カラミティガンダム ブラウカラミティガンダム

カラミティガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/01 03:36 UTC 版)

カラミティガンダム (CALAMITY GUNDAM) は、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ (MS) に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつ。「地球連合軍」が生体CPUブーステッドマン」用に開発した3機の1機で、「オルガ・サブナック」の搭乗機として劇中後半より登場する。「バスターガンダム」を発展させた重砲撃機で、背中から伸びた2門の砲塔が外観上の特徴。「カラミティ」は英語で「災厄」、「疫病神」を意味する。メディアや関連商品では「カラミティガンダム」と公称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズやその関連作品群の作中内の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「カラミティ」と呼称される。


注釈

  1. ^ 新型バッテリーにより火力を支えているとした資料もみられる[11]
  2. ^ 最終決戦に投入される機体として、フォビドゥンやレイダーとともにヨハネの黙示録に起因する機体名を冠されたとする資料もみられる[12]
  3. ^ アニメ本篇 「30.PHASE-32 約束の地に」 におけるサザーランドの端末画面。
  4. ^ 一方で、本装備を大口径ビーム兵器であると記述した資料も存在する[22][23]
  5. ^ 設定画稿を参照[5]。なお、このマガジンをバッテリーとした資料も存在する[23]
  6. ^ コロニー・メンデルでの戦闘では、ジャスティスのラミネート装甲シールドに防がれた上にビームを押し返され、発射口が損傷するという事態に陥った。
  7. ^ 「ソードカラミティガンダム」と記述した資料もみられる[25]
  8. ^ 「SWORD CALAMITY GUNDAM」と記述した資料もみられる[25]
  9. ^ 「SEED MSV extra.2 ソードカラミティ初号機」で新規に起された設定(番号)[7]。なお、英名表記は「GAT-X133-01 SWORD CALAMITY-01」[7]
  10. ^ 『月刊ホビージャパン』掲載当時の記事と『機動戦士ガンダムSEED MODELS Vol.3 SEED MSV編』[8]の双方においては「トランスフェーズ装甲」で表記されている。
  11. ^ 2008年4月に発売された『MG 1/100 ランチャー/ソードストライクガンダム』や、2012年2月に発売された『RG 1/144 スカイグラスパー』に付属するソードストライカーのように、後続のプラモデルキットではストライクガンダムにおいてもこの装備方法をとるものも存在する。
  12. ^ サハクがオーブ側としてビクトリア攻防戦に協力したことから、その礼としてパイロットごと譲渡された[30]
  13. ^ この衝撃波で破壊される"内側"には、機体の内部構造のみならず、操縦しているパイロットも含まれる。
  14. ^ 解説文の背景に記載されている、この上半身裸の武術家の外見画像は、後ろ向きで顔の目元こそ影がかかっているがバリー・ホーに似る[37]
  15. ^ なお、解説文上では最後に「真相は不明」と記載されているが、背景画像上では先述の通り発想の元となった武術家が絵として記載されている[37]

出典

  1. ^ 『コミッカーズ』2003年秋号、美術出版社、36-39頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『機動戦士ガンダムSEED MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年7月1日初版発行、82-85頁。(ISBN 978-4-7580-1108-2)
  3. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、6頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
  4. ^ a b 『データコレクション18 機動戦士ガンダムSEED 下巻』メディアワークス、2004年11月15日初版発行、30-31頁。(ISBN 9784840228671)
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『機動戦士ガンダムSEED メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、28-31頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  6. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVOL.4 紅の炎編』ホビージャパン、2004年9月、42頁。(ISBN 4-89425-347-X)
  7. ^ a b c d e f g 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVOL.4 紅の炎編』ホビージャパン、2004年10月12日初版発行、130頁。(ISBN 4-89425-347-X)
  8. ^ a b c d e f g h i 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVol.3 SEED MSV編』ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、75頁。(ISBN 4-89425-336-4)
  9. ^ a b c d e f g h i 『月刊ガンダムエース』、KADOKAWA、2022年1月、198-201頁。JAN 4910124010129
  10. ^ a b c d e f g h i 『月刊ガンダムエース』、KADOKAWA、2022年2月、234-237頁。JAN 4910124010228
  11. ^ 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、162-167頁。(ISBN 978-4812426876)
  12. ^ 『月刊ガンダムエース』2004年9月号、角川書店露、293-294頁。
  13. ^ 『機動戦士ガンダム MS大全集2006』メディアワークス、2006年5月、323頁。ISBN 978-4840234115
  14. ^ 『データコレクション18 機動戦士ガンダムSEED 下巻』メディアワークス、2004年11月15日初版発行、70-71頁。(ISBN 9784840228671)
  15. ^ 『グレートメカニック14』双葉社、2004年12月、80-81頁。ISBN 978-4575464245
  16. ^ 『機動戦士ガンダムSEED』第3OP映像を参照。
  17. ^ 『機動戦士ガンダムSEED メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、59頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  18. ^ 『機動戦士ガンダム MS大全集2006』メディアワークス、2006年5月、324頁。ISBN 978-4840234115
  19. ^ 後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED 4 舞い降りる剣』角川書店、2003年11月1日、335-336頁。ISBN 4-04-429104-7
  20. ^ 『機動戦士ガンダムSEED&SEED DESTINY MOBILE SUIT FILE』講談社、2005年4月、20-21頁。(ISBN 978-4061791527)
  21. ^ 『機動戦士ガンダムSEED OFFICIAL FILE メカ編vol.3』講談社 2003年9月9日第一版発行 8-9頁。(ISBN 4063347702)
  22. ^ a b c d e 『1/144 HG カラミティガンダム』バンダイ、2003年8月発売、組立説明書。
  23. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED 公式ガイドブック3 明日への扉』角川書店、2003年11月、86頁、ISBN 978-4048536882
  24. ^ 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVol.3 SEED MSV編』ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、126-127頁。(ISBN 4-89425-336-4)
  25. ^ a b 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、28頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
  26. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 1』角川書店、2005年1月、70-72頁。(ISBN 9784047137080)
  27. ^ ときた洸一『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 2』角川書店、2005年7月、18頁。(ISBN 978-4047137325)
  28. ^ a b 『ホビージャパンMOOK 機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月31日、172-177頁。ISBN 4-89425-415-8
  29. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY B』メディアワークス、2005年8月、132-135頁。(ISBN 978-4840231992)
  30. ^ a b 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 2』角川書店、2004年7月1日、148-157頁。ISBN 4-04-429703-7
  31. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 2』角川書店、2004年7月1日、90-100頁。ISBN 4-04-429703-7
  32. ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者』メディアワークス、2006年8月15日、160-161頁。ISBN 4-8402-3498-1
  33. ^ HG 1/144 R08 カラミティガンダム”. GUNDAM.INFO. バンダイナムコフィルムワークス. 2023年3月6日閲覧。
  34. ^ a b c d e f g 『ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R ターンレッド編』ホビージャパン、2014年12月18日初版発行、46-47頁。(ISBN 978-4-7986-0934-8)
  35. ^ 「ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R ターンレッド編」ホビージャパン 2014年12月18日初版発行 23頁および27頁。(ISBN 978-4-7986-0934-8)
  36. ^ ホビーオンラインショップ FULL MECHANICS 1/100 エールカラミティガンダム
  37. ^ a b c d e f g h 曽我篤士『機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE 2』角川書店2022年12月26日 第9話『アドラーの毒』 110-111頁 (ISBN 978-4-04-113245-6)


「カラミティガンダム」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カラミティガンダム」の関連用語

カラミティガンダムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カラミティガンダムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカラミティガンダム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS