キャロル・キング キャロル・キングの概要

キャロル・キング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/09 14:53 UTC 版)

キャロル・キング
Carole King.jpg
基本情報
出生名 Carol Klein
出生 1942年2月9日(73歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク市ブルックリン
ジャンル ポップス
職業 シンガーソングライター
担当楽器 ピアノキーボード
活動期間 1958年 -
公式サイト Official Website

本名キャロル・ジョーン・クライン(Carol Joan Klein)。ニューヨーク市ブルックリン生まれ、1958年に歌手デビュー。1人目の夫、ジェリー・ゴフィンとの間に生まれた長女のルイーズ・ゴフィンも、シンガーソングライターとして活動している。離婚歴2回(最初の夫はジェリー・ゴフィン、2番目の夫はベーシストのチャールズ・ラーキー)。1977年には3人目の夫となるリック・エヴァーズと結婚したが、翌年リックの麻薬禍により死別している。

経歴

大学生時代に、ポール・サイモンからデモ・テープの作り方を教わった彼女は、自分で作ったデモ・テープを売り込み、1958年にABCパラマウント・レコードからシングル・デビュー。しかしながら、その後ABCやRCAなどに残した4作のシングルは何れも失敗に終わり、一旦歌手としてのキャリアは頓挫することとなる。

1960年代には、当時の夫ジェリー・ゴフィンとのソングライター・コンビで、「ロコ・モーション」や「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」など、後々まで歌い継がれている数々の作品を生み出した。1960年から1963年にかけての3年間で、2人は延べ20曲あまりの全米トップ40ヒットを世に送り出している。彼女自身も、シンガーソングライターとして1曲だけこの時期に「イット・マイト・アズ・ウェル・レイン・アンティル・セプテンバー」という曲で全米トップ40入りを果たしている。しかし、飛ぶ鳥を落とすような勢いもビートルズの全米進出を機に翳りを見せ始め、仕事上の不和がプライベートにまで影響を及ぼしたらしく、1968年に離婚する(仕事上では、その後も度々パートナー関係を続けている)。

1970年代に入ってからは、シンガー・ソングライターとしての活動に本腰を入れ、1970年にアルバム『ライター』で再びソロ・デビュー。翌1971年のソロ・アルバム『つづれおり( Tapestry )は、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100に留まるロングセラーとなり、グラミー賞でも4部門制覇、現在まで約2200万枚を売り上げている。先行シングル「イッツ・トゥー・レイト」は、全米シングルチャートで5週連続1位、年間チャートでは第3位を記録。ジェームス・テイラーが、収録曲「きみの友だち」をカバーし、シングルチャート1位を獲得している。その後も、アルバム『ミュージック』『喜びにつつまれて』、シングル「ジャズマン」など、順調にヒットを連発。1970年代前半から中期を代表するヒットメーカーの一人となり、2つの年代に渡って天下を取った。

また、『つづれおり』が大ヒット中の1972年には、五輪真弓のデビュー・アルバム『少女』の制作をサポート。その後、1974年までの3年間、五輪真弓のアルバム3作品を手掛けたことでも知られている。

1977年に、キャピトル・レコードに移籍後の最初のアルバム『シンプル・シングス』( Simple Things )もゴールド・ディスクを獲得。しかし、それ以後これといった大きなヒットはなく、今に至っている。1990年には初の来日公演が実現し、ジェリー・ゴフィンと連名でロックの殿堂入りも果たした。

1990年代以降は、映画主題歌やセリーヌ・ディオン、ザ・ウィルソンズなどへの曲提供などマイペースで音楽活動を継続し、2作のオリジナル・アルバムと1枚のライブ・アルバムを発売。2004年には「リビングルーム・ツアー」と題した北米コンサートツアーを行い、翌年には同ツアーの音源を記録したライブ盤が発売され、なかなかの好評を集めている。

2007年11月、キッコーマン北米進出50周年記念イベントの一環で、1990年以来17年振りの来日公演が実現。メアリー・J. ブライジブラック・アイド・ピーズファーギーと共演した。13日の日本武道館公演が、2008年4月11日NHK-BShiにて放映された。

2013年2月、長年の音楽界の功績によりグラミー賞の功労賞を受けた。同年3月には女性作曲家として初のガーシュウィン賞受賞者となった[1]

ちなみに、ニール・セダカのヒット曲「おおキャロル」は、キャロル・キングのことを歌ったものである。お返しに彼女は、アンサーソング「おおニール」を発表した。

ディスコグラフィ

シングル

  • Right Girl / Goin' Wild (1958/ABC-Paramount 9921)
  • Under The Stars / Baby Sittin' (Dec.1958/ABC-Paramount 9986)
  • Short Mort / Queen Of The Beach (1959/RCA 47-7560)
  • Oh Neil / A Very Special Boy (1959/Alpine 57)
  • It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (Jun.1962/Companion 2000)
  • It Might As Well Rain Until September / Nobody's Perfect (1962/Dimension 2000)
  • School Bells Are Riging / I Didn't Have Any Summer Romance (1962/Dimension 1004)
  • He's A Bad Boy / We Grew Up Together (1963/Dimension 1009)
  • A Road To Nowhere / Some Of Your Lovin' (1966/Tomorrow 7502)

オリジナル・アルバム

  • 『夢語り』 - Now That Everything's Been Said / The City (1968)
  • 『ライター』 - Writer (1970)
  • つづれおり』 - Tapestry (1971)
  • 『ミュージック』 - Music (1971)
  • 『喜びは悲しみの後に』 - Rhymes and Reasons (1972)
  • 『ファンタジー』 - Fantasy (1973)
  • 『喜びにつつまれて』 - Wrap Around Joy (1974)
  • 『おしゃまなロージー』 - Really Rosie (1975)
  • 『サラブレッド』 - Thoroughbred (1975)
  • 『シンプル・シングズ』 - Simple Things (1977)
  • 『ウェルカム・ホーム』 - Welcome Home (1978)
  • 『タッチ・ザ・スカイ』 - Touch the Sky (1979)
  • 『パールズ』 - Pearls (1980)
  • 『ワン・トゥ・ワン』 - One To One (1982)
  • 『スピーディング・タイム』 - Speeding Time (1983)
  • 『シティ・ストリーツ』 - City Streets (1989)
  • 『カラー・オヴ・ユア・ドリームス』 - Colour Of Your Dreams (1993)
  • 『イン・コンサート』 - In Concert (1994)
  • 『カーネギーホール・コンサート』 - The Carnegie Hall Concert June 18,1971 (1996)
  • 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』 - Love Makes The World (2001)
  • 『リビング・ルーム・ツアー』 - Living Room Tour (2005)
  • 『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド:デラックス・エディション』 - Love Makes the World: Deluxe Edition (2007)

ベスト盤、編集盤等

  • Dimension Dolls (1963/Dimension LP 6001)
  • 『グレイテスト・ヒッツ』 - Her Greatest Hits -Songs Of Long Ago (1978)
  • 『私花集』 - A Natural Woman -Ode Collection 1968-1976 (1994)
  • 『タイム・ゴーン・バイ』 - Time Gone By (1994)
  • 『ナチュラル・ウーマン~ヴェリー・ベスト・オブ』 - A Natural Woman -The Very Best Of- (1999)
  • 『ブリル・ビルディング・レジェンズ』 - Brill Building Legends - Complete Recordings 1958-1966 (1999)



[ヘルプ]
  1. ^ President and First Lady to Host Concert Honoring Carole King in the East Room” (英語). The White House (2013年5月17日). 2015年8月9日閲覧。


「キャロル・キング」の続きの解説一覧





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「キャロル・キング」の関連用語

キャロル・キングのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

ペルビアン・ドワーフホプロ

カーティス・L・ブラウンJr.

アツバノリ

ヤマメ

Golf

ヤマザクラを含むサクラ類

ジョグ デラックス

ホット・バタード・ラム





キャロル・キングのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキャロル・キング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2015 Weblio RSS