インク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 06:22 UTC 版)
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「インキ」という表記もあり、これは明治期によく使われたが、やがて「インク」が一般化した[1]。技術用語としては現代でも「インキ」は正式に使われるが、用語によっては「インクジェット」など、定着している表記に揺れがある[2][3][4]。
日本や中国で古くから使われている墨もインクの一種である。
油性インクは長時間未使用のまま保存するとインクが固まってしまう、水性インクは保存には優れているが水に濡れると滲んでしまう弱点がある。近年はボールペンやプリンターなどで「水性顔料インク」が多用されている。長期の保存に耐え、水に濡れても滲みにくく手についても水洗いで落とせるなどといった利点を持っている。
- ^ "インク". 精選版 日本国語大辞典. コトバンクより2021-10-4閲覧。
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の日付が不正です。 (説明) - ^ 根本雄平「印刷インキ基礎講座(第I講)総論」『色材協会誌』第60巻第6号、色材協会、1987年、348-355頁、doi:10.4011/shikizai1937.60.348。
- ^ 戸津川晋「インキのはなし 第14回 インキかインクか」『ぷりんとぴあ(1994年-1997年発刊・保存版)』日本印刷産業連合会、33-35頁 。
- ^ JIS Z 8123-1:2013「印刷技術用語-第1部:基本用語」(日本産業標準調査会、経済産業省)
- ^ “Atramentum”. Conservation and Art Materials Encyclopedia Online. Museum of Fine Arts Boston. 2017年1月30日閲覧。
- ^ Allen, Alexander (1875). “Atramentum”. A Dictionary of Greek and Roman Antiquities. John Murray. pp. 170-171
- ^ “Atramentum”. A Dictionary of Greek and Roman Antiquities. John Murray. (1890)
インクと同じ種類の言葉
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