ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスターの概要

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ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:21 UTC 版)

ウルトラシリーズ > ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター

概要

ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』に続く、ゼロを主役としたOV作品。2010年公開の映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の後日談で、2012年公開の映画『ウルトラマンサーガ』の前日談にあたる[1]。OVとしては初のBD版も発売された。

当初は荒木憲一を脚本とした前作と同じ座組みの、10周年を迎えたウルトラマンコスモスをメインとした作品の『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンゼロ』、もしくは「大怪獣バトルシリーズ」の総決算となる作品などが検討されていたが、2011年1月10日に企画が止まり、監督が『ベリアル銀河帝国』を担当したアベユーイチであることに加え、コスモスは『サーガ』へ登場することになったため、『大怪獣バトル』のキャラクターも引き続き共演させつつ、新作映画と連動したウルティメイトフォースゼロをメインとした作品に変更された[出典 1]。また、企画時に直面した東日本大震災を受け、「バトルそのものよりも、仲間が増えること、手を取り合うことの素晴らしさという方向へ、テーマをシフトしたい」という渋谷プロデューサーの意見にアベ監督が賛同したため、『ベリアル銀河帝国』からエメラナ姫が登場してジャンナインが誕生する物語の製作へ至った[4]

大きなセットが組めず、合成も限られているため、煙を焚いてライティングすることで、ホリゾントのバックだけにしないようにしている[5]

あらすじ

ベリアル銀河帝国との激闘から1年後、ウルティメイトフォースゼロはエメラナ姫との再会に臨むが、彼女とジャンボットは謎の人工天球によって捕えられ、別の宇宙へ転送されてしまう。

人工天球は惑星ブラムの目前に出現し、ZAPのレイとヒュウガがその内部へ潜入するが、彼らの前には歴代のウルトラ戦士たちを苦しめたロボット怪獣たちが出現する。人工天球の正体は、ロボットによって「有機生命体の抹殺」を企てるビートスターであり、エメラナたちを救うべく駆け付けたウルティメイトフォースゼロには、ロボット怪獣たちに加えてジャンボットに酷似したジャンキラーが襲いかかる。

登場キャラクター

ウルティメイトフォースゼロ

光の国の戦士たち


注釈

  1. ^ オリジナル版は前作の『ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』同様全2部作のため、サブタイトルも『鋼鉄の軍団』『鋼の独裁者』『鋼鉄の涙』に変更されている。詳細はウルトラマン列伝#放送日程を参照。
  2. ^ 第1話のみ物語の直前と思われる会話内容になっている。

出典

  1. ^ 「宇宙船vol.136特別付録 宇宙船 YEARBOOK 2012」『宇宙船』vol.136(2012.春号)、ホビージャパン、2012年3月31日、別冊p.27、ISBN 978-4-7986-0368-1 
  2. ^ 古林英明 編「ウルトラマンゼロ外伝」『NEWTYPE THE LIVE 特撮ニュータイプ』 2011年10月号、角川書店、2011年9月1日、126頁。雑誌 17011-10。 
  3. ^ ゼロVSベリアル 2020, p. 84, 「CREATION of ZERO ゼロを作りし者たち Interview おかひでき[監督]」
  4. ^ a b 村瀬直志(編)「Catch the Heroes part2 [インタビュー]アベユーイチ」『宇宙船』vol.134(2011年秋)、ホビージャパン、2011年10月1日、98頁、ISBN 978-4-7986-0302-5 
  5. ^ ゼロVSベリアル 2020, p. 80, 「CREATION of ZERO ゼロを作りし者たち Interview アベユーイチ[監督・脚本]」.
  6. ^ a b c d e 常識 2012, pp. 184–185, 「ビートスター」
  7. ^ a b UPM vol.08 2020, p. 25, 「怪獣、宇宙人、宇宙怪獣、ロボット」
  8. ^ a b ゼロVSベリアル 2020, pp. 119–120, 「ART of ZERO ウルトラマンゼロVSウルトラマンベリアル DESIGN WORKS Interview 後藤正行[キャラクターデザイン]」
  9. ^ a b GENERATOR 2022, p. 41, 「ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター」
  10. ^ 『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』DVD解説書より。

出典(リンク)



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