アルビレックス新潟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 00:36 UTC 版)
選手・監督
アルビレオ新潟FCへの改称以降、クラブには200人を超える選手が在籍した。最長の在籍期間、最多の出場試合は共に新潟県内出身の本間勲で在籍15年半[注 8]、出場試合数は316試合である。最多得点選手はブラジル国籍のエジミウソンで、116試合に出場して62得点を決めている。エジミウソンをはじめとした外国籍選手の国籍は8ヶ国を数え、最多は常駐のスカウトを派遣しているブラジル国籍選手である[注 9]。
監督の交代はJリーグ昇格以前から少なかったが、2016年以降在任期間が1年未満での交代が続いている。アルビレオ改称後、最長の在任期間は反町康治の5年、最短は2016年の片渕浩一郎の3ヶ月である[注 10]。J1での最高順位は鈴木淳が指揮を執った2007年の6位、最多勝点は柳下正明が指揮を執った2013年の55点である[41]。
夢のイレブン
J1昇格10周年記念企画「俺たちの夢のイレブン」[注 11] |
クラブのJ1昇格10周年を記念し、2013年11月から12月にかけ新潟日報紙上で「俺たちの夢のイレブン」が募集された。ファン投票の結果を受け、2014年1月4日の新潟日報紙上で発表された「夢のイレブン・監督」12人を以下に記す[42]。最多得票はマルシオ・リシャルデスの507票だった。
(並びは投票数順)
- ^ 新潟県サッカー協会理事長(当時)の澤村哲郎は、賛同を得るにあたって、新潟県が1998年冬季オリンピック(後に長野での開催が決まる)の開催都市に立候補できずにいたことが大きな要因になったと述べている[4]。
- ^ この決定を下した当時の代表取締役社長池田弘は「人切り池田」として大きな非難を浴びた[5]が、その様子が川淵三郎の目に留まる。このことがきっかけとなり、池田は後にJリーグ理事に就任した。
- ^ 新潟に在籍した経験がある選手
- ^ 年間観客動員の新記録を達成したため。
- ^ 1試合平均観客動員数を大幅に更新したため。また、新潟県中越地震の復興支援に貢献したため。
- ^ 最終節を除く16戦までの計算ではJ1で3位の水準であった。
- ^ 新型コロナウイルスの感染拡大により無観客で開催
- ^ 栃木SCへの期限付き移籍期間を除く。
- ^ 朝鮮籍の安英学、在籍時二重国籍の中島ファラン一生、日本国籍を取得したマイケル・ジェームズを含める。
- ^ 成績不振により解任された吉田達磨の後任としてコーチから監督に昇格する形でシーズン終了まで指揮した。片渕は翌年からコーチに復帰した後、暫定監督を含めて2度指揮している。
- ^ 選手の配置は実際のポジションと異なる選手もいるが、紙面に掲載された順に配置した。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “クラブガイド:アルビレックス新潟”. 日本プロサッカーリーグ. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “危うく「オラッタ新潟」になりそうだったアルビレックス新潟”. @morimori206 (2019年3月25日). 2023年10月5日閲覧。
- ^ 松尾潤 (2007年5月10日). “【ヤマザキナビスコカップ 甲府 vs 新潟 レポート】決着はつかなかったが、真のダービーに近づいた『川中島ダービー』(07.05.10)”. J's GOAL. 2009年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 飯塚健司『アルビレックス新潟の奇跡』小学館、2005年。ISBN 4093553335。
- ^ “株式会社アルビレックス新潟 代表取締役社長 池田 弘氏”. インタープライズ・コンサルティング. 2023年10月5日閲覧。
- ^ 元川悦子 (2003年11月24日). “【J2 第44節新潟 vs 大宮戦レポート】ついにJ1昇格決定。J2優勝も決めた新潟 [ J's GOAL ](03.11.24)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ “マルクス選手獲得のお知らせ [ 川崎F ](03.12.25)”. J's GOAL (2003年12月25日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月6日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2004年10月8日). “【J1-2nd:第9節 新潟 vs 鹿島 レポート】新潟が粘り勝ちで4連勝。鹿島の一瞬の隙を突いてファビーニョが決勝ゴール [ J's GOAL ](04.10.18)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月27日閲覧。
- ^ 前島芳雄 (2005年12月9日). “【第85回天皇杯5回戦:磐田 vs 新潟 プレビュー】リーグでの対磐田初勝利を果たした新潟がもう一つの壁を突き破るか、それとも磐田が前回の借りを返せるか。 [ J's GOAL ](05.12.09)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2004年11月11日). “【J1-2nd:第11節 新潟 vs 柏 レポート】闘志が空回りした新潟はまさかの3連敗。気迫で上回った柏は残留へ1歩前進 [ J's GOAL ](04.11.11)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ “矢野 貴章 選手 キリンチャレンジカップ2007 ~ALL FOR 2010!~(3/24 対 ペルー代表@横浜国際総合競技場 )日本代表メンバーに追加招集のお知らせ [ 新潟 ](07.03.22)”. J's GOAL (2007年3月22日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2008年2月28日). “【開幕直前!33クラブ別戦力分析レポート:新潟】目標は5位以内。チーム内の競争が「アグレッシブ」の質を高める。 [ J's GOAL ](08.02.28)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 大中祐二. “鈴木淳監督の“秘密のレシピ”とは?(アルビレックス新潟)”. OCNスポーツ. 2010年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 佐藤円 (2010年8月14日). “【J1:第18節 山形 vs 新潟】レポート:北村が2試合連続決勝ゴール! 守備で術中にはめた山形が新潟の負けなしを11試合でストップ! [ J's GOAL ](10.08.14)”. J's GOAL. 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2010年5月16日). “【J1:第12節 新潟 vs 山形】レポート:新潟が6年ぶりの4連勝。本間勲の決勝のミドルシュートで山形に逆転勝ち。 [ J's GOAL ](10.05.16)”. J's GOAL. 2013年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2012年2月24日). “【開幕直前!40クラブ別戦力分析レポート:新潟】大量の戦力補強でポジション争いが激化。競争を上位進出へのパワーに [ J's GOAL ](12.02.24)”. J's GOAL. 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 新潟日報 2012年5月22日
- ^ “新潟、黒崎久志監督が辞任…J1の監督交代は今シーズン4クラブ目”. サッカーキング. (2012年5月21日) 2013年1月27日閲覧。
- ^ 『柳下正明監督 就任のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2012年6月11日 。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2012年12月2日). “【J1:第34節 新潟 vs 札幌】レポート:新潟が4ゴールで大勝。逆転で残留を決める [ J's GOAL ](12.12.02)”. J's GOAL. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ 斎藤慎一郎 (2013年10月27日). “新潟、J1残留確定!川又ハットで視察ザックに代表入りアピール”. Sponichi Annex. 2013年10月29日閲覧。
- ^ 『2016シーズン監督に 吉田 達磨氏 決定のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2015年12月2日 。2015年12月4日閲覧。
- ^ 『2017シーズン監督に三浦 文丈氏決定のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2016年12月12日 。2023年10月5日閲覧。
- ^ 『監督に呂比須ワグナー氏 内定のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2017年5月11日 。2023年10月5日閲覧。
- ^ 『【ご報告】当クラブ所属選手の道路交通法違反について』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2020年10月15日 。2023年10月5日閲覧。
- ^ 『本間 至恩 選手 クラブ ブルージュ(ベルギー)に完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2022年7月16日 。2023年10月5日閲覧。
- ^ “3発快勝の新潟が6年ぶりのJ1昇格を決める! ゴールラッシュで大勝の熊本はプレーオフ進出【サマリー:明治安田J2 第40節】”. 日本プロサッカーリーグ (2022年10月8日). 2023年10月5日閲覧。
- ^ “横浜FCのJ1昇格決定も敗れた為、優勝は新潟に 共に敗れた琉球、岩手の21位以下が確定”. 日本プロサッカーリーグ (2022年10月17日). 2023年10月5日閲覧。
- ^ 『伊藤 涼太郎 選手 シント=トロイデンVV(ベルギー)に完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2023年6月5日 。2023年6月5日閲覧。
- ^ 『【超限定ユニフォーム】2020 ONE NIIGATAメモリアルブルーユニフォーム着用決定!』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2020年12月24日 。2020年10月25日閲覧。
- ^ “アルビレックス新潟2014新ユニフォーム”. アルビレックス新潟. 2014年1月4日閲覧。
- ^ “2015シーズン カップ戦1stオフィシャルオーセンティックユニフォーム先行予約受付 いよいよ開始!”. アルビレックス新潟 (2015年1月30日). 2015年10月21日閲覧。
- ^ “Jリーグ - 公式記録”. Jリーグ. 2013年1月23日閲覧。
- ^ a b “年度別入場者数推移(1993~2005)”. Jリーグ. 2013年1月23日閲覧。
- ^ “【2003 J.LEAGUE Awards】Join賞(チェアマン特別賞):アルビレックス新潟受賞の様子 [ J's GOAL ](03.12.15)”. J's GOAL (2003年12月15日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ “【2004 J.LEAGUE AWARDS】2004Jリーグベストピッチ賞/Join賞(チェアマン特別賞) [ J's GOAL ](04.12.13)”. J's GOAL (2004年12月13日). 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ a b “年度別入場者数推移(1993~2012)”. 日本プロサッカーリーグ. 2012年3月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月23日閲覧。
- ^ a b c “サポーターカンファレンス議事録”. アルビレックス新潟. 2013年1月23日閲覧。
- ^ “2013Jリーグ ディビジョン1 クラブ別入場者数”. 日本プロサッカーリーグ. 2013年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月5日閲覧。
- ^ “2014Jリーグ ディビジョン1 クラブ別入場者数”. 日本プロサッカーリーグ. 2014年12月10日閲覧。
- ^ “17勝、勝ち点55、過去最多”. 新潟日報 (2013-21-07). 2013年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月4日閲覧。
- ^ 新潟日報 2014年1月4日1版 17-18面 特集面
- ^ a b c d e f “株式会社アルビレックス新潟 第27期決算公告”. 官報決算データベース. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “会社概要”. アルビレックス新潟. 2023年10月6日閲覧。
- ^ a b c d 大野貴司『プロスポーツクラブ経営戦略論』三恵社、2010年、118-129頁。
- ^ a b 上田里恵 (2007年12月7日). “<ベンチャースピリッツ>アルビレックス新潟会長 池田弘”. Biz STYLE. 2011年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月5日閲覧。
- ^ 『アルビレックス新潟バルセロナ 外務省公認事業プロジェクトに認定』(プレスリリース)アルビレックス新潟バルセロナ、2013年2月5日。 オリジナルの2013年6月25日時点におけるアーカイブ 。2023年10月6日閲覧。
- ^ 『アルビレックス新潟FCプノンペン、創立!』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2013年10月16日 。2023年1月6日閲覧。
固有名詞の分類
- アルビレックス新潟のページへのリンク