オートロック ホテルのオートロック

オートロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/03 15:47 UTC 版)

ホテルのオートロック

ホテルのオートロックは、客室のドアに設置され、ドアが閉まると自動的に施錠する錠前である。

仕組み

  • 部屋の外からはカードで開錠して入室する。
  • 室内からはドアノブをまわすだけで開錠できる。
  • ドアを閉じると自動的に施錠される。

注意事項

仕組み上、鍵やカードを室内に置き忘れたまま外出し、締め出されるミスが起こりやすいため注意が必要である。キーホルダーが、居室内の電灯全体のオン/オフスイッチを兼ねるなど、人為的なミスを減らす対策はとられつつある。

鉄道車両の電磁鎖錠システム

都心部の一部の地下鉄路線

主に都市部においてワンマン運転を行っている地下鉄などの路線では乗務員室と客室との仕切部にある仕切扉に電磁鎖錠(でんじさじょう)と呼ばれるオートロックシステムを導入している。

東急5050系 通行表示灯 (点灯中)

このシステムのない通勤形車両の仕切扉はからくりを使った簡単なものである。(主に小田急電鉄が使用している)この場合には乗務員室側からは前述の錠で、客室側から開けるには専用の(ラッチキー、忍錠(しのびじょう)[2]などと呼ばれる)で開けることになる。

一方、電磁鎖錠システムのある車両では乗務員室側にサムターン形の錠があり、扉を開けて閉めると自動で錠が掛かる。客室側から開けるには、前述のラッチキーで開けることになる。車両によって異なるが、扉をあけると両先頭車でブザーが鳴動するものや、モニタ装置に表示をして乗務員に知らせる機能がある。

ワンマン運転を行っている路線では運転士の乗務している先頭車から後方の先頭車の仕切扉の鎖錠・解錠を押しボタンで遠隔操作ができる。これは乗務員室内に設置した仕切開戸制御器(しきりひらきどせいぎょき)と呼ばれる装置で制御され、操作スイッチは仕切開戸操作器と呼ばれる。操作スイッチは運転台周辺に1か所設置されている。

このシステムは緊急時に乗客を避難させる場合等に使用するものである[3]。列車走行中に緊急避難が必要とされる非常事態が発生した場合、運転士が列車を緊急停止させ、後方車両の仕切開戸を遠隔操作で解錠して後方車両の旅客への避難路を確保する[3]。解錠された場合には扉上部の表示灯に通行可と表示される。例えば都営地下鉄三田線用の6300形東京メトロ南北線用の9000系車両では「非常の場合 係員の指示に従ってドアを手であけてください」と案内シールがある。

都営地下鉄6300形・東京地下鉄9000系の設置例

設置されている路線例(乗り入れ他社車両を含む)

地方の閑散路線

地方の閑散路線では、開き戸ではなくバスのような折り戸が用いられていることがある。閉扉すると車内側からエアーシリンダーによって押さえつけられるが、構造上、車外側からの力に弱い。そこで、車内側扉上部に速度感知式ドアロックが設置されている。これは、列車が一定の走行速度に達すると雨戸のサルに相当する金属棒が突出し、一定速度を下回ると金属棒が引き上げられるものである。


[ヘルプ]
  1. ^ 森弘之. “間違えやすい和製英語にご注意!”. すぐに使える日常英語. All About. 2008年8月14日閲覧。
  2. ^ 乗務員室の側面扉や貫通扉、仕切扉に使われる鍵のこと。このほか車内の点検蓋や側面の客用ドアに個別で鍵を掛けることなどにも使用される。
  3. ^ a b 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」1992年2月号「営団南北線の開業」50-54頁内の54頁「後部運転席仕切開戸の遠隔解錠」記事。


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