ウェビナー
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歴史
ウェビナーの起源は、まだインターネットが黎明期の1980年終盤に遡るとされる[1]。リアルタイムテキストメッセージアプリが開発され、ネットワークを介してリアルタイムに情報をやり取りすることが行われ始めた。1995年になると、PictureTelがLiveShare Plusというソフトウェアを提供開始した。これはデスクトップ共有を可能にして、他のユーザーに遠隔地からコンピュータへのリモートアクセス、ファイル転送、テキストメッセージを行えるものだった[1]。
最初のパブリックウェブ会議ソフトウェアは1996年5月にマイクロソフトが発表したNetMeetingで、Internet Explorer 3.0のコンポーネントとして登場し、リアルタイムでデータのやり取りや通信ができた[1]。
Xerox PARCが開発した最初のウェビナーソフトウェアがPlaceWareから同年に提供開始された[1]。このソフトウェアの特徴は、数百人以上もの聴衆向けにプレゼンテーションを行える機能で、他に投票、プライベートチャット、ウェビナー参加者をプレゼンターに昇格させる機能などであった[1]。
1998年に、Eric R. Korbが "webinar"という単語を登録商標にしたが、異議申し立てがあった。現在は、InterCallがこの商標を保持している[1]。
1999年には、シスコが1,000人までの聴衆にウェビナーを行えるWebEx Meeting Centerというソフトウェアを開発した[1]。このソフトウェアは後にWebExに改称された[2]。
その後、様々なベンダーによってさまざまなウェビナーツールが開発された。2020年に新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の蔓延によるパンデミックが発生すると、ほぼすべてのセミナー、イベントがオンラインに移行し、さかんにウェビナーが行われるようになった[2]。
主なウェビナーツール
- Zoom
- Microsoft Teams
- ON24
- BrightTALK
- GoToMeeting
- ULIZA(ウリザ)
- millvi(ミルビィ)
- ミルビィポータル
- V-CUBEセミナー
- GigaCast
- コクリポウェビナー
- ネクプロ
- Lite FreshVoice
- Jストリーム
- 1ROLL
関連項目
- セミナー
- ウェブキャスト
- ウェブ会議
- 仮想イベント
- ウェビナーマーケティング
- ウェビナーのページへのリンク