エコキュート
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エコキュート(英: EcoCute)とは、ヒートポンプ技術を利用し空気の熱で湯を沸かすことができる電気給湯機のうち、冷媒として、フロンではなく二酸化炭素を使用している機種の商品名である。
注釈
- ^ この記事における「エコキュート」の登録商標は関西電力(日本4575216号【登録日】2002.6.7 商品第11類:交換器など、役務第37類:建築一式工事など。このほか登録商標の「エコキュート」は他社による異なる対象の商品や役務の「類」の商標として(1) 章栄不動産(日本4854258号【登録日】2005.4.8 役務第36類:建物の管理建物の管理など、(2) 協友アグリ(日本4949948号【登録日】2006.5.12 商品第5類:薬剤、(3) ニプロ(日本5148181号【登録日】2008.7.4 商品第3類:風呂釜洗浄剤など。参考:特許情報プラットフォーム J-PlatPat
- ^ それらの特許の関係からヒートポンプユニットの部品はメーカーが異なってもほぼ同じものを使用している。そのため、各メーカーは吐出側(特に浴槽側)の機能で差別化を図っている。
- ^ 通常(量販店・住宅メーカー・工務店向けモデル)は脚部化粧カバー別売りでリモコンは「コミュニケーション型」・「ボイス型」いずれかを選ぶ形となっているが、系列店「パナソニックショップ」限定モデルは脚部化粧カバーとコミュニケーションリモコンが付属されている(2013年以降製造のパナソニックショップ限定モデルは貯湯ユニットの足回りが強化され耐震性が向上)。
出典
- ^ “平成22年度全国発明表彰 恩賜発明賞 CO2ヒートポンプ式給湯システムの発明(特許第3227651号)”. 公益社団法人発明協会 (2019年3月25日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “エコキュートの受賞歴”. コロナ (2020年5月7日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “平成13年度 第12回 省エネ大賞 経済産業大臣賞(5件)”. 省エネルギーセンター. 2010年5月21日閲覧。
- ^ a b “家庭用 自然冷媒ヒートポンプ給湯機”エコキュート”の 累計出荷台数700万台突破について”. 2021年11月8日閲覧。
- ^ 読売新聞2009年11月12日13S版8面
- ^ ナショナル、パナソニック 家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート)無料点検・部品交換のお知らせ
- ^ “湯沸かし器の音に苦情 対策へ”. NHKニュース. 日本放送協会 (2010年9月12日). 2010年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月27日閲覧。
- ^ “エコキュート、事故調査対象に 「低周波音で健康被害」【共同通信】”. 47NEWS (2012年12月9日). 2012年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月27日閲覧。
- ^ “「エコキュート」の音、健康被害原因の可能性”. 読売新聞 (2014年12月19日). 2014年12月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月27日閲覧。
- ^ 給湯器訴訟 パナソニック和解 鷺宮が解決金13億円 毎日新聞 2018年9月7日
- 1 エコキュートとは
- 2 エコキュートの概要
- 3 概要
- 4 健康被害
- 5 脚注
固有名詞の分類
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