビュー・アルバム『少女』の制作をサポート。その後、1974年までの3年間、五輪真弓のアルバム3作品を手掛けたことでも知られている。

1977年に、キャピトル・レコードに移籍後の最初のアルバム『シンプル・シングス』( Simple Things )もゴールド・ディスクを獲得。しかし、それ以後これといった大きなヒットはなく、今に至っている。1990年には初の来日公演が実現し、ジェリー・ゴフィンと連名でロックの殿堂入りも果たした。

1990年代以降は、映画主題歌や他アーティスト(セリーヌ・ディオン、ザ・ウィルソンズなど)への曲提供などマイペースで音楽活動を継続し、2枚のオリジナル・アルバムと1枚のライブ・アルバムを発売。2004年には「リビングルーム・ツアー」と題した北米コンサートツアーを行い、翌年には同ツアーの音源を記録したライブ盤が発売され、なかなかの好評を集めている。

2007年11月、キッコーマン北米進出50周年記念イベントの一環で、1990年以来17年振りの来日公演が実現。メアリー・J. ブライジブラック・アイド・ピーズファーギーと共演した。13日の日本武道館公演が、2008年4月11日NHK-BShiにて放映された。

2013年2月、長年の音楽界の功績によりグラミー賞の功労賞を受けた。

ちなみに、ニール・セダカのヒット曲『おおキャロル』は、キャロル・キングのことを歌ったものである(お返しに彼女は、アンサーソング『おおニール』を発表した)。

ディスコグラフィ

シングル

  • Right Girl / Goin' Wild (1958/ABC-Paramount 9921)
  • Under The Stars / Baby Sittin' (Dec.1958/ABC-Paramount 9986)
  • Short Mort / Queen Of The Beach (1959/RCA 47-7560)
  • Oh Neil / A Very Special Boy (1959/Alpine 57)
  • It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (Jun.1962/Companion 2000)
  • It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (1962/Dimension 2000)
  • School Bells Are Riging / I Didn't Have Any Summer Romance (1962/Dimension 1004)
  • He's A Bad Boy / We Grew Up Together (1963/Dimension 1009)
  • A Road To Nowhere / Some Of Your Lovin' (1966/Tomorrow 7502)

オリジナル・アルバム

  • 『夢語り』 - Now That Everything's Been Said / The City (1968)
  • 『ライター』 - Writer (1970)
  • つづれおり』 - Tapestry (1971)
  • 『ミュージック』 - Music (1971)
  • 『喜びは悲しみの後に』 - Rhymes and Reasons (1972)
  • 『ファンタジー』 - Fantasy (1973)
  • 『喜びにつつまれて』 - Wrap Around Joy (1974)
  • 『おしゃまなロージー』 - Really Rosie (1975)
  • 『サラブレッド』 - Thoroughbred (1975)
  • 『シンプル・シングズ』 - Simple Things (1977)
  • 『ウェルカム・ホーム』 - Welcome Home (1978)
  • 『タッチ・ザ・スカイ』 - Touch the Sky (1979)
  • 『パールズ』 - Pearls (1980)
  • 『ワン・トゥ・ワン』 - One To One (1982)
  • 『スピーディング・タイム』 - Speeding Time (1983)
  • 『シティ・ストリーツ』 - City Streets (1989)
  • 『カラー・オヴ・ユア・ドリームス』 - Colour Of Your Dreams (1993)
  • 『イン・コンサート』 - In Concert (1994)
  • 『カーネギーホール・コンサート』 - The Carnegie Hall Concert June 18,1971 (1996)
  • 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』 - Love Makes The World (2001)
  • 『リビング・ルーム・ツアー』 - Living Room Tour (2005)
  • 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド:デラックス・エディション』 - Love Makes the World: Deluxe Edition (2007)

ベスト盤、編集盤等

  • Dimension Dolls (1963/Dimension LP 6001)
  • 『グレイテスト・ヒッツ』 - Her Greatest Hits -Songs Of Long Ago (1978)
  • 『私花集』 - A Natural Woman -Ode Collection 1968-1976 (1994)
  • 『タイム・ゴーン・バイ』 - Time Gone By (1994)
  • 『ナチュラル・ウーマン~ヴェリー・ベスト・オブ』 - A Natural Woman -The Very Best Of- (1999)
  • 『ブリル・ビルディング・レジェンズ』 - Brill Building Legends - Complete Recordings 1958-1966 (1999)



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