インターネットスラング 利用の形態

インターネットスラング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 01:49 UTC 版)

利用の形態

これらは、チャット電子掲示板上での利用が主となるが、ゲームでもチャット機能を備えるものに利用が見られる。特にそのチャットでは、そのゲーム内のみで使用される略語やスラングが使用される場合がある。特にパソコン側にクライアントソフトウェアインストールさせる、また課金制の有料サービスでは、コミュニティの健全化や不快なユーザーの締め出しという意図もあって、禁止用語がかなり多岐に渡る傾向が見られ、代替語や置換語など抜け穴を探すユーザーとのいたちごっこといった動きもある。

また感情表現が文字媒体に制約されるインターネットコミュニティに在っては、親しみやすさや感情表現を求めてこういったスラングの利用を行う者もいて、スラングからジャーゴン化したりする傾向も無いではないが、比較的砕けた場の雰囲気を表現するために利用される。

また、いわゆるWeb 2.0などのインターネット上の特定の傾向や思想を示す造語の類いは、提唱者のブログや、ニュースメディアであえて公言される例がある。

しかし近年では、インターネットスラングにおいては差別的ではないが一般的には差別的な意味を持つ言葉や、そのインターネットスラングの元の言葉が不適切であるということを、知らずに使ってしまったYouTuberなどが炎上してしまうケースが見受けられる[6][7]

脚注

関連項目


注釈

  1. ^ 女子高生を表す「JK(ジェーケー)」や、嘲笑していることを表す「草(くさ)」などがその例である。他方、落ち込んでいることを表す「orz」など、多くのインターネットスラングは一定の読みが与えられておらず、音声言語としての地位を獲得しているとは言えない。
  2. ^ Twitter社はTwitterを「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」(通信網)であると規定し、SNSではないとしている。
  3. ^ 報道で基地の区域外を表す場合は「基地の外」、と呼ぶ。
  4. ^ 検索エンジンのGoogleを使用して(何か/誰か)についての情報をWorld Wide Webから得ること」(原文:"to use the Google search engine to obtain information about (someone or something) on the World Wide Web ")[3]
  5. ^ 「検索エンジンのGoogleを使用して、インターネット上で(誰か/何か)についての情報を探すこと」(原文:"Search for information about (someone or something) on the Internet using the search engine Google.")[4]

出典



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